高下岳(沢内銀河高原〜 大荒沢川徒渉〜高畑コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 721m
- 下り
- 707m
コースタイム
9時30分 大荒沢川徒渉
9時38分 高畑登山口到着
12時30分 標高1,150m付近で登頂断念+少し下がってお昼
13時00分 下山開始
14時30分 高畑登山口
14時45分 大荒沢川徒渉
15時10分 除雪終点に到着
過去天気図(気象庁) | 2006年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先週の岩手山でかなり疲れた自分は、翌日から泊まりの出張が続き、さらに疲れが溜まってしまいました。
今週末は、久々に息子とスキーに出かける予定もあり、山はお休みかな!?なんて思っていましたが、土曜の朝の青空に誘われるまま、ひとりで山に出かけることにしました。
近場の三ツ石山も考えたのですが、ちょっと欲張って高下岳に行くことにしました。
いつもよりも出発が1時間ほど遅かったのですが、旧沢内村、現在は西和賀町の沢内銀河高原を目指します。
沢内銀河高原の先を除雪しているところまで車で入り、夏場は山菜料理を堪能できる和賀屋脇まで進みます。
ここで山スキーを履き、林道に沿って大荒沢川を目指します。
去年の4月には工事用の橋が架かっていたのですが、工事が終了したみたいで橋は撤去されていました。
やむなく山スキーを脱いで、さほど水量が多くない大荒沢川を徒渉します。
再び山スキーを履き、高畑登山口を目指します。
高畑登山口からは、夏道に沿って進みます。
天気予報ではお昼過ぎから晴れる予報でしたが、上空は青空です。
しかし、ここでトラブル発生です。
比較的湿った雪に加え、先週からシールの手入れをしていなかったこともあり、スキーの裏に雪が団子のようにくっつき始めました。
しばらくはごまかしごまかし登りましたが、もう限界です。
一度スキーを脱ぎ、シールにワックスを塗り、再び歩き始めます。
これで少しは良くなったのですが、しばらく歩くとまたまた雪が団子のようにくっつき始めました。
スキーを脱いで裏を見ると、シールというよりもシールとスキーの細い隙間に雪がくっついていました。
そこで、一度シールを剥がし、スキーの裏にワックスを塗り、再びシールを張りシールにワックスを塗ります。
これでしばらく快適に歩くことができましたが、依然頂上は遠いままです。
比較的天気が落ち着いて言うことから、最大でも13時まで進むことにして高度を稼いで行きます。
頂上まで標高差200mというところまできて、12時30分を回ったところでした。
残り30分では頂上にたどり着かないだろうというのと、空が白くなり風が出てきたこともあり、今日はここで断念することにしました。
ここでそのままお昼を食べようと思いましたが、風を避けるため少し下がって休憩を取りました。
さあ下りは、スキーで大滑走です!と、言いたいのですが、大転倒を織り交ぜ、キックターンを駆使し、やっとの思いで滑っていきます。
途中何箇所か登り返しがあったので、シールはつけたままです。
滑らないシールも怖いのですが、なんとかシールは滑ってくれています。
それでも途中1回だけシールにワックスを塗り、何とか無事、高畑登山口にたどり着きました。
あとは、大荒沢川まで下って徒渉し、車に戻るだけです。
と、ここで、ふたたびトラブル発生です。
なんとスキーが雪に突っ込んだ拍子に、ビンディングがスキーから外れてしまいました。
これはこの場ではどうしようもありません。
スノーシューに履き替え、スキーをリュックにくくりつけて出発です。
スノーシューのまま大荒沢川を徒渉し、無事車にたどり着きました。
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