岩手山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,122m
過去天気図(気象庁) | 2006年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
岩手山八合目避難小屋は、岩手県から岩手県山岳協会に管理委託をされています。
これにより、岩手県山岳協会では、7月1日から10月上旬まで岩手山八合目避難小屋に管理人を配置し、小屋の管理などを行います。
今日は、小屋の管理に伴う荷物の荷揚げを行いました。
岩手県山岳協会加盟の山岳会の有志がぞくぞく馬返しに集合し、リュックや背負子に荷物を付け、各自それぞれのペースで八合目避難小屋を目指します。
自分も適当に荷物を付け、仲間2人で歩き始めましたが、荷物の重さでペースが上がりません。
昨年よりもちょっと重いくらいなはずなのですが、正式な重量はわかりません。
一合目手前の分岐で、後続の荷揚げ者を先行させ、ゆっくりと一合目づつゆっくり休憩を取りながら登ることにしました。
結局、四合目の手前で、朝一番の出発組全員に追い越されてしまいました。
天気も雨が降ったり止んだりのなか、焦ってもしょうがないので、とにかくマイペースを守りました。
四合目から五合目までがちょっと長く感じましたが、六合目手前で満開のシラネアオイが出迎えてくれたおかげで、少し気が楽になったようです。
しかし、どんどん荷物は重くなっていくのがわかります。
やっとの思いで七合目を目指しますが、既に荷物を降ろし、下山するメンバーも出てきました。
「あと少し!」と声を掛けられ、颯爽と下山する姿はまるでピーターパンのようです。
なんとか、小屋にたどり着き、荷物の重さを量ると、31キロとのことでした。
でも、その日、自分よりも重い荷物を背負って登った人が5人もいました。
水場を準備したり、掃除をしたりで、小屋は山開きにむけ準備万端です。
ただ、新設された水洗トイレの水源地が雪に埋まったままで、トイレ用の水がまだ準備できていないので、もうしばらくは小屋の中のトイレを使っていただくことになります。
翌日は、晴れの中、ゆっくりと下山しました。
前日は、天気もいまいちでしたし、荷物のおかげでゆっくりと花の写真も撮ることができなかったので、こまめに写真を撮りながらの下山でした。
例年この時期はシラネアオイが満開ですが、山開きまでは持たないと思います。
山開きの頃は、コマクサが見ごろになると思われます。
いいねした人