長崎街道01日目(関門トンネル〜八幡)

2021年01月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:19
• 距離: 25.4km
• 登り: 60m
• 下り: 48m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:03
• 合計: 8:19

8:02 スタート地点
8:18 8:18 福岡/門司 関門人道トンネル入口
9:00 9:03 門司港駅
16:21 ゴール地点

長崎街道の本来の基点は小倉にある常盤橋のようだが、西国街道から続けて旅を続けるため自分の中では関門トンネルをスタートに定めた。
書籍によっては赤間宿(下関)との船の往来があった小森江駅付近大里宿を長崎街道基点とする資料もあったので、大里宿付近からはその情報をもとに旧道と思われるルートを歩いている。

※日本縦断を達成すべく、山家より薩摩街道に分岐し、先に鹿児島に進む予定。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

START:関門トンネル入口(宿前から徒歩移動)
GOAL:八幡駅(宿泊:西鉄イン小倉)

【通過した宿場】
00. 大里宿（福岡県北九州市門司区大里本町）
01. 黒崎宿（福岡県北九州市八幡西区黒崎）

コース状況／危険箇所等

全区間舗装路。
道迷い・危険個所なし。

[関門トンネル〜常盤橋]
人道トンネルを抜けて九州に上陸すると関門海峡を横目に門司港駅まで港町歩きが続く。この区間は車がほぼいない、公園のような区間。門司港から先は車道沿いの海岸歩きとなる。郊外のチェーン系店舗もポツポツある。

[常盤橋〜八幡駅]
常盤橋を渡り、小倉の街を離れると、長崎街道は内陸側の南に進路を取る。
板櫃川沿いに倒津・高見といった郊外の住宅地を抜けると少しだけ登りが続いて
八幡の駅に到着する。

その他周辺情報

関門トンネルは歩行者通行無料。
営業時間06:00-22:00以外は通れないので注意。

小倉駅前のセントシティの建屋の中を旧道が通っていたため
こちらも営業時間外だと迂回することになるので注意。

写真

1/3 8:02

おはようございます。昨日は西国街道を歩き終え、
下関市内のホテルで一人打ち上げしてました。
あと二日、脚のダメージと戦いながら引き続き長崎街道歩き始めます。

1/3 8:03

昨日は夜間に通り過ぎたのであまりはっきり見えませんでしたが
関門トンネルの入り口建屋です。かなり大きい建物ですね。

1/3 8:03

正月も朝から営業していて感謝。

1/3 8:03

徒歩通行は無料です。

1/3 8:03

階段・・・はないのでエレベータで降ります。

1/3 8:05

トンネル内は意外と温かい。
風がないからかな。

1/3 8:05

下関側トンネル入り口です。

1/3 8:05

一直線です。先が霞んでます。

1/3 8:12

トンネルの中央に県境が。
遂に九州に入りました。

1/3 8:17

10分強でトンネル渡り切りました。福岡側にもエレベータがあります。

1/3 8:18

地上に出てこれました。

1/3 8:18

この海峡の地下を通ってきたのか。
かなり海峡の幅あるけど橋はともかくトンネル維持も相当大変だと思います。メンテする方の尽力に感謝です。

1/3 8:21

関門トンネル入り口バス停。ここから佐多岬まで500Km。
1000里の道も一歩から。頑張ります。(実際は約125里。)

1/3 8:24

門司港までは海岸沿いに遊歩道が続きます。

1/3 8:26

産湯に使われた湧き水跡だそうです。

1/3 8:33

お、トンネルと踏切が。

1/3 8:35

門司港レトロ観光線ですね。

1/3 8:35

鉄道全駅下車を達成しましたので、
もちろんノーフォーク広場駅にも訪れたことがあります。

1/3 8:48

猫が散歩してました。
お正月の早朝ということで人通りもまばらです。

1/3 8:51

黒川紀章氏設計の門司港レトロマイハート

1/3 8:52

出光美術館前駅を通過。この日は運休だったようです。

1/3 8:57

こちらのカレー屋さんは朝早くから営業中でした。

1/3 8:58

旧JR九州本社ビル。

1/3 9:01

日本郵政のビルもレトロです。

1/3 9:01

門司港駅に到着です。

1/3 9:01

とても造りがおしゃれな駅です。
東京駅や日光駅のような気品がありました。

1/3 9:07

さて、門司港過ぎると県道199号線沿いにひたすら小倉を目指します。

1/3 9:30

こちらのマックで20分ほど朝マックしていきました。

1/3 10:11

会社の同僚に進められた辛麺チェーン。
残念ながら営業時間外で寄れず。

1/3 10:16

巌流島！
一度渡ってみたい。

1/3 10:42

鹿児島本線と並走です。

1/3 10:54

ラーメン屋の看板も豚骨っぽいのが増えてきました。

1/3 10:54

ここから県道外れて脇道に入ります。

1/3 10:54

脇道というか・・・ここが下関との船が結ばれていた
大里宿ですね。

1/3 11:01

早速屋敷跡石碑を発見。

1/3 11:04

こちらの交差点にも石碑が。

1/3 11:06

高札場跡は駐車場に。

1/3 11:10

意外と史跡案内が多いです。

1/3 11:10

赤レンガの建物が並ぶ一角を抜けます。

1/3 11:13

門司駅前を通過です。
(かなり遠い)

1/3 11:18

左手には新興住宅街。右手がロードサイド店舗が沢山あります。

1/3 11:42

ここで右に曲がり、県道に戻ります。
旧道はここ直進なんですけど、地図見てもらうと100mくらい先で鉄道に分断されてて進めないことがわかります。

1/3 11:58

県道に戻ってきました。

1/3 12:27

もう少しで小倉駅ですね。

1/3 12:37

通行止看板があって焦りましたが
特に障害なく通行可能でした。

1/3 12:44

新幹線高架くぐります。

1/3 12:45

門司口門跡、つまり門司の入り口ってことですね。

1/3 12:45

在来線の高架はかなり低いです。

1/3 12:49

こちらの大型商業施設1階に休憩スポットあったので少し休んでいきます。
朝マックから3時間。脚ダメージの貯まり方もだんだん加速してきました。

1/3 12:53

ロングストレートの小道を進むと

1/3 13:00

そのまま駅前ビルに突入です。

1/3 13:00

何とビル店内が長崎街道です。

1/3 13:03

ビルを抜けてそのまま商店街に続きます。

1/3 13:08

お正月ムード。営業しているお店は少なめ。

1/3 13:11

常盤橋に到着！
青空で最高の気分です。

1/3 13:12

茶色い木造橋です。

1/3 13:12

九州街道の基点となっているということで江戸の日本橋みたいな感じなんですね。

1/3 13:13

床面が立派です。日本橋もこんな感じなら風情があっていいのに。

1/3 13:20

黒いポスト発見。これは珍しい。

1/3 13:23

常盤橋渡るとすぐに西小倉駅です。

1/3 13:24

ガラス張りのスペースでは古い時代の遺構が見学できるらしいのですが・・・結露していて何も見えず。

1/3 13:24

なるほど、小倉城城門の遺構が眠っているようです。

1/3 13:31

ジー

1/3 13:31

このあたり、規則的な車道を無視する感じでクネクネした長崎街道が続いていて、歩いていると面白いです。

1/3 13:46

都市高速的な高架を潜ります。

1/3 14:05

日豊本線を渡ります。

1/3 14:20

住宅地ど真ん中を歩いています。

1/3 14:32

宿場があまりなくて寂しい。

1/3 14:37

ここにあるコンビニでトイレ休憩を取りました。

1/3 14:49

鉄道高架跡！？
こんなところ鉄道があったのか、知らなかった。

1/3 14:54

ここを大きく右。

1/3 14:55

なんと、足元に長崎街道案内。これは手厚い。

1/3 15:05

こちらにも案内が。

1/3 15:12

板櫃川沿いは散歩コースになっていました。

1/3 15:19

お、九州で初めて見かける一里塚跡・・・。
ドスンと建ってました。

1/3 15:43

そろそろ八幡の市街に到着します。

1/3 15:49

皿倉山が見えます。
皿倉山にはケーブルカー(鉄道)に乗る為に登った記憶があります。

1/3 15:58

また巨大な高速高架を潜ります。

1/3 16:01

門司から22Km。16時を過ぎ、今日のゴールもすぐそこです。

1/3 16:09

ここを曲がればゴールまであと300m。

1/3 16:21

ゴール！！
八幡駅前のランナバウトで今日の旅を終わります。
休憩の回数増えてきましたがあと1日、最終日まで歩きとおします。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

geopon

西国街道制覇の余韻冷めやらぬ中、
予定通り踏破できたため2日間、お正月休みが余りました。

脚もガタガタですがあとは軽めの歩行距離にして少しでも九州の旅を始めたく
長崎街道歩きを始めました。

関門トンネルを潜るいよいよ長かった本州に別れを告げ、九州に上陸です。
初日は門司・小倉・八幡と北九州の主要都市を25Kmほど渡り歩きました。

大都会の空気ではありましたが、要所要所で街道っぽいくねくねした道が残っていて
街道の面影は感じました。この後、徐々に険しい道になるかもしれませんがひたすらゴール目指して邁進することにします！