荒島岳・鬼谷・極楽谷支流中ノ平谷
- GPS
- 04:40
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 264m
- 下り
- 262m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
佐開からの林道はかなり荒れていて、自家用車での通行は困難。 佐開の養魚場から本流を遡行して、この谷に入るのが正解かもしれない。 |
写真
感想
ずっと晴天続きだった北陸だったが、土曜になると天気は急降下。朝から曇よりとした天気となり、遡行途中で雨となってしまった。
今回は天気だけではなく、谷にも"やられた"日となった。
実は遡行する谷は支流のヒメマチ谷だったのだが、遡行するとその谷は乾いた高い岩壁を持って続いているという特異な地貌を見せていて手が付けられず、仕方なく一度本流に下降して、未遡行の中ノ平谷に入ることを決定した。なので、時間ロスが90分ほどある。
ヒメマチ谷遡行の気分を変えて、いざ中ノ平谷へと向かう。すぐに出合が見つかったものの、10mほどの二段滝が控えていた。一見するに右から登れそうということで、G君が取り付く。しかし当初の「登れそう…」という判断はちょっと甘く、不覚にも3ピン目でフォール!しかし2ピン目ががっちり効いていてGフォールは免れた。そして降り注ぐ雨と滝の流れに抵抗すること40分、水流突破で見事登り切った。
しかしここからが本番。セカンドは残置を抜き抜き登らねばならず、これが実は難儀なのだ。単に引き上げてもらえると思ったら大間違い。案の定、効いてるピンがなかなか抜けない。しかもピンは左水流の中で、スタンスもひどく厳しい。そのうちハンマーを振る左手が疲れて…。
どうにかこうにか登り切ったものの、滝のしぶきを頭からかぶってのクライミングとなり、身も心もボロボロ。しかし二人とも登り切って、滝上で喜びのハイタッチ♪
その後出てくる滝はF1ほど厳しくもなかったが、頭上から降り注ぐ雨には正直げんなりとしてしまったことは否めなかった。
濡れ鼠のままG君の車に乗車して、一気に荒れた林道を下ってゆく。養魚場に止めた自分の車に到着すると、G君はこのまま帰ると帰宅してしまった。
ここはG君の地元みたいな場所。自宅から20分ほどで来られるなんて、考えてみればなんという好ロケーションなのだろう。いいところに住んでいるなぁと、しみじみ思ったり。
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詳細は以下をごらんください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/27093-detail-50001
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