奥日光小田代原と高山
- GPS
- 03:44
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 425m
- 下り
- 427m
コースタイム
天候 | 曇り 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
戦場ヶ原は所により木道工事中で進入できないところあり。その他は特に問題なし。 |
写真
感想
赤沼の駐車場には8時頃到着。広大な駐車場は空いていたが、正午頃に戻ってきたときは満車状態だった。この日の朝の奥日光の気温は3℃くらいまで下がっていて、かなり寒かったが、8時の時点ではそれほどの寒さは感じなかった。昨日も寒く、その中で終日行動したため、少しは寒さに体が慣れたのかもしれない。シューズを履きスパッツを巻いて8:05に出発。道路を渡り遊歩道を歩き始める。ハイカーや観光客が多数かと思ったが、時間が比較的に早かったためか、ほとんど人の姿は見ることもなく先に進む。赤沼の分岐から先戦場ヶ原方向は、木道が工事中で歩けない状態だった。今日は小田代原方面に進むつもりだったので影響はなかったが、予定していたら行程の変更が必要だった。小田代歩道は人の姿は少なかったが、あちこち紅葉していてきれいだった。空は鉛色の曇天で色がイマイチ映えないが、それは言ってみても仕方のないことだった。雨よりはまし。ハイカーも少なく静か。時折鹿の鳴き声が聞こえるくらい。静寂の森を進み8:55に小田代原に至る。紅葉はここもきれい。ここは今年の1月に庵滝へ行くのに立ち寄って以来。人の姿は少なかったが、低公害バスは走っていて、中に観光客が多く乗っているようだった。この辺りからは日光白根山も見えたが、昨日の雪はまだ残っているようだった。
今日は小田代原がメインではないので、適当なところで引き返して幕張峠へ向かう。ここを自分が歩くのは初めて。Zさんは何度か来たことがあるようなので先を歩いてもらうが、昨日痛めた膝がまだ直っていないらしい。この後目指す高山には行けそうもないと弱気なことを言っていた。取りあえず行けるところまでとして進む。途中の笹原から見た高山は、こんもりとしていて傾斜が急に見えた。地図で見る登山道も大きく巻いていて、やはり一気に標高を上げるように見えた。熊窪の分岐を過ぎて本格的な登りにかかる。1パーティ下山するパーティがいてそれをやり過ごした後は、周囲は無人になった。やはり鹿の鳴き声しか聞こえなくなった。膝痛の出たZさんも何とか登っている。周囲は樹林帯で展望は得られないが、樹木が色付いているので、それを見ながらの登りでも楽しい。小田代原の歩きでは汗すらかかず、暖かい帽子を被っていたが、この登りになるとさすがに暑くて、着ていたジャケットをまず脱ぎ、帽子もしまって歩き出す。風は全くないが、登っていて暑くて仕方ないという状態には全くならなかった。ジグザグの登りが終わると、最後は山頂に向けて直登気味に歩き山頂に10:05到達。誰もいない。少し遅れてZさんも到着。膝が痛いとは言いながらもピークを取るあたりはさすが。
高山の山頂は、事前に聞いていたように、中禅寺湖も男体山もよく見えるわけではなくて、木の向こうにしか見えなかった。もっと季節が進んで落葉すればひょっとするともう少しよく見えるようになるのかもしれないが、それでも大展望が開ける場所ではなさそうだった。それでも我々以外誰もいない静かな山頂に座って持参した食料をぱくつく。登りで暑くなったが、座って休憩しているとやはり寒い。上着を着て体を冷やさないようにする。山頂からは東に延びる尾根を進んで竜頭の滝方向に進む。ここも紅葉はきれいだったが、もう見慣れた感があって、いちいち止まって写真を撮ることもしなくなってしまった。それでも時折特にきれいなところは止まって写真撮影と観察に時間を費やした。少しジグザグの登山道を下ると竜頭の滝の上部に出てくる。高山の山中では数える程度しか人は見なかったが、ここに降りてきたらいきなりのカオス状態。竜頭の滝まで行くか相談するもZさんは膝が限界らしく、ここで待ちたいとのこと。自分はどうしようかと思ったが、この先観光客が多い所には進む気がせず、ここから赤沼の駐車場まで戻ることに。Zさんは駐車場で待ってもらい後に拾うことにした。
川を左手側に見ながら進み駐車場へ戻るコースを歩く。反対からは続々とハイカーと観光客が歩いて来る。やはり紅葉の時期の奥日光の混雑はすさまじい。人の列が切れない時もあった。これで平日なのだから、昨日のような好天の日曜日であれば、相当の混雑だったろうと容易に想像ができた。平日の訪問でよかった。しゃくなげ橋を過ぎ赤沼との分岐へ至る。今日は午後からは天気が崩れそうな予報が出ていて、実際に雲行きが怪しくなってきたので、長居は無用と思い早足で先に進む。それに平坦地歩きでは、普通に歩いただけでは寒くて、ある程度ペースを上げて歩く必要があった。それでも人が多いので、走ったりするのはさすがに躊躇われたし、実際にしなかった。正午前に赤沼の駐車場に到着。朝はガラガラでどこにでもクルマを駐められたが、この時間は見渡した限りはびっしり満車だった。紅葉を見に来る人達のクルマなのだろう。確かに紅葉はきれいだったが、これだけのクルマの数を見てしまうと、なかなか再訪する気にはなれそうもない。
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