屋久島 ・瀬切川

1996年09月17日(火) 〜 1996年09月18日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,191m
• 下り: 0m

コース状況／危険箇所等

[屋久島]瀬切川 1996.9.17-18(2日間)
Party;西川、松原
ワンゲルの西川氏と遥かなる屋久島へ。まずは手始めにセギレを登る。海からの遡行、息の切れる巨岩の乗っ越しは、狩場山のオコツナイ川を連想させる。地図から想像する以上にスケールを感じるのが屋久島の渓谷の不思議な特徴だ。そして花崗岩の谷のため見事な大滝が配置されている。スラブ状で手が出ず、捲くしかないのが残念だが。ゴルジュは泳いだりへつったりと果敢に中を通過した。この川の源頭には立派な屋久杉が散見された。吉川満氏の著書には一泊二日とあるが、結構きついものがある。股擦れもあって山頂カットの夏道下山でも月明かりを頼っての下降となった。海まで。
西川氏のおかげで「屋久島の山岳」の太田五雄氏や上屋久町役場の松田氏の紹介を得られたのは幸いでした。その上、次の宮之浦川遡行までの台風待ちの間、太田氏の御宅で豊富な山岳蔵書に囲まれて過ごさせて戴くことができた。ひとときの優雅な生活を。

写真

瀬切川の大滝

大釜で遊ぶ