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Yamareco

記録ID: 30247
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

袈裟丸山

1998年06月27日(土) 〜 1998年06月28日(日)
情報量の目安: B
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
okawari その他8人
GPS
32:00
距離
24.2km
登り
1,522m
下り
1,514m

コースタイム

1日目 沢入駅−林道歩きを経て折場登山口−賽の河原付近
2日目 前袈裟往復−寝釈迦−沢入駅
天候 初日は晴れ?翌日は曇り
アクセス
コース状況/
危険箇所等
駅からの長いアスファルトの林道歩きは、非常にきつかった。
南アルプス縦走後、この山行に参加した同期に、今まで一番
きつかった山はどこかと聞いたところ、彼は迷わず
「袈裟丸山」といった。

ちなみに、折場登山口までは車で入れます。

おまけに、数年後今度は単独で林道を下りギブアップします。
後ほどこの記憶もあげます。

感想

袈裟丸山には、小僧の時に登ったことがありました。
その後数回訪れています。
この山行の思い出は、「林道歩き」に尽きます。
同期と南アルプス合宿に向け、新調した重登山靴をはいて挑み
ましたが、靴擦れが大変でした。
 
      以下「参考にしてはいけない」記憶文
浅草から「りょうもう号」に乗り、足尾渓谷鉄道に乗り換え
沢入駅に着いた。
おそらく費用節約の面からタクシーを使わなかったのだと思う。
駅から降り国道122号をしばらく歩き、袈裟丸山登山口へ向かう。
最初はスギ林になり、途中「寝釈迦コース」を分けさらに
歩く。
今回参加した新人は、私ともう一人。我慢強い男だ。
正直、根釈迦コースまでの林道歩きだけでも、充分長い。
しかし、折場口までの道程はまだまだ序の口だった。
次第に林道は傾斜をまし、ヘアピンを描いて一気に高度を
あげる。
梅雨時の蒸した空気の中を黙々と歩き続ける。
始めのうちはメンバー間で雑談をしていたが、誰も話す余裕がなくなる。
道の傾斜は次第に緩みだし、山腹を巻く道になった。
若干左側の展望が開けるが、山腹の道は必然的に日よけがなくなる。
この日は確かうす曇だったと思うが、それでもきつかった。
なによりも「モチベーション」の維持が難しかった。
山登り初心者の同期にとっては、その意味でも二重に苦しかった
はずだ。
なんだかわからないうちに、東屋のある折場登山口についた。
誰かが行った。「登山口に着く前に、登山をしてしまった」と

折場口から歩き始める。迷いなく女道を行く。
途中で同期がついにひどい靴擦れのため歩けなくなった。
医療係の方の手当ての後、歩き始める。
広葉樹をぬけ左が開けた尾根道を歩いていたときには、
すでに薄暗くなっていた気がする。
予定通りか忘れたが、賽の河原付近でテントを張る。
この後95パーセントの水など飲んだが、感動するほど
うまかった記憶がある。
何よりも、賽の河原の雰囲気が微妙だった記憶がある。

翌朝、前袈裟まで軽装で歩く。
小さな避難小屋まで緩やかだが長い道を歩き、
その後は山頂へ一気に登った記憶がある。
残念ながら山頂では展望には恵まれなかった。
賽の河原まで戻り、寝釈迦コースを降りる。
もし、の話だが後袈裟から群界尾根を下り下まで
林道を歩いていたら、と思うとめまいがする。
広葉樹の中に急な下りをこなし、
途中寝釈迦に着く。穏やかなお顔だった、気がする。
さらに下り、ついに林道に下りる。
昨日歩いた林道と合流し、なんとか沢入駅に着いた。
沢入から水沢駅まで行き、温泉に入った後
近くの食堂で打ち上げをする。
この後、駅のホームでメンバー全員が寝転んでいる
写真がある。
この駅から、二つの頂を分け、左右に雄大な裾野を広げる
袈裟丸山の姿が見られた。
南アルプス合宿の前の格好のトレーニングだった、と
青二才ながら思うようにした。

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