稲含山 〜信仰と展望の山歩き〜

2020年12月06日(日) [日帰り]

• GPS: 02:31
• 距離: 4.5km
• 登り: 647m
• 下り: 618m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 0:54
• 合計: 2:55

8:29 神の池公園
8:42 8:42 茂垣峠
9:17 9:21 稲含神社上宮
9:25 9:47 稲含山
10:06 10:16 稲含神社中宮
10:43 11:01 夫婦ケヤキ
11:24 神の池公園

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甘楽町の県道46号線で秋畑の集落から林道に入ります。現在、下仁田方面からは通行止め。神の池公園に8台程度の駐車スペースがあります。さらに下仁田方面へ進むと未舗装となりますが20台程度の大駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。特に下から見て右ルートはよく整備されています。左ルートは少し荒れていますが気を付けて歩けば問題ありません。

写真

12/6 8:01

秋畑の集落から狭い林道に入ると稲含山が間近に迫ります。快晴です！

12/6 8:24

神の池公園にある駐車場からスタート。私たちは右のルート（下仁田町）から登って左のルート（甘楽町）で下山します

12/6 8:26

神の池公園。全面が薄く氷っていました。

12/6 8:32

公園を登るとすぐに林道と交差します。公園から先の林道は未舗装です。

12/6 8:34

一の鳥居。ここから2ルートで山頂へ行けますが、右のルートを登り左のルートで下山します

12/6 8:40

すぐに茂垣峠

12/6 8:40

先に見える赤鳥居を目指します。

12/6 8:43

整備された気持ちのいいコース

12/6 8:51

落葉し明るい山歩きを楽しみます

12/6 8:55

「褶曲」の説明書き。確かに「て」の字に見えます

12/6 9:13

子育ての石仏。こんな山奥でお花が添えられています

12/6 9:17

稲含神社。こちらは下仁田側の神社。登頂1000回を超えるという地元の方が清掃をしていました。

12/6 9:25

稲含山山頂

12/6 9:26

360度の大パノラマ。中央荒船山の奥に北アルプス

12/6 9:26

八ヶ岳連峰も全貌が見えます

12/6 9:28

こちらは前橋市街地方面。日光白根山、赤城山、男体山が見えます

12/6 9:36

眼下に「にほんの里100選」に選ばれた那須の里

12/6 9:38

榛名山の奥にはこちらも全貌が見える谷川連峰

12/6 9:39

浅間山！右は四阿山

12/6 10:03

山頂から100mほど下ると旧秋畑稲含神社が。現在は神の池公園手前に移っていて、こちらは朽ちかけています。

12/6 10:04

それでも2匹の狛犬が守っています。

12/6 10:04

12/6 10:05

12/6 10:05

稲含神社の起源。昔はこのような山奥に多くの人が参拝したのですね

12/6 10:22

二の鳥居。角が2本

12/6 10:23

神の水

12/6 10:24

山頂直下から湧き出ています

12/6 10:27

こちらも広葉樹の明るい道。

12/6 10:31

神の池公園の手前の分岐を夫婦ケヤキを見に行きます

12/6 10:33

稲含山山頂が見えます

12/6 10:33

杉の植林地帯の脇を通っていきます

12/6 10:34

何処から見てもすぐにわかる西御荷鉾山

12/6 10:51

夫婦（めのと）ケヤキ。確かに2本の木が合体している！

12/6 10:43

かんら名木10選。推定樹齢500年だそうです

12/6 10:56

下から見上げて

12/6 10:59

しっかりと大地に根を張って生きている姿に感動！

12/6 11:22

駐車場に到着。朝は3台のみでしたが結構登られているようです

12/6 11:46

林道を下山中に振り返って

12/6 11:51

地元のお婆ちゃんたちが営んでいるという蕎麦屋さんの那須庵

12/6 11:51

残念ながらコロナのため来年の3月まで休業。いつか食べに来よう。

撮影機器：

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

masamasa03

例年だとスキーシーズン突入の季節。
しかし、まだ積雪も少なく人工雪のスキー場しかオープンしていません。
激混みのスキー場は避け、快晴の大展望が予想される山行きに決定。
まだ訪れたことのない稲含山へ。

コースはとてもよく整備されています。
稲含神社上宮で境内のお掃除をしている方にご挨拶すると、
1000回以上登頂されていらっしゃるとこと。
「いろんな山に登ってきたけれどこの山からの眺めが一番いいなぁ」
とおっしゃっておられました。
登山道の丁寧な説明書きや、途中のお地蔵さんにお花が添えられていたのは
きっとこの方がなさっているのだろうなと思います。

山頂からの展望はまさに360度の大展望。
八ヶ岳、北アルプス、浅間山、谷川連峰、赤城山が見渡せます。
後から登ってこられた方も思わず歓声を上げる好展望地でした。

下山途中、分岐を推定樹齢500年という夫婦ケヤキの巨木へ寄ります。
その木は登山道から少し離れた急斜面に大きな根を張って凛とたっています。
周りの木も落葉し、静かにたたずむ姿は何とも言えぬ感動を覚えます。

標高はそれほど高くない稲含山ですが、
好展望と地元の方々に愛される名山でした。