東京から遥かに望む山、高原山(大間々台から釈迦ヶ岳)


- GPS
- 04:42
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 767m
- 下り
- 771m
コースタイム
八海山神社 9:40〜9:44
大入道分岐 10:00
釈迦ヶ岳 10:58〜11:42
大入道分岐 12:34
剣ヶ峰 12:34〜12:38
大入道分岐 12:38
八海山神社 12:57〜13:04
大間々台 13:37
(計4時間42分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス | 大間々台に広い無料駐車場あり。40台以上はとめられそうですが、9時の時点で既にほぼ満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大間々台〜八海山神社 始めは未舗装の林道を行きます。少しで右に指導標があり、ここから山道です。 道は何本もの踏み跡が並走しているので、歩きやすいところを選んで登りました。 ツツジの木の間を行くとやがて展望が開けてきて、左に目指す釈迦ヶ岳を望みつつガラガラ石が転がる所を登ると眺めのいい八海山神社に着きます。 八海山神社〜大入道分岐、剣ヶ峰 神社から登ると矢板市最高点で、下って大入道分岐。剣ヶ峰へは右に30秒です。 大入道分岐~釈迦ヶ岳 分岐からは一気に下って緩く登り返して行きます。右側は急斜面でムシカリがたくさん咲いていました。 やがてロープの張られた急登になり、登り切って鶏頂山への分岐を過ぎると間もなく山頂です。 八海山神社〜大間々台 神社から指導標に従い左の樹林帯へ下ります。大間々台までは緩やかでおおむね歩きやすい道でした。 沢をわたると道はいまいちハッキリしなくなりますが、かなり頻繁に「←剣ヶ峰 大間々台→」の看板があり柵も続いているので迷う事はありません。 平らな道になってトイレ裏から駐車場に出ます。 |
写真
感想
私が初めて高原山の存在を知ったのは何年か前、好天の日にたまたま寄った都内の公園から平野遥かにその姿を見た時でした。
それから何度か天気の良い日にこの山を望んできましたが、そうしているうちにやはり登りたくなってくるもの。今日、思ったよりも早くその機会がやってきました。
大間々台から釈迦ヶ岳を越えて鶏頂山まで行くぞ、と計画を立てたものの足を痛めてしまったので欲張らず釈迦ヶ岳まででのんびりすることに変更、ツツジに期待です。
朝9時前、大型バスもとまり、ハイカーで賑やかな大間々台をスタート。
林道を歩き始めると思ったより人が多く、団体で登山道が行列にならないか少し不安。見晴コースに入ります。
登り出すとすぐ暑くなりました。そういえばツツジが無いな。汗を拭きつつ歩いて行くと地元の方が見頃は「来週から再来週」と教えてくれました。ちょっと残念。
前方に釈迦ヶ岳が見えてくると頭上に白いものが見え、思わず足を止めます。ありましたシロヤシオ。よかった〜初めて見るわ〜。
間もなく石の積み重なった好展望の道になりました。パアッと開けた尾根を登って八海山神社に到着です。
神社から関東平野の方面は遮るもの無い展望ですが日差しが強く日陰が欲しいところ。ちょうど団体が記念撮影中だったので少し待ってから写真を撮ります。この団体には先で抜かさせてもらいました。
展望があるような無いような矢板市最高点を過ぎ、もうひとつ小ピークを越えて急な下りを行くと大入道分岐。右に行けば剣ヶ峰ですが先程の団体に追いつかれてもなので帰りに寄る事にしました。
一瞬急に下り、まだ木が小さく剣ヶ峰が見える笹の道を登り返します。この先あまり展望はありませんが、ムシカリ(オオカメノキ)が今を盛りと咲き誇っていました。これはこれできれいです。
尾根の幅が広がり、山頂が前に高く見えてきた辺りで一組のご夫婦とちょっとお話。暑いですね〜とかツツジが少ないですね〜など話しながら、抜いたり追いついたりで結局山頂までご一緒させていただきました。
ロープがある急登を終えると分岐で、樹林帯を抜けると一気に開けた釈迦ヶ岳山頂に飛び出し到着。こういう着き方好きです。
それほど広くない山頂には高原山神社、一等三角点とたくさんの山名標があり、大きな釈迦如来像はどうやって運んだのかハイカーは興味津々。ヘリかな?
ベンチ等は無いので適当に腰掛けて休憩です。先程のご夫婦にフルーツを、さらにもう一組のご夫婦にキュウリの朝漬けいただき(皆さんありがとうございました)大満足の昼食タイムになりました。
昼食中にも続々と人が登ってきます。あっという間に山頂は満員に、一角では宴が始まってにぎやかになってきました。でもどこかほのぼのとしていて日頃の喧噪とはまた違います。
適当な所で切り上げて下山開始です。
先に下っていたフルーツのご夫婦にお礼を述べてお別れ。どんどん下って行きます。大入道分岐からわずかに登って剣ヶ峰に寄り道。落ち着いた静かなピークで山名標が2つあり、展望はありませんでした。
戻って来た八海山神社はとても静か。心地よい風を浴びて林間コースを下ります。
この道もまた見晴とは違った良さがありました。静かな森の中、新緑を見ながら緩く下って沢をわたります。
真っ平らと言ってもいいほど平らな道を進み、最後もやはり起伏無く駐車場に到着。下りには最適な道でした。
ツツジはあまりありませんでしたが、短い時間でも内容が濃くよい山行でした。
今までは眺める山、今はもう登った山。この違いは大きいな。
高原山、ますます愛着がわきました。
<今日踏んだ主なピーク>
高原山・釈迦ヶ岳(初)
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