三本槍岳
- GPS
- 03:48
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 589m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
天候 | 晴れ、弱風 気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・スキー場のゴンドラ利用、運行は8時30分から。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ゴンドラ山頂駅から三本槍岳山頂まで基本的には雪道だが、清水平付近から山頂までは雪の少ない箇所が多く、夏道が出ている所も多かった。中の大倉尾根は雪がまだ豊富でスキーは十分楽しめるが、この後高温が続けば楽しめる期間は長くないかもしれない。 ・雪質は、中の大倉尾根は快適なザラメ、三本槍岳直下の斜面は凍ってはいないものの、かなり硬い雪。 ・登山者は朝のうちはほとんど見掛けなかったが、下りでは数パーティ見掛けた。平日でもこの程度なので、休日であればもっと多くの登山者がいるのではないか。 ・滑降がメインであれば、中の大倉尾根を登り切ったあたりからゲレンデに向けて滑ると良いかもしれない。それ以降は、雪とブッシュがミックスになっていて歩きづらかったり、滑るのに適当な斜面が少ないように思われた。但し、時期やその人の技量によっても異なるだろう。尾根からゲレンデに戻る際、ゲレンデに最も近いあたりは少し登りになっている。 |
写真
感想
三本槍岳はこれまで二度狙って二度共悪天候(濃霧や強風)で行く先を茶臼岳に変更していた。三度目の正直を狙ったが、朝、スキー場の駐車場に着いた時点で既にクルマを揺するほどの風。ゴンドラが動かないのでは?と案じたが、そんなことはなく平常運行していた。
ゴンドラを下りてシールを付け行動開始。風は吹いているものの、冷たさはない。平日のため、朝早くから登山にせよBCにせよ山に入る人はいないようで、周りに人は全くいなかった。が、踏み跡は多くあるので、休日などは多くの人が訪れるのだろう。スキー場から離れて中の大倉尾根の登りにかかる。登りといっても大変緩やかなので高度はほとんど上がらない。登りの時は始終南風が吹き付けていたが、ハイクアップで暑くなった体を冷ますにはちょうど良い程度だった。グローブもアウターのみで十分。広葉樹の樹林帯が切れ、目指す山が見えると風が体に直接当たるようになった。標高も上がってきているので、少し寒さを覚えるが、それでも強風の名所である那須とすれば、この程度の風はそよかぜみたいなものだろう。ジャケットのフードを目深に被って黙々と歩く。
尾根を登り切ると、雪の付きが悪いのか、風で飛ばされるのか不明だが、積雪の少ない平坦なエリアに入った。このあたりは夏道が出ていたり、ブッシュが出ていて、スキーを付けて歩く場合は、雪を拾いながらになった。風が吹き渡る清水平を抜けると目指す三本槍が良く見えた。最後の登りは斜度が適当でスキーには適しているように見えたが、実際帰りに滑ってみると、雪が硬くて自分の技量ではどうにもならなかった。最後の登りの後はまた雪を拾いながら歩いて山頂に到達した。これまで二度敗退していたが、三度目は以外とあっさり到達できた。ここでこの日最初の登山者を見る。山頂は遮る物がなく、南風とは言え標高2,000mに近いのでさすがに寒く、あまり長居はできなかった。
ブッシュの上を滑る気はないので、滑るのに適当な斜面まで山頂から移動してシールを剥がす。ここでの滑りは我慢の滑りというか、転ばずに降りてくるので精一杯だった。清水平に戻り再度シールを付けて歩く。滑りはわずか3分程度だったので、シールを付けたまま下れば良かったと後から少し思った。雪・ブッシュがミックスは歩きづらく、いい加減嫌になったところでようやく滑降に適した斜面が現れ、再度シールを剥ぐ。今度は斜度・雪質(ザラメ)共に良く、滑っていて大変気持ちよかった。勿体ないので止まって写真など撮りながら少しずつ標高を下げる。尾根は斜度が緩すぎてスキーが全く滑らないのでは?と登りの時思ったが、杞憂だった。ぶなの多い樹林帯をゆっくり滑りゲレンデに到着。空いているゲレンデを滑ったが、気温が高いせいか雪が湿っていて重く、あまり快適ではなかった。
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