六甲山系・油コブシ〜穂高湖 春だ、六甲へ行こう


コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「六甲・摩耶」 ※ビジター参加可 会員8人 ビジター4人 |
写真
感想
早朝の淡路島の地震で交通機関が遅れ、少し遅れての出発になりました。ビジターさん参加で平均年齢も下がり、リーダーはじめみなさん嬉しそうです。天気も良いので、みなさんが知らないコースへ遠回りをして楽しみました。
早朝5:33に淡路島直下15kmを震源地とするマグニチュード6.3の地震が発生。18年前の阪神大震災の悪夢が思い起こされたが何とか揺れが収まり、神戸地区では震度4の地震であった。TVのデータ放送では地域の交通機関も復旧しつつあるとのことで、定刻通り自宅を出発した。地下鉄、JR、私鉄も若干の遅れはあったものの、何とか運行を再開し大きな交通の乱れはありませんでした。
例会はその関係で合流が少し遅れる人がおり、約50分遅れでの出発となりました。また、天気は快晴でしたが、風は結構冷たく感じられました。
コースは記念碑台からは縦走路ではなく、六甲山ホテルの裏側の道を通り、シュラインロード〜ノースロード〜ダイヤモンドポイントを通る珍しいルートを採りましたが、ダイヤモンドポイントからの裏六甲の眺めは抜群でした。その後は、三国池、穂高湖の池めぐりコースとなり、穂高湖ではキャンプの子供たちがカヌーを漕ぐ練習をしていました。
ここからは杣谷峠を通って徳川道/カスケードバレーの堰堤を高巻きして下り、護国神社横公園でクールダウンのストレッチをして解散となりました。
兵庫労山主催「女性のための山登り講座」参加のUさんの生徒の若いビジターさん達もよくその成果を発揮されました。
(追記)徳川道は幕末に参勤交代の武士と外国人の接触で事件を起こさぬように(実際に生麦事件や神戸事件では、参勤交代の前を横切る無礼な外国人を殺傷して賠償問題が生じ、幕府もその対応に困ったようであるが・・)神戸の六甲山系に迂回路を設けたもので、当時の金で約2万両/約1億5千万円もの大金を投じて造られた一大土木工事の道であった。
徳川道完成後、直ぐに明治維新になったため、実際に参勤交代に使われたことはなかったが、もし、この道を山越えするとなると、駕籠を担ぐ人や行列の人は相当の脚力が必要とされる道であろう。現在は幾重にも砂防堰堤が築かれ、カスケードバレーと呼ばれているが、残念ながら、当時の面影が失われてしまった、味気ない道となってしまいました。(HI)
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