山行記録: 奥三河/明神山

記録ID: 282935

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ハイキング

東海

奥三河/明神山

2011年12月07日(水) [日帰り]

yaman-chu

コースタイム

9:05 　出発　乳岩駐車場
10:33　胸突八丁の頭　5分休憩
11:25　明神山山頂　1時間休憩＆昼食　6℃
14:30 　硯沢駐車場着

過去天気図（気象庁）	2011年12月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車乳岩駐車場

写真

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※使い回し用のイメージ写真です。

2008年12月02日 12:53撮影 by u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.

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12/2 12:53

※使い回し用のイメージ写真です。

撮影機器：

u1050SW,S1050SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

yaman-chu

奥三河/明神山　往路/乳岩ルート　復路/欅谷コース

乳岩駐車場　1000Hpa　晴れ　8℃

前日まで明神山に行こうか・・・鈴鹿の鎌尾根に行こうか迷っていましたが、結局久しぶりにホームグラウンドである明神山に向かいました。
登山口の手前のサークルKで昼食用に赤飯と栗おこわのおにぎりを買い、明神山の正面玄関である乳岩駐車場にピットインしました。
すると、我ココロの山の師匠であるI氏の自家用車が停まっていました。久しぶりに帰ってきて、一発目でI氏にお会いできるのはラッキーだと思いました。もう出発しているようなので私も準備を始めました。
すると、今度は常連のS氏の車も駐車場に入ってきました。S氏とも久しぶりなのでそのまま挨拶＆夏の山行報告しながら一緒に出発しました。
歩き始めて10分程でS氏より先行する形で前を歩くことになりました。S氏が「先に行ってくれ」とおっしゃったからです。S氏は謙遜して「早くて追いつけないから」と言いますが、私の親よりも高齢なのに現役バリバリの山男ですから遅いということはありません。
気温が低かったので、この日は鬼岩乗越の頭までノンストップで歩きました。鬼岩には数名のクライマーの方がいらっしゃったようです。おそらく冬期登攀の練習なのでしょう。
鬼岩乗越の頭を過ぎた頃、前方で話し声が聞こえました。
やはりI氏でした。初めてお会いする白髪の男性と一緒に岩の上で休んでいらっしゃいました。
聞けば白髪の男性は77歳だそうですが、今でもアルプスの稜線歩きをしているそうです。古いパタゴニアのフリースのパンツがこの方の経験値とオシャレ度を物語っていました。
I氏と合流してからは2年振りに往路でご一緒することができました。
これまで山頂でお会いすると、復路は誘っていただけるので色々勉強させて頂きながら下ってくることは多いのですが、登りで一緒に歩くのは私がこの山に始めて来た日以来かも知れません。
私は夏の山行先の報告などしながら、久しぶりに達人の登りの足運びを勉強させて頂きました。
I氏のスゴイところは、私の山行報告を踏まえて「岩稜歩きに嵌ってるな」と察したのか、微妙に本来のルートを外しながら岩を触れるルートを選択したり、新たに高度感の訓練になる「北東尾根コース」を教えてくださいました。ごく自然に・・・さすがです。
山頂の手前の陽だまりのテラスに常連のM夫妻がいらっしゃいました。顔と名前を覚えて頂いているので嬉しいですし、何より健康なお2人の姿を見られたことが嬉しかったです。
山頂でI氏に南アルプス最南端エリアの黒法師岳や丸盆岳の位置とルートの説明を頂きました。この日で23回目の山頂ですが、これらの二つの山が明神山から間近に見えていることを始めて知りました。雪を被った富士山の頂上付近も見えましたし、完全に雪山化している南アルプスのいくつもの山を見ることが出来ました。明神山から見ると〝聖岳〟が特に格好良く見えます。赤石岳も塩見岳も北岳も仙丈ヶ岳も見えます。先端だけですが甲斐駒ケ岳も見えました。大気が冷たくなってくる今からはこういった展望が楽しみです。
それから山頂直下の陽だまりのテラスでI氏・M夫妻・合流したS氏と共に昼食休憩を取りました。
昼食後は自然な流れで「欅谷の紅葉を見に行こう！」ということになりました。帰りはM夫妻のお車で乳岩駐車場まで送って頂けるということなので、厚かましくも皆さんに合流させて頂き、常連さんのパーティーと一緒に欅谷の紅葉を楽しみました。I氏曰く

「今年の紅葉も今日が最後だろう・・・」と。

正直、私は今年の紅葉は諦めていたので、欅谷の紅葉には感動しました。I氏曰く、

「紅葉は見る時間帯が大切・・・」と。

特に傾きかけた午後の陽の光を通して見ると、より一層〝赤〟が綺麗との事。
この日の通過時間は午後1時過ぎから2時くらいでなので、一般的には夕日の時間帯ではありませんが、これより遅いと谷の前の屏風のような尾根とピーク（P706)に遮られ、谷に陽の光が差さないので午後の陽が当たるのはコレくらいの短い時間しかないのです。
この日はタイミングも完璧で、とても綺麗な赤を見る事ができました。幸い久しぶりの青空ということもあり、常緑樹の〝緑〟…もみじの〝赤〟…空の〝青〟とのコントラストが素晴らしかったです。
紅葉を存分に堪能し、硯沢の駐車場からM夫妻の自家用車で乳岩まで送って頂き、更にM夫妻が手塩にかけて育てた三ケ日みかんまでおみやげに頂きました。久しぶりにここに来たのに、こんなに良くしていただいて良いのでしょうか・・・。

乳岩の駐車場で皆さんとお別れして、この日は温泉も寄らずに帰りました。
汗をかかなかったので。

皆さん有難うございました。

良い休日を過ごしました。