狭薄山（さうすやま）

2021年03月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,125m
• 下り: 1,126m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:00

8:00 スタート地点
10:40 11:10 狭薄山
13:00 ゴール地点

北海道新聞社の『北海道 雪山ガイド』に掲載なし。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道230号を定山渓から中山峠へ向かい走らせ、長い定山渓トンネルを出た後、望岳橋を渡ったところのカーブにある駐車場に10数台駐車可能。ここから豊平川まで一気に下りる。

コース状況／危険箇所等

山頂手前の尾根に空洞あり。穴に落ちないように。

その他周辺情報

下山後は、定山渓温泉の悠久の宿 白糸で、定山渓では貴重な源泉掛け流しの湯をじっくりと堪能。

写真

3/20 7:59

国道230号は頻繁に通るが、狭薄山を初めて知った。望岳橋を渡った駐車場から出発。

3/20 7:59

最近のレコを参考に、目標に向け出発。明日から天気が崩れるので今日がチャンス。

3/20 8:00

約200m下の豊平川へ向けソリで一気に下る。スピード出過ぎ。

3/20 8:13

豊平川に架かる橋を渡る。一本目の橋。

3/20 8:16

快晴の下、気持ちの良い林道歩き。

3/20 8:28

漁入沢水位観測所。

3/20 8:40

空沼岳林道の分岐看板。

3/20 8:44

漁入沢川に架かる橋を渡ると尾根取り付き。二本目の橋。

3/20 8:44

漁入沢川。春の陽気でキラキラ。

3/20 8:47

夏道のない狭薄山だが、ピンテがいっぱい。いよいよここから。

3/20 8:47

豊平川対岸林道というらしい。ここまでツボ足で良いかも。

3/20 8:50

まずは急登から。

3/20 9:00

林道の上側に出る。

3/20 9:01

今度は大峰林道。

3/20 9:07

またまた急登。スノーシューが滑る。

3/20 9:33

しばし緩やかな樹林帯。多くの人により踏み固められた一級国道を進む。

3/20 9:35

樹と頭の雪がカッパドキアの奇岩のよう。

3/20 9:35

右手に空沼岳が見えてきた。

3/20 9:49

快晴の下、贅沢で幸せな山行。

3/20 10:00

ようやく山頂が見えてきた。陽の当たる所はザクザク、日陰はパウダースノーが入り混じる。

3/20 10:01

左手には白く美しい札幌岳。

3/20 10:05

細い尾根を越えれば、山頂までもう一息。

3/20 10:05

振り返ると後方羊蹄山が目に飛び込んでくる。感動の瞬間。

3/20 10:07

雪庇を樹のある左側に回避。

3/20 10:14

所々に急斜面。陽の当たる雪面はスノーシューが滑る。

3/20 10:20

大きな穴ぼこ。トレースの下は空洞。くれぐれも落ちないように。

3/20 10:27

札幌岳をバックに霧氷の樹々。

3/20 10:40

山頂到着。バックに羊蹄山。

3/20 10:43

山頂からの素晴らしい景色。左に恵庭岳、中央に漁岳。

3/20 10:43

左から羊蹄山、ニセコ連峰、小喜茂別岳、喜茂別岳、中岳、そして、のっぺりとした無意根山。

3/20 10:43

お隣の札幌岳。冬山はこの山から始まり、時既にもう春。

3/20 10:44

遠くの増毛山地まで眺められる。

3/20 10:45

ここに登らないと見られない360°の絶景。なんて贅沢な時間。

3/20 10:58

蝦夷富士のアップ。

3/20 10:58

中岳、無意根山もアップで。3月下旬、まだまだ真っ白く美しい。

3/20 11:00

尻別岳、奥に尖った昆布岳、そして羊蹄山。風もなく、素晴らしい晴天なり。

3/20 11:24

名残惜しくも下山開始。

3/20 11:32

再び緩やかな樹林帯にて、雪のオブジェ。

3/20 11:39

日常の喧騒を忘れさせてくれる冬の山行。陽射しが暖かい。

3/20 12:32

一本目の橋まで戻って来た。国道230号の駐車場までの最後の急登が目の前に。

3/20 12:45

長〜い林道歩きの後の急な登りで、太ももがプルプル震える。

3/20 12:46

二つ目の急登。もう一息。

3/20 13:03

駐車場に到着。無事に下山でき、山の神に感謝。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

初めての狭薄山登山。札幌50峰の中でも難関と言われているらしいが、年配の方まで多くの方が登っている。山名の「サウス」は、アイヌ語の「山が狭まって、こだまする」を意味する「サシヌ」が変化したものと、ヤマレコの解説に書いてある。林道歩きが長いのと、何と言っても最後に駐車場までの急登が待っているので、スタート地点に戻って来た時の達成感が大きい。
天気がとても良かったため、山頂からの素晴らしい景色は、これまでの冬の山行の中でも忘れられない格別なものとなった。