大雲取谷


- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,078m
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
ファイル |
非公開
2806.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
今回は雨予報のため、恋ノ岐へ行く予定を出発直前で大雲取谷に
変更しました。そのためのバタバタ感や、初日に入渓点へ降りる
ための富田新道方面の道標を見落としたり、メンバーに苦労をかけて
しまった。(反省)
台風の後だったため、やや水量が多ったものの、心配していた
崩落地のダム湖はなくなっており、さほど難易度は高くはなかった。
初心者には水量の多さや、高巻きで少し厳しい部分もあったようである。
初日は、道迷いや高巻きなどに時間がかかり、大崩落地の少し上
までしか行けなかった。そのため、二日目もペースが上がらなければ、
途中敗退もあり得ると心配していた。しかし、岩茸沢から先は、遡行図と
説明文に差異があったこともあり、明確な位置判断が出来たときには、
一気に小雲取谷までワープ。結果、一般的な遡行終了点の日向窪まで
遡行することができたのは嬉しかった。
それにしても、岩魚が一匹も釣れなかったのは大ショック。
やっぱり東京の岩魚はすれている・・・。
入れ食いの東北に行きたくなった。
下山後、もえぎの湯に立ち寄ったが、駐車場も崩落のため、
少し離れた場所に駐車して、10分ほどの徒歩が必要だった。
泳ぎ(水量・水流)、登攀ともに、メンバーで一番力量の無い私には、
少々辛いものがありました(泳げないのです・・・)。
ただ、「沢歩き」の次にあるものはどういうものかを知ることができ、
有意義でした。
また、ゲレンデ以外での初めての懸垂下降も、いざやるとダメ出しされてしまいましたが、
(本当に速さが要求される危険な場面だったら、とんでもないことです…)
現場で必死にやった今回の経験は忘れないと思います。
このレベル以上の沢登りに行くことは無責任だと思いますので、
しばらくは沢は「美渓歩き」にとどめておいて、
沢以外で重荷を背負っての岩稜歩き・クライミングなどをしてバランス能力を鍛えたいです。
メンバーの皆さん、いろいろお世話になり、本当にありがとうございました。
大変ながらも楽しく笑顔でいられたのは、みんなのサポートのおかげです。
お魚さんが釣れなかったのは、残念でした。
もっとたくさんいたのなら、takkieのテントポール竿、イケたよね。
アボリジニ直伝(?)の焚き火で焼いた岩魚、食べたかったわ・・・。
まず、反省点。
ついついCL,SL任せになってしまい、自分で状況判断することを忘れてしまうことが多かった。
今回、日原林道から大雲取谷方面への分岐を通り過ぎてしまい、かなりの時間をロスしてしまいました。私自身は「分岐の道標があるな」とは思ったものの、あまり考えもせずCLについて歩いてしまってました。あの時立ち止まって、地図で現在地を確認していれば・・・・。沢の中でも、ただ前の人について行くのではなく、ルート確認など積極的にしていくべきでした。
反省点は色々あるけれど、泳ぎ、滝の登攀、激流の徒渉、高巻きなど、色んな要素の詰まった楽しい遡行でした。
滝の登攀、高巻きは、最近少しクライミングを練習していたせいか、過度に恐怖感を感じることもなく、楽しんで登れたような気がします(他のメンバーを気遣う余裕まではまだまだないですが。)。
流れが強い箇所を、3,4人で互いのザックのストラップをつかんでスクラム(?)を組んで渡るというのは、今回が初の経験でした。人数が増えるとあんなに違うのですね〜。メンバーと一緒にいるのがとても頼もしく思えた瞬間でした。一人だけでは簡単に流されてたでしょうね。
これからもっと経験を積んで、沢を楽しみたいです。
同行のメンバーの皆様おつかれさまでした。
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