犬ガ岳（求菩提登山口から笈吊、大竿周回）【福岡県、英彦山山地】

2002年05月02日(木) [日帰り]

• GPS: 04:05
• 距離: 8.3km
• 登り: 870m
• 下り: 867m

コースタイム

●コースタイム
犬ガ岳登山口 15:12 − 徒渉 15:34/42 − 経読林道出合 15:52/57 − 経読み林道からの登山口 16:04 − 道に迷う
− 笈吊峠 16:50/55 − 犬ガ岳 17:35/40 − 大竿峠 17:55 − 経読林道 18:06 − 木橋 18:40/45 − 広河原 19:07
− 犬ガ岳登山口 19:17

●行動時間
　…　4:05

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●今日の移動
(家) = (登山口) – 犬ガ岳 − (登山口) = (家)

●登山口へのアクセス
○求菩提登山口）
・国道10号線豊前市「千束」交差点を南下、県道32号線に入る。なお、交差点の青看板には「求菩提山」等の案内標記があるはず。概ね終点まで進むと、そこが求菩提資料館などがあるところ。更には犬ヶ岳への登山口へと続いている
・求菩提資料館をやり過ごし、更に奥へと進むと、進行左手に登山用の駐車場がある

コース状況／危険箇所等

●コース状況
・ウグイス谷コースでは、経読林道以後の笈吊峠までの間がやや紛れあり。森林管理の印も付けられているので、注意
・道迷いを起こした場所は、経読林道の上部すぐ。林道から進んであまり経たないうちに、流れの左岸から右岸へと渡っていくのだが、そのとき左岸をまっすぐ上る森林管理道もある。その道からムリをして登っても、最後には急崖があるので、危険なことはしないように

●買う、食べる
・コンビニ、飲食店等は、国道以降は見なかったように思う

●日帰り温泉
・H24時点では、地図によると求菩提温泉「卜仙の郷」という日帰り入浴施設があるが、当時はこんな立派なものがあったかどうか。もっと簡単な温泉に入ったような記憶があるのだが…

写真

5/2 15:36

途中の徒渉点。岩に赤印がある（求菩提登山口〜経読林道〜笈吊峠）

5/2 15:54

経読林道に到着（求菩提登山口〜経読林道〜笈吊峠）

5/2 15:54

経読林道から犬ガ岳を見上げる（求菩提登山口〜経読林道〜笈吊峠）

5/2 16:54

途中道に迷い、ようやく笈吊峠に到着（求菩提登山口〜経読林道〜笈吊峠）

5/2 17:07

石楠花が残る（笈吊峠〜犬ガ岳）

5/2 17:17

犬ガ岳山頂が近づいて来た（笈吊峠〜犬ガ岳）

5/2 17:23

山頂手前から来し方を振り返る（笈吊峠〜犬ガ岳）

5/2 17:39

犬ガ岳の山頂（犬ガ岳山頂にて）

5/2 17:39

かつては何があったのであろうか。付近はヤスデがいっぱいなのがわかるだろうか（犬ガ岳山頂にて）

5/2 18:36

恐淵。デジカメでは明るく見えるが、18時半を過ぎ、谷間は暗い。そこにロープ一本の徒渉はビクビクもの（犬ガ岳山頂〜大笊峠〜求菩提登山口）

撮影機器：

C-990ZOOM オリンパス

感想

otoh

　最近体重も低めでスタミナ切れ気味。なるべく楽に登れるところを思ったのが間違いであった。
　最初は良かったが、経読林道から先で、道間違い。笈吊峠への道が分からない。ひょっとしたらと思って大きく戻ると、流れを渡る別の赤テープを発見。どうやらそちらが正解だったようだ。これに気がつくまでに30分以上はロスしてしまう。スタートも遅かっただけに、ちょっと時間が気に掛かる。
　笈吊峠から鎖も登り、あとは尾根を進む。
　山頂付近からは、地面をよく見るとヤスデだらけ。ムカデのような体つきの小動物だが、踏みつけては可哀想である。と思うが、進むにつれ増えていく。いや、頂上付近ではもう足の踏み場は全くない。リュックを降ろす場所すらない。
　ヒッチコックの映画のようで、不気味な気持ちになってきたので早々に退散。
　帰りに一ノ岳にもよりたいが、何よりも時間が気になるので、断念。
　経読林道から恐淵までもなんだかとても長い。
　殆ど暗くなってきた頃、ようやく恐淵にたどり着くが、鎖一本だけが頼りの丸太渡り。その下には、激流が暗く不気味な音を立てている。見えないのだが、見るとぞっとしてしまう。一気に渡り、一目散に下山。
　夜の帳が降りた頃、なんとか車に帰り着いた。
　出発時間については、また反省。