親しみの山、その山実は怪峰だった ： 大坊山から大小山

2021年01月16日(土) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 11.7km
• 登り: 718m
• 下り: 699m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:03

8:08 スタート地点
10:40 10:43 つつじ山
10:56 11:16 大坊山
11:33 11:36 つつじ山
11:55 11:56 足利鉱山
12:13 12:16 越床峠
13:45 13:53 大小山(妙義山)
14:24 14:25 阿夫利神社
15:09 15:10 富田駅
15:11 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：地元駅〜（東上線）〜朝霞台〜（徒歩）〜北朝霞〜（武蔵野線）〜南越谷〜（徒歩）〜新越谷〜（東武伊勢崎線）〜館林乗り換え〜足利市下車
帰り：富田〜（両毛線）〜高崎〜（八高線）〜小川町〜（東上線）〜地元駅

コース状況／危険箇所等

大小のアップダウンを繰り返します。
後半以降は岩場のUp~Downが多く、妙義山頂直下は垂直に近い岩場です。
その他も数多くの岩場あり。

写真

1/16 7:35

さぁ今回はどこでしょ？？

1/16 7:35

将軍のお膝元にやって参った

1/16 7:36

このバスに乗る

1/16 7:36

バス停は南口のこの辺

1/16 8:11

十数分揺られて着いたのは、上宮先バス停

1/16 8:12

バス停からほど近く、北へ曲がる角に

1/16 8:12

こういう大げさな看板

1/16 8:15

進むと

1/16 8:23

長林寺門前で安全祈願

1/16 8:23

ちょとウロウロしてると

1/16 8:23

この看板がまたあった

1/16 8:24

あのあずまやで身繕いしよう

1/16 8:31

池がガチガチに凍ってた

1/16 8:32

まずは大坊山を目指すが、決して短くはない

1/16 8:32

初っ端から無用木段で

1/16 8:38

渋々横を歩く

1/16 8:39

左に折れる道があった

1/16 8:40

赤い社があって

1/16 8:40

こういう名らしい

1/16 8:41

どうか滞りない山行を。

1/16 8:42

木段が終わり

1/16 8:43

開けた場所に出た

1/16 8:43

何跡でしょ？？

1/16 8:43

神社跡のような？
さしたる根拠もなく、よくわからんかったぞ

1/16 8:43

よくわからんかったんで、先に進む

1/16 8:44

大坊山まで4km弱

1/16 8:44

気をつけましょ

1/16 8:46

初心者コースと

1/16 8:46

健脚者向けコースの分岐

1/16 8:47

ジツは巻道だったりして。
地図見たら、尾根を大きく迂回するコースだった

1/16 8:47

近道をチョイスきゅ

1/16 8:49

急登は急登なノダが

1/16 8:50

写真じゃこんなふうに写る
あおりレンズではそれなりに撮れるらしい

1/16 8:55

尾根に出た
なにやら神様がいっぱいおられる

1/16 8:55

おねがいしますだ、守ってくだされ

1/16 8:55

足利百名山ってのがあるらしい。
その殆どはいわゆる里山らしく、色々ググったりすると調べた人がいた。
その中でこの人↓の文章が面白くてついつい読み行ってしまったノダ。
https://www.iamlog.work/entry/2019/06/22/170322

1/16 8:56

眺望は定まらず

1/16 9:00

岩峰の先に

1/16 9:00

足利の街が見える

1/16 9:02

この日最初の鎖場、慎重にな

1/16 9:03

ご多分に漏れず道は縦横無尽に走ってるようだ

1/16 9:04

初心者コースをゆく

1/16 9:04

んでほどなく

1/16 9:08

車道にでた

1/16 9:08

出迎えたのはコイツ

1/16 9:09

右（東）に数m進んで

1/16 9:09

この道標

1/16 9:10

ここが取り付き
林道っぽい幅広の道

1/16 9:10

デフォルメされた案内板を見る。
けっこうなアップダウンらしい

1/16 9:11

幅広道を進むと

1/16 9:21

だんだん道幅が狭くなり

1/16 9:23

開けた。
とりあえずここで小休止。
今日は気温が上がるらしいから、少々の寒さは我慢して、アウターを脱いで身軽になる

1/16 9:35

広場から先は登り道

1/16 9:37

また初心者コースと健脚者コースの分岐

1/16 9:37

では参ろうか
この道もジツは巻道

1/16 9:40

前方に岩

1/16 9:41

じぃ〜っと見るとかすかな踏み跡。
それを追う

1/16 9:42

道がないよにも見えるが、ちゃんと足跡あったり

1/16 9:43

お助けピンクもある

1/16 9:44

冬枯れなんで眺望良好

1/16 9:46

岩場というか荒れ地というか

1/16 9:48

急登には変わりない

1/16 9:50

ようやく尾根上に出て

1/16 9:50

ベンチが誘ってる

1/16 9:50

眺めはすこぶるよろしい

1/16 9:52

彼方に岩峰見えて

1/16 9:53

初心者コースもなんだか誘ってるようで

1/16 9:53

ここは誘われるとしようか？

1/16 9:53

巻道なんで、左を巻く

1/16 9:54

見上げると鋭い

1/16 9:56

回り回って

1/16 9:57

落ち葉いっぱい

1/16 9:58

いいフンイキどす

1/16 10:02

これで寒くなかったらいいんだが、、

1/16 10:04

【閲覧注意】
モグラがお亡くなりになってた

1/16 10:04

ゆるく登る

1/16 10:06

またベンチ

1/16 10:08

岩が露出

1/16 10:08

しばらくは穏やかな道が続くが、この先ちょと心配

1/16 10:08

東へ

1/16 10:13

落ち葉が踏まれ、明瞭な踏み跡と化してる

1/16 10:18

さてこの先、どんな難所が待ち構えてる？

1/16 10:20

岩混じりの道

1/16 10:23

ここも登り。
段差があって、体力使う

1/16 10:23

ん〜〜、、どこを写したのか皆目覚えてはおらぬ(-_-;)

1/16 10:23

あれに見えるは大坊山

1/16 10:23

眺望すこぶるよろしいこの場所には

1/16 10:26

お決まりのベンチが設置、これでいくつめだろか？

1/16 10:27

だんだん気温が上昇、湿度もそれなりに上がってるみたいだから、遠くも霞む

1/16 10:34

ゆるい登り坂の前には「通行止」の文字。
その方向を見ればハッキリとした踏跡があった。
バリエーションルートか？

1/16 10:35

大坊山をズームすれば何やら

1/16 10:35

数人が下ってる様子、こっから見る限りではかなりの急登っぽいが、実際行って見ないとわからぬノダ

1/16 10:37

進むと

1/16 10:43

道標見えて

1/16 10:43

大坊山がど〜ん!

1/16 10:44

大坊山分岐どす

1/16 10:46

では、細尾根を進む

1/16 10:49

岩場の予感がして

1/16 10:49

こんくらいは大したことなし

1/16 10:53

四肢をつかって這い上がる

1/16 10:54

まだまだ続くよ

1/16 10:56

なにやらが見えて

1/16 10:57

開けたよ

1/16 10:57

お堂の跡か？

1/16 10:57

立派ですのぅ、山頂標識

1/16 10:58

山の神がおられた

1/16 11:00

ちょいと日が陰り、ハラが減ってきた

1/16 11:00

東の方角
なに山でしょ？

1/16 11:00

山頂部分は平ら

1/16 11:19

メシを貪り、腹が膨れた
眠くなってきたが、先は長いので山行再開

1/16 11:27

岩場を乗り越え

1/16 11:30

分岐まで戻った

1/16 11:31

こっから際限ないアップダウンの再開（と予想）

1/16 11:33

つつじ山通過

1/16 11:33

ん？
三角点？

1/16 11:33

等級わからず

1/16 11:34

しかしこれだけ眺望が良好だと、ピークに至った達成感はひとしおなノダ

1/16 11:34

これから歩く稜線が一望

1/16 11:36

巨岩をすり抜け

1/16 11:37

巨岩の彼方には、あれが大小山か？

1/16 11:37

岩場を下る

1/16 11:39

下ってる途中、歩きやすい道が見えたが、得てしてこ〜ゆ〜のはトラップなノダ

1/16 11:43

峠を経て大小山へ

1/16 11:47

しかし名無しピークが無数にある印象だが、その殆どが足利百名山なノダった

1/16 11:50

シルバーコースという名の巻道をスルーする

1/16 11:52

眼下には掘削地帯が見えて、これが足利鉱山か？？
その先にはゴルフ場

1/16 11:52

岩と背の低い木々を縫うように歩く

1/16 11:54

ゴルフ場。
時折ボールを打つ音が聞こえる。
このご時世でもゴルフ好きはカンケ〜ないようで、それは山好きも同様なノダ

1/16 12:00

このあたりから南に方向を転じ

1/16 12:00

歩きやすい道もあって

1/16 12:01

ん？？あれは？？

1/16 12:05

なんとなんと、これは助かるでしょww

1/16 12:06

んで再開。
ピークを越えるべくゆるゆると登る

1/16 12:07

そのピークには、フライパンで作った鐘

1/16 12:07

んでなぜか旗立て用のポール

1/16 12:12

十数人のパーティとすれ違うが、大人数の中には色んな人がいるようで、、、詳細は割愛するが、通過を待つのに十分程かかったのには閉口した

1/16 12:12

んでほどなく

1/16 12:15

道標がある

1/16 12:15

ここは

1/16 12:15

越床峠

1/16 12:16

昔々の道標？？のかけら

1/16 12:19

ラスボスまで2Km弱

1/16 12:19

幾分尾根が痩せるが

1/16 12:22

難所の片鱗は未だ無い

1/16 12:25

大小山はあれか？？

1/16 12:25

以前霞む足利の街

1/16 12:31

徐々に勾配増して

1/16 12:35

ローソク岩分岐を通過

1/16 12:35

ここもピーク

1/16 12:36

三角点か？？

1/16 12:38

振り返ると歩いてきた稜線が一望

1/16 12:43

ラスボスがほくそ笑んでるようだ

1/16 12:49

なかなか難所が始まらず、イライラしてきたぜ

1/16 13:06

ここらでちょいと小休止。地元のばぁさまがトコトコとやってきて、”こっからは難儀やでぇ”と一言言い捨て、追い抜いていった。

1/16 13:06

あのばぁさまは一体ナニモンなのか？
神様の化身なのか？、ただの意地悪ババァなのか？？

1/16 13:11

自問自答してると、眼前に大岩が迫る。
いよいよか？？

1/16 13:12

目前の大岩をとりあえずの目標にするが、その前にこういう狭いとこを通過、右側は切れ落ち、底は見えなかった。

1/16 13:14

斜めに屹立する大岩を望む。
なんだかこの辺の岩はすべてが斜めに突き上げていて、全てが鋭く尖っている。

1/16 13:15

予想に反して凶悪な岩壁もなく、ここまで順調に進んできた。

1/16 13:18

ただし登りなので、体力消耗。
そんなときにこんな岩岩登りが続けば、疲労度マックスなノダ

1/16 13:20

ピーク通過

1/16 13:20

ここも足利百名山

1/16 13:21

眺望は相変わらずいい

1/16 13:22

ふと足元を見れば、土が赤かった。
なぜかこの付近だけ赤い。

1/16 13:23

この石はチャートだろか？？
なぜここだけチャートなんだろか？？

1/16 13:25

さらなるピーク通過

1/16 13:25

分岐通過

1/16 13:25

ラスボスはその姿を見せなくなった。
もういくつもピークを越えたんだが、、、

1/16 13:31

また分岐通過

1/16 13:32

この道標を通過後、、

1/16 13:33

こんなのが出てきた。
岩の向こうは見えず、ロープだけが垂れ下がる

1/16 13:34

木の根にくくりつけられてた。
根っこ自体はしっかりしてて問題は無かった

1/16 13:35

さらに岩場は続く。
勾配は急じゃないんだが、岩自体が凶悪に見えた

1/16 13:35

こんなふうに全てが斜めになっておって、それだけを見てると、なんだか平衡感覚が麻痺する感覚に襲われる。

1/16 13:36

溶岩が波打って、そのまま固まったようにも思えるが、ここは過去に火山活動があったかどうか定かでなし。

1/16 13:37

波々の岩岩を登ると

1/16 13:41

一転穏やかになって

1/16 13:43

頂上か？？

1/16 13:45

雲行きが怪しい

1/16 13:46

んで、ぽんっとてっぺんに出た。
大小山、地元では妙義山の名で呼ばれてる。

1/16 13:46

三角点は二等。
山頂は狭く、写真も満足に撮れなかった。
中にはこの三角点に腰掛けてくつろいでる人もいて、これが地元の山という所以か？？

1/16 13:47

早々に立ち去るが、この先は急坂だった。
この後、心無いハイカーの仕打ちに遭遇

1/16 13:53

ロープや鎖は一人づつ、がルールである。
ところがこのハイカー、二人組なのだが、自分がまだ降りきってないのにロープを使い始めた。
さらにもうひとりが頭大の岩を落とした。
すんでのところで落石を回避できたが、一歩間違えれば大怪我か死んでた。

1/16 13:53

ここで激昂しても良かったんだが、トラブルは避けたかったんで、極めて優しく『石を落とさないでね〜〜』と返す。
心はトゲトゲだったが、必死で抑えた。

1/16 13:54

穏やかな道になった。

1/16 13:54

神様、こんなときど〜すればよろしい？？？

1/16 13:58

尾根を下る途中

1/16 13:58

「大小」の文字が見えた。

1/16 13:58

さっきまでの怪しい雲はどっかに去り、霞んだままの昼下がりの空が広がる。

1/16 14:00

ここは、下山予定の阿夫利神社への降り口分岐

1/16 14:02

先にも道がありそうなので行ってみる。
突出した岩の先端にあたる

1/16 14:03

先端からはこの眺望

1/16 14:05

岩が折り重なって、奇っ怪な様相

1/16 14:05

穴が空いておる。
覗き込むと、人一人がやっとくぐれる程度の穴だった

1/16 14:09

ここは分岐にもなっている。
なんの分岐かってぇと、お決まりの男坂女坂どした。
もちろん女坂を使うのよん

1/16 14:10

少し降りるとまた穴があって

1/16 14:10

どうもさっきの穴に通じてるらしいが、入る勇気はないノダ

1/16 14:11

下ってる途中、さっきの石を落とした二人組が追いついてきて、丁重に謝ってくれた。
なんかこっちがもう良いから、、って気持ちになるような、平身低頭の謝り方で、えっと、心のトゲトゲやもやもやがすっかり晴れちまっただよww

1/16 14:13

ここで、太陽が出てるのに雨が降ってきた。
俗に言う天気雨かな
雨が写るかと思って撮ったら全然だった、、、

1/16 14:13

雨はすぐにやんで、おひさまでたよ

1/16 14:14

杉林を進み

1/16 14:16

程なく

1/16 14:16

山の神？じゃなくて仙間神社だった

1/16 14:17

ありがとさんどす、おかげさんで無事に下山できそう

1/16 14:17

大小山からはもひとつの下山道があるらしく、そこへの分岐を通過

1/16 14:18

石段を下る

1/16 14:21

道が広くなり

1/16 14:22

簡易舗装の道になった

1/16 14:24

ん？？ゲートだ

1/16 14:25

ちゃんと閉めましょね

1/16 14:25

社が見えた

1/16 14:26

阿夫利神社どす。
丁重にお礼を申し上げる

1/16 14:26

丹沢大山の阿夫利神社とは無関係らしい

1/16 14:33

では駅までもうひと頑張り

1/16 14:35

角を曲がると

1/16 14:36

なにやらの碑があった。

1/16 14:36

よくわからぬのでスルーする

1/16 14:39

振り返ると

1/16 14:39

大小山が主張しておりました

1/16 14:42

右の丘陵を迂回するよに進む

1/16 14:50

この神社の傍らで小休止

1/16 15:03

街中に入った。

1/16 15:06

高い煙突、、ってことは？？

1/16 15:06

酒蔵どした〜〜えぇ匂いが漂ってきて、酔っ払いそう、、、って大げさww
下戸なんで匂いだけで酔いそうなのさww
板塀に焼き杉を使ってたりして趣あり

1/16 15:07

踏切が見えて

1/16 15:08

渡る

1/16 15:08

高崎方面

1/16 15:08

小山方面
奥に見えてるのは富田駅

1/16 15:09

駅に向かうには大きく迂回するノダ

1/16 15:10

ここを入ると

1/16 15:11

駅のはず

1/16 15:11

着いただよ

1/16 15:12

富田駅。
新JKと思われる娘が一人ぽっちで電車待ちしてた。

1/16 15:15

駅舎に入るとこのポスター。
やっぱ地元の山なんだな、でも怪峰には違いないぜよ

1/16 15:26

そんで、ホームからも

1/16 15:27

大小の文字がくっきり見えた。
良い山どした〜〜
今回も完遂！！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS 1s オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

journey

前回に続き北関東の里山を巡ってまいりました。

さほど予習もせずに、ほとんど白紙の状態で地図とGPSログを用意して望みました。
冒頭はさほど人とも会わず静かな山行になるかな？と思われましたが、大坊山をすぎると人大杉、さすが足利百名山を制定するほどの山好きの街（ホンマか？）。

大小山直下でアクシデントに見舞われましたが、さすが地元民、ちゃんと心のトゲトゲを抑えてくれました。

さて外出しにくい雰囲気が続き、もやもやしてる人いっぱいいると思うんですが、里山くらいは行ってみましょ、ちゃんと対策をしてね。

おわり