笠置山 摩崖仏と行場を巡り、雉釜飯と温泉を楽しむ

2003年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.5km
• 登り: 304m
• 下り: 291m

コースタイム

笠置いこいの館-登山口-〈旧登山道〉-笠置寺-行場-笠置山-松本亭(昼食)-〈車道〉-笠置いこいの館

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山麓の笠置いこいの館前の駐車場(無料)を利用しました。

コース状況／危険箇所等

笠置寺の参詣道です。
行場も含めて、特に危険個所はありません。

その他周辺情報

いこいの館で天然わかさぎ温泉に入浴可。
ありきたりのスパ銭感の割に1,000円と高かったが、駐車料金と思って入浴しました。

写真

旧登山道を登る。

足元に笠置の街並み。

巨岩の下に笠置寺の山門。

巨岩に本尊の弥勒磨崖仏。
元弘の乱で焼け姿は見えず。

その奥に虚空蔵磨崖仏。
こちらは線刻が鮮明に残る。

胎内くぐり。
巨岩の重なり。

行場へ向かう道から木津川。

揺るぎ岩。
全力振り絞るが揺るがない。

平等岩のてっぺんへ。

平等岩からも木津川展望。

後醍醐天皇行在所跡。

山門を出て松本亭へ寄り道。

庭園の席で野鳥のさえずりを
聴き、雉釜飯に舌鼓を打つ。

下りの道路脇に猪の毛皮💧

シャガが花盛り。

土の中からカエルの声。

この中にタゴガエル。かな

満開のフジの花。
見上げながら歩いて下山。

感想

ikomaniyon

笠置山は、鎌倉幕府倒幕の企てが漏れて京を逃れた後醍醐天皇が籠城して幕府軍と争い敗れた元弘の乱の舞台となった地です。
ご周知のとおり後醍醐天皇は、後に建武の新政を経て、足利尊氏と対立して吉野に逃れ南朝を建てられた、奈良には縁の深い天皇ですが、その反骨の第一歩がここにあるようです。
木津川沿いにR163を通るたびに気になっていたのですが、ようやく訪ねることができました。
意外にちんまりとした山域でしたが、巨大な摩崖仏と山上からの木津川の展望は素晴らしく、野鳥のさえずりの下で食す雉の釜飯の美味も堪能しました。

【2021.04.14作成の過去レコです】