西国街道15日目(廿日市〜新岩国)

2020年11月23日(月) [日帰り]

• GPS: 12:06
• 距離: 34.0km
• 登り: 526m
• 下り: 524m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:03
• 休憩: 0:04
• 合計: 12:07

距離 34.0km 登り 539m 下り 526m

6:52 スタート地点
10:54 10:55 大野浦駅
11:29 11:32 宮浜温泉海望の源泉地
11:52 残念社
18:59 ゴール地点

玖波駅〜新岩国駅間は公共交通機関がないため、リタイヤ手段がない。
飲食店・コンビニもないため、ほぼ補給ができなかった。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

START:廿日市駅(宿泊地より電車で移動)
GOAL:新岩国駅(新幹線で帰宅)

【通過した宿場】
32. 玖波（大竹市）
33. 関戸（岩国市）

コース状況／危険箇所等

一部区間で舗装がない林道ややや登山に近いハイキングレベルの道も混在する。
それなりの服装で挑まれたい。

[廿日市〜廿日市ジャンクション]
廿日市駅を出発して宮内串戸駅までは市街地ど真ん中といった雰囲気
街中を歩く感じ。廿日市料金所付近を過ぎると徐々に郊外に進んでいく。

[廿日市ジャンクション〜玖波]
廿日市ジャンクション付近からは山陽自動車道沿いを並走していく。
高畑という地区で、200mほど非舗装の道があるが道なりに歩けばすぐに抜けられる。大野浦駅付近はスーパーや公衆トイレ、コンビニなどがある。
大野浦駅を過ぎてしばらく進むと旧街道の石畳が残っている箇所がある。このあたりから急な登り坂となる。宮浜温泉海望の源泉地を過ぎて高速道路を潜ると残念社に向かって登山っぽい山道になる。社を過ぎると一気に下りとなるさらにその先、鉾の峠という峠がありここも林道のような道となる。
移行は国道2号線沿いを進み、玖波に到達する。

[玖波〜新岩国]
大竹インター付近から山陽自動車道沿いを歩いていくと上り坂になり、苦の坂の峠越えがある。舗装路から砂利道にかわってさらに進むとプレハブな足場の階段があるので、登ると古そうな旧道を歩くことができる。峠からゆったり下っていくと岩国大竹線という県道に出るのであとは道なりに歩いていけば新岩国駅に到着する。
新岩国駅手前の和木町にある小さな峠越えの登りで2か所だけ旧道区間があるので見逃さないように注意。

写真

11/23 6:52

おはようございます。今回の旅は最終日となりました。
今日は新岩国駅まで歩きます。

11/23 7:05

廿日市駅を出発してすぐ、広電の廿日市市役所前駅踏切を渡ります。

11/23 7:25

20分で宮内串戸駅に到着、

11/23 7:26

駅前〜。
もう一生来る機会ないだろうな・・・と
よく記憶に焼き付けて通過します。

11/23 7:44

ここから進路真西となり、市街地からだんだん離れていきます。

11/23 7:51

軽い登りです。

11/23 8:04

宮内工業団地入口を過ぎると

11/23 8:19

廿日市ジャンクション付近まで来ました。

11/23 8:30

ジャンクション付近はやや山深い感じですが

11/23 9:00

四郎峠を越えると周りも開けて緩い下り坂になります。

11/23 9:03

何かの記念碑と小さいお堂がありました。

11/23 9:11

交通量マバラな道に一里塚跡発見。

11/23 9:23

十郎が開墾したから十郎原だそうです。
さっきの四郎峠も兄弟なのかも。

11/23 9:25

ここ、太い舗装路沿いを進んでしまいましたが、
目の前に見える小径が正解だったかも。

11/23 9:36

さっきの分岐、小径を進むとここで合流するはず。

11/23 9:40

ちょっと坂を登ります。
案内板があって間違うことなし。

11/23 9:46

大野次郎宅跡。
この地区一帯、史跡案内が充実していて親切ですね。

11/23 9:46

ここ、10分くらいですけど林道になります。

11/23 9:47

おぉ・・住宅街の中だけど旧道感残ってて素晴らしい。

11/23 9:52

駅の跡。江戸時代よりももっと古い時代の
駅伝制度があった時代の駅ですかね。

11/23 9:54

そして先ほどの旧道跡から5分ほどで、もう一か所林道があります。

11/23 9:55

足裏のダメージがだいぶ溜まってるのでこの土の地面は歩いていて気持ちいいです。

11/23 10:00

見たことのない鳥。
小鳥は雀と鶯とメジロとハクセキレイしか区別がつきません・・。

11/23 10:32

大野原地区に大きなスーパーがありましたのでちょっと飲み物買いつつ、トイレ休憩させてもらいました。

11/23 10:42

もう広島市街からは出たかな。

11/23 10:53

大野浦駅通過です。

11/23 11:08

最終日も晴れてよかった。

11/23 11:15

すごい説明発見。
西国街道の石畳保護のために舗装しているとのこと。
そういう保存方法もあるのか。

11/23 11:18

ということでここに石畳が埋まっているそうです。
せっかくだから石畳歩いてみたかったです。

11/23 11:21

と思ったら、その先に石畳残ってるゾーン発見。

11/23 11:23

坂道が始まります。
ここは特に何もないけど・・・

11/23 11:24

はい、石畳ありました。たぶん・・・江戸時代のものですよね？
妙に整ってる感じがする。

11/23 11:31

坂の上まで来ると宮浜温泉源泉がありました。

11/23 11:31

このあたり、地名も「宮浜温泉〇丁目」になってました。

11/23 11:32

西国街道アナウンスあり

11/23 11:35

国道2号高架下を潜ります。
ここから30分ほど、プチ山登りになるので注意。
といっても少し登りの林道が続くだけ。鎖場・岩場はないです。

11/23 11:37

こんな感じの道のりです。

11/23 11:44

道が分かりにくい場所もあります。

11/23 11:46

ざんねんさん岩？

11/23 11:46

石垣に囲まれた沼みたいな場所で道に少しだけ迷いました。

11/23 11:51

砂防ダムっぽいところを横断すると

11/23 11:52

残念社さんに到着、この先が峠です。

11/23 11:57

峠に到着。三県一望の地ということで絶景でした。
残念ながら先客の方が何人かいてベストショットは撮れませんでしたが、瀬戸内海を望む大パノラマを満喫できました。

11/23 11:59

無事出口到着、ここで山道終了です。

11/23 12:02

真っ赤な落ち葉が。

11/23 12:03

紅葉が少し残ってました。きれい。

11/23 12:22

はるか先に工業地帯が見えます。
恐らく大竹の日本製紙大竹工場ですね。
現在、本日の行程約50%。あの工場付近まで行くと75%です。
頑張ろう。

11/23 12:33

玖波地区に入ってきました。

11/23 12:35

何方かのお宅脇にある脇道から旧道が続いています。
なんか家庭菜園されてるみたいですがそっと間を通らせてもらいました。

11/23 12:35

おぉ・・今日は林道多くて歩いていて楽しいですね。

11/23 12:36

小さい峠っぽい道です。

11/23 12:42

線路の真上を通過します。

11/23 12:44

このあたり、柵がなくて落ちないように注意です。

11/23 12:48

ここのトンネル手前にも

11/23 12:49

脇に旧道があるのですが

11/23 12:49

「危険」「通行注意」なら強行しますが「立ち入り禁止」なので
これは法的にまずいと思い通行諦めます。
パッと見、物理的に通行困難そうでした。

11/23 12:52

はい、玖波の宿場に入りました。

11/23 12:58

古そうなお社

11/23 13:00

玖波二丁目にある直角カーブを経て北西へ進みます。

11/23 13:01

玖波駅前を通過します。

11/23 13:10

国道2号線が走る高台めがけて急坂を登ります。

11/23 13:15

頂上に到達すると人通りがない寂しい道。

11/23 13:31

黒川地区には街路樹が整備されていました。松並木ではないですね。

11/23 13:34

再度JR線を渡ります

11/23 13:38

ここの開けた公園にベンチあって休憩可能でした。

11/23 13:59

このあたり、旧道が取り壊され大きな舗装路が整備中でした。

11/23 14:01

国土地理院地図だとしっかり旧道っぽいルートが書かれているのですがきれいさっぱりなくなってしまったみたいで悲しいです。

11/23 14:13

高速道路のような国道2号線にぶつかったらそのまま並走する下道を進みます。

11/23 14:14

御園という地区のようです。

11/23 14:18

この先にある峠道が今日の一番の見どころです。

11/23 14:22

小さな神社を過ぎて

11/23 14:25

国道脇を歩いていくと

11/23 14:32

舗装路が途切れるのですが

11/23 14:32

鉄パイプで組まれた仮設階段が架けられていて西国街道を進むことができます。誰が架けてくれているのだろう。感謝です。

11/23 14:36

素晴らしい、竹林の中を進みます。

11/23 14:36

そして小さな廃墟がありまして

11/23 14:37

逓信省装荷線輪装置用ケーブルハット跡・・・
つまり大昔に作られた長距離電話用のケーブル中継設備跡だそうです。中も見学出来ました。

11/23 14:38

峠の中腹で一休みできます。

11/23 14:40

心地よいアップダウンですね。

11/23 14:44

午後も15時近くなり、足裏ダメージもそろそろ限界です。
ただ、このあたりはクッション性が高い山道で少しダメージ回復できました。

11/23 14:55

楽しかった峠道もここで終点です。

11/23 14:59

あとは新岩国までロードが続きます。

11/23 15:11

建物が周りにほとんどなくて歩いていて退屈でした。

11/23 15:16

小瀬川沿いを進みます。
あの山の先が新岩国駅ですね。

11/23 15:25

江戸時代からあったのかな。
道端に生えていた存在感のある木。

11/23 15:40

ここで小瀬川対岸に渡ると、最後のプチ峠越えが始まります。

11/23 15:42

遂に山口県に入りました！広島県長かった。

11/23 15:49

ここを大きく→です。

11/23 15:49

峠の名前はよくわかりませんが山道があったと書いてあります。

11/23 15:51

メイン通りを外れて山に登り始めます。

11/23 15:57

全く車は通りません。

11/23 16:01

16時を回りました。日没前には峠越えできそうです。

11/23 16:03

ポツンと旧道区間あり。

11/23 16:05

白猫が遠くでおいでおいでしているよう見えました。
静かな細い一本道を進みます。

11/23 16:17

1回目の山道は10分かからず抜けました。

11/23 16:21

峠頂上っぽいです。ここから緩い下りになってますね。

11/23 16:23

しばらく進んでいくと

11/23 16:32

2回目の山道あり。舗装路外れて下っていきます。

11/23 16:34

比較的新しそうな道案内。

11/23 16:39

これまた静かな旧道が続いています。

11/23 16:40

誰もいない道に綺麗な紅葉。
地面も真っ赤に染まっててきれいでした。

11/23 16:45

15分ほど歩くとしばらく行くと舗装路に戻ります。
日没までにここまで到着できれば安心です。あとは平地の舗装路です。

11/23 16:47

この谷間を抜けると関戸宿です。

11/23 16:54

関戸本陣跡！
昔は峠越えの要所だったのでしょうか。

11/23 16:58

ここを左に行くと錦帯橋に行けるんですが・・・。
時間ないですね。諦め新岩国方向の右に直行します。

11/23 17:37

ついに日が落ちました。

11/23 18:12

大竹から10Kmほど一切お店がありませんでした。
久しぶりのコンビニに思わず立ち寄ります。

11/23 18:19

こちらの大橋を渡るともう新岩国駅は目の前です。

11/23 18:23

河川敷沿いを歩く。足裏ダメージがもう限界です。

11/23 18:28

御庄橋は通行止めになってました。
西国街道の経路にはなっていない認識でしたので後悔なし。

11/23 18:32

遂に新幹線高架に合流、もう少し、もう少しで新岩国駅。

11/23 18:38

駅に直行しても良かったんですが、駅の外を大きく迂回するように西国街道は続いているのでもう少しだけ歩くことに。

11/23 18:39

脚辛いですけど次回の行程が少しでも短くして負担を減らそうかと思います。

11/23 18:46

新岩国駅見えますけど・・・もう少しだけ歩く。

11/23 18:50

帰りの新幹線はあと1時間後。十分時間はあります。

11/23 18:52

錦川鉄道線を潜ります。

11/23 18:58

ゴール！！！
新岩国駅・・・というか錦川鉄道線の清流新岩国駅前で今回の長い旅も無事終わりました！

11/23 19:07

どっと疲れが出てきました。
ただ、新幹線に乗れるとあってちょっとウキウキ気分でもあります。

11/23 19:10

新岩国駅構内。人出はマバラですね。

11/23 19:57

やってきましたレールスター！東京に住んでるとなかなか乗れなないのでうれしいです！

11/23 19:57

東京行き最終です。家に着くころには24時回ってそうですが、
ゆっくり疲れを癒したいと思います。
今回も最後まで応援いただきありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

geopon

(編集遅れてしまい、2年後のアップになってしまいました。)
広島市街を離れ、一路山口県の新岩国まで進むことができました。
丁度西国街道沿いに新幹線駅がありましたので東京へのアクセスが良く助かりましたね。これで今回の旅は一旦終わりです。

途中何度か峠越えがありましたが、旧街道感を残した道が多くあり、
風景の変化を楽しみながら旅することができました。特に瀬戸内海を望む景色は印象に残っています。

次回の旅でいよいよ西国街道ゴールの下関まで進みたいですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。