荒神山〜茶臼山で真の山復帰…なるか⁉
- GPS
- 03:04
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 326m
- 下り
- 313m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明瞭 |
その他周辺情報 | 下山後、伊勢崎市方面へ観光に出かけたのでもつ煮屋日の出にてもつ煮定食(おかず大盛り) |
写真
感想
長ーい自粛期間を超え、短く暑い夏を超え、いよいよって時は病院のベッドで長きを過ごし、絶好の行楽日和は術後経過による自粛。
ようやく来たよ、山のシーズンが私に。
思えば炎天下の中でダイエット目的で走った無駄なジョギングが仇となり壊した右膝。それから整形外科に通うも判然としない膝の状況。セカンド・サードオピニオンと時間を掛けてようやくようやく漕ぎつけた選択肢が骨切り術という手術、そして長いリハビリ期間。そして1年後の抜釘手術後のやはり登山自粛期間。
ようやく歩くよ、山の静寂を求めに。
そんな長い前置きとは真逆のショートコースを選んだのは2日前に探し出した群馬県にある八王子丘陵と呼ばれる一角にある茶臼山・荒神山。
買ったまま数か月放置が余儀なくされた私の山靴とそれを羨みつつも先延ばしにしてた新靴購入を、山中でソールが剥がれるまで履きつぶしたことでようやく踏ん切りをつけた妻の靴。お互い別々の場所で別の日に購入したのに試着の結果共にセール価格でコスパよく購入した自己満足というハイスペックも兼ね備えた靴だ。
というわけで私の足慣らし、我らの靴慣らしを同時にこなす。
最初こそ鎖場のある登山道だがその後は緩めのアップダウンを繰り返す運動効果が意外と良さそうな山だ。
道中、自分の膝とそれよりなにより靴の状態が気になる私。ついつい下を見がちに歩いていると地面がゆらゆらと蠢く。
ついに老眼が加速化しだしたか?と思う間も与えてもらえず感付いたのはやはり自分。
「どぅわーー!!」と漫画でしか見られないような擬音で驚いた目の前には虫、否、虫達。
数年前も登山道でよく見た年があったのをその時にフラッシュバックさせる破壊力の蠢きはたくましき(虚偽)麗しき(誇張)元北アルプスの淑女(仮)の妻peachfaceの前では「キャー!なにこれ!いいじゃーん!」
いいじゃん?何が?と思うわけは全くないpeachの反応慣れをした私としてはただひたすらその蠢きから若干の距離を置き、その光景を温かく見守るだけのへっぴり亭主。
その後いたるところに、それはもうほんとに周辺の景色や山の空気を味わう目線ではなく下をずーっと見ながら「あ、いた!」「こっちにもっとデカい群れいた!」の繰り返し。低山だからこそ電波の入るその状況ですぐ調べるpeachの口から出てきた言葉は
「ケバエって虫だって。よーするにウジだって。」
その言葉にウジウジするどころかうかうかしてると踏んでしまう、という思いからドキドキと変な動悸を感じ、当の本人達=ウジたちはウニョウニョと動くしで振り返るとpeachはウキウキした面持ちで歩いているし。
そんな感じで茶臼山の分岐からはまず八王子山から目指し、山中に無展望でひっそりとたたずむ山頂を踏んだ。茶臼山周辺と山頂はハイカーが多く
下調べが不十分だった自分は山頂からの展望が良く、赤城に谷川にと目には十分だった。
帰りの道中もウニョウニョを気にしながら足早に戻り自分も多分ウニョウニョ達も無事に?山行を終えた。
今回初めて導入したユニクロのエクストラファインメリノウールセーターをTシャツ代わりに地肌に着て登山に使えるかの実験をしてみた。
結果としては今回程度の季節気温運動量運動時間ならポリエステルよりも乾きが早く匂いは全然気にならないレベル。繊維的に通気性が良いので立ち止まると涼しい。風があると寒く感じる。実感としては登山に「使える」と判断。次回はもう少しだけ運動量を上げた山で実証実験をするつもりだ。
うにょうにょは山のノートにしたためて参りました。
見た目はアレだけど愛をこめて。
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