朝日連峰 古寺山付近 登山道の手入れ

2012年07月28日(土) 〜 2012年07月29日(日)

天候

晴　暑かった〜

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

環境省などからの指導をいただきながら、登山道の手入れの講習会でした。
これは登山道の洗掘を軽減するため、道から排水するための、粗朶を設置する工法。

こちらは階段、土留めを兼ねます。
国立公園内で、外部からの資材で外来種が混入したりするのを防ぐため、付近の枯れ枝などを利用して設置しました。

沢を横断するような道での粗朶を使った排水。
これも資材は現地調達ですが、生きている木を伐ってはいけません。

一日目の作業を終えて、古寺鉱泉からとなりの沢の

日暮沢小屋に移動。
2012年には、日暮沢小屋までの林道が崩れた箇所があり長めに歩きました。

食事は小屋の前で。

夜が更けます。蚊に刺されます。

小屋の周囲にはヒメボタルが乱舞していました。

翌朝、また古寺鉱泉のほうへ移動して作業です。
歩いている途中に飛んできたオオオバボタル。

古寺鉱泉から登って行く間にオオクワガタのちいさいのがいました。ちいさいのにオオクワガタ。

地元山岳会で、普段から手入れをしている先輩たち。

ずっと懸案だった古寺山の三沢清水下部の洗掘の酷いところ。

このあたりの土。というか砂。

花崗岩などが風化してぼろぼろになっています。
こうなると侵食が一気に進んでしまいます。

ちいさなダムのようにステップを設置して、流れてきた砂がたまるようにして、ここに草が生えるなどすれば道もしっかりしてきます。

前日の午前9時に集合、二日目の小屋出発は朝の5時、下山は17時30分過ぎでした。
山に登るよりも疲れました。

感想

looseloop

作業をしている間には、登山者が幾人も通って、「おつかれさま」「ありがとう」と声をかけていただきました。
遠くは九州や四国などからもこの山に登りに来た方がおりました。
素敵な山の格好をした山ガールさんのパーティもあって、おお！朝日連峰にも山ガールさんが来るようになったのだと思ったりしました。