新緑の黒姫山周遊 水芭蕉と生命の息吹
- GPS
- 09:29
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
分岐点 7:42
しなのき平 8:31
黒姫山山頂 10:41
七つ池 11:37
峰ノ大池 11:46
大ダルミ 13:54
分岐点 14:24
古池 15:23
西登山道入り口 15:59
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大橋駐車場〜黒姫山山頂 特に危険な箇所はありません。 山頂〜峰ノ大池 急な下山道で残雪があります。少々踏み抜きます。 ピンクテープ、踏み跡はあります。 峰ノ大池〜天狗岩 残雪あり、テープ・踏み跡はしっかりしています。 天狗岩〜大ダルミ道が開けてくるまでは残雪、ぬかるみあり、 一部川となり始めています。 大ダルミ〜西登山道入り口 特に問題なし |
写真
感想
当初は期待していなかった週末の予報が変わったので、近場の黒姫山に行って来ました。ここも大好きな山の内の一つで毎年この季節に訪れています。
大橋から山頂はまずはサクッと山頂を目指します。
根曲がり竹の目が沢山出ていますが、決して採取はしてはなりません(笑)私としてはこのルートの楽しみは下山です。山頂から分岐してまず七つ池を目指します。写真ではここの素晴らしさはお伝えできませんが、四方が山に囲まれた湿原です。新緑にぶつかればまさに秘境の地のような別世界が待ち受けています。次いで峰ノ大池、ここも静かに水を湛えている様は神秘的な空間となっています。
その後雪道をピンクテープを頼りに進むと若干薮漕ぎを強いられますが、ルートが確りしているので不安になる事も無く、若干の冒険心を擽られる様な楽しい山歩きが出来ます。しばらく高度を下げると残雪地帯から天狗岩の大きな岩の地帯をアトラクションの様にクリアして抜けると、雪解け水が登山道を駆け下りています。岩の上を伝いながらその一体を通り抜けるとご褒美のようなダケカンバの新緑が待ち構え、さらに高度を下げると根曲り竹と水芭蕉の群生が迎えてくれます。
黒姫山のこのルートは、荒涼とした残雪の景色から高度が徐々に下がるにつれて木々が雪の地面を割って立ち上がり、雪が溶け、集まった水が川となり山を駆け下ます。水は木々の芽吹きを助け、足元には水芭蕉を育みます。1日の中に四季の移り変わりが凝縮されているようで本当に歩いていて飽きません。
今回は二人でゆっくりと回ったので、9時間半、前回は一人で回ったので約8時間かかるのでロングルートになりますが、この時期はお勧めのルートです。
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