オプタテシケ山中央稜B壁

1989年12月02日(土) 〜 1989年12月07日(木)

• GPS: 128:00
• 距離: 39.6km
• 登り: 3,474m
• 下り: 3,455m

天候

悪天続く

コース状況／危険箇所等

白金温泉→BC⊃中央稜B壁引き返し⊃オプタテ西尾根引き返し ‌

* 12/2〜7(5-1)
* L:斎藤清克(3)　AL:古川浩司(4)　M:中村一郎(2)

12/2　曇り　
美瑛営林署の小屋(6:50)→西尾根末端Co1250(11:45)
入山し、西尾根末端付近にBC設営後、中央稜を偵察。

12/3　ガス濃い
BC(10:00)→中央稜末端(10:30〜12:00)
天気は悪かったが、中央稜末端まで往復。BCでイグルー作る。

12/4　小雨のち曇り　風強し　西尾根頭の直下まで往復
BC(7:50)→シーデポCo1550m(9:00)→Co1850で引き返し→シーデポ戻り(11:00)→BC(11:30)
まさに体が飛ばされそうな強風。気温は高め。

12/5　雪　風強し　完全停滞

12/6　ガス濃い　風強し　中央稜末端まで往復後西尾根頭まで往復
BC(7:10)→中央稜末端(7:40)→BC(8:30)
BC(10:00)→シーデポ地点(11:00)→西尾根頭→シーデポ地点(13:00)→BC(13:30)
ガスガスで視界ほとんどなし。悪天下の行動を目的に西尾根頭まで往復。緊張した。

12/7　曇りのち快晴　中央稜下部B壁まで　最終日時間切れで下山
BC(5:50)→中央稜末端(6:20)→B壁下(8:40)→B壁抜ける(9:50)→中央稜途中引き返し→末端戻り(11:00)→BC(11:15〜12:00)→白金温泉(15:30)

中央稜末端よりワカンで登る。途中急になってアイゼン。B壁はザイル1ピッチ35m出す。雪壁状の部分をトラバース気味に登った。引き返して帰りは懸垂下降。20mでフカフカのいやらしい斜面に降り、トラバースして壁の取り付きまで戻る。

6日間の成果は悪天行動とB壁でザイル出したことくらいか。むなしい。