吉田海岸 魔王（川崎柴笛クラブ）

2021年04月11日(日) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 2.4km
• 登り: 543m
• 下り: 540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:11

7:46 吉田海岸公衆トイレ
8:42 9:20 魔王ルート取り付き
13:20 13:40 魔王ルート終了点
13:50 14:00 懸垂地点
14:00 15:15 魔王ルート取り付き
15:57 吉田海岸公衆トイレ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/11 7:54

アプローチの釣り師道は真ん中の大岩の手前左側に延びてます

4/11 8:09

アプローチの稜線に出ると目指す岩場が見えます。

4/11 8:35

近づいてきました

4/11 9:25

1P：簡単ですがプアプロなので緊張します

4/11 9:48

2P：ジグザグに登ります。そして意外と悪く感じました

4/11 10:24

2P終了点

4/11 10:14

2P終了点より
下は絶壁の海岸です

4/11 10:25

2P：フォローが登ってきます

4/11 10:44

3P：右壁を登ります

4/11 10:50

3Pはこのあたりから左に凹角をまたぐようですが

4/11 11:03

3P：普通に上まで登ってしまいました

4/11 11:08

3P：フォロー上まで登攀中

4/11 11:39

4Pの取り付きまで左にトラバース

4/11 12:13

4P：核心ピッチです

4/11 12:35

4P：左壁も上手く使って

4/11 12:47

5P：やや被り気味のコーナークラック

4/11 13:13

5P：最後のランナウト系スラブ

4/11 13:50

ここから下降しました

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

共同装備

リンクカム#0.5〜#2 キャメロットZ4#0.2〜0.3 50ｍロープ2本

備考

マイクロカムは多めにあった方がいいかも

感想

y86104129

関東周辺マルチピッチルート・スーパーガイドに載っていますが、マルチピッチというよりかはアルパインクライミンング寄りなルートだと思います。
ボルトも必要最低限なところにしか打たれておらずルーファイ力も必要なので、アルパインの技術と知識及び核心の5.10aを安定してリードできる登攀力は必須です。

《アプローチ》
駐車場側から登る際は斜面左側に延びる踏み跡をたどればフィックスロープがあって快適に登れます。取り付き側に下りるのは左側にある尾根に向かってトラバースして尾根を伝って下りますが、途中斜面が崩れているところもあり、慎重に行かないと崖下に真っ逆さまです。

《1P　グレード5.5》
緩傾斜のスラブです。上部にボルトが1つありますが、そこまではプロテクションはないです。他の記録ではカムを使ったと書いてありますが私たちが登ったラインではカム使えそうなところは見当たりませんでした。

《2P　グレード5.8》
滑りそうでコワい草付きバンドを斜上してボルトが打ってあるあたりからジグザグに登るようです。ルーファイが良くなかったのか1ピン目から2ピン目を越えるあたりのホールドは悪く感じました。真下は切れ落ちた崖なので結構コワかったです。

《3P　グレード5.9》
トポには「コーナー右壁から凹角を跨いで左上のテラスへ。木を登ってその上のカンテを登る」と書いてありますが、理解が足りずまっすぐ直登してしまい3P目終了点の右側まで登ってしまいましたが、どうやら正しいルートは2つ目のボルトあたりから左上に逸れるようです。
下から見るとコーナー右壁の先にテラス状のところが見えるので、どうしてもそこが目指す場所のように感じますが違いました。
でもすぐ横に次のピッチが見えたので5m程トラバースして正規ルートに復帰しました。

《4P　グレード5.10a》
核心ピッチです。
左壁も上手く使いながら細かいホールドをつなげて登りました。2ピンを越えたら核心終了ですが、その後の右の立ち木へのトラバースで落ちるとグラウンドしそうなので、左壁にカムセットした方がいいです。
ちなみに始めは立ち木に向かわず直登しようとしましたが、左側にある大岩に足を乗せたらグラついたので速攻でやめました。

《5P》
4P目の後半です。
コーナークラックを乗っ越したあと簡単なスラブを登ります。
コーナークラックは意外と悪く青のエイリアンでプロテクションを取りました。
スラブはほぼ真ん中のルートを登りました。途中リンクカム0.75が入るクラックでプロテクションを取りましたが、そのあとは青のエイリアンが入りそうなクラックがあったものの、コーナークラックで使ってしまったためプロテクションを取ることができず、結局ランナウトとなりました。

《下降》
終了点から右側へ稜線を歩いて行くと懸垂支点があったのでそこから懸垂下降しまして、途中にあった懸垂支点でそれぞれ切りました。
トポには3回で下りれると載ってますが、3回では下りきれず4回懸垂をしました。
もしかしたら3回で下りれるポイントが他にあるのかもしれません。