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Yamareco

記録ID: 3128570
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ハイキング
甲信越

富士見山 〜その名に相応しく(初日)〜

2021年05月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:28
距離
14.4km
登り
1,847m
下り
1,822m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:24
合計
5:24
9:27
9:32
7
9:39
9:43
21
10:04
10:16
16
10:32
10:35
14
10:49
10:49
10
10:59
10:59
94
12:33
12:33
12
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道甲府南インター降りてから国道52号を南下、みのぶ自然の里を目指す。
ナビには、山梨県南巨摩郡身延町平須543の妙光寺を設定する。
コース状況/
危険箇所等
平須口からの道は、一部崩落している箇所が有るが、鎖もかかっていて心配無い。
山頂までのコースタイムについては、「らくルート」にはデータが無いが、「YAMAP」の3時間は適当だと思う。
その他周辺情報 「道の駅みのぶ」は、富士川クラフトパーク内に在る。県立のこの公園はとにかく広い。500台以上停められる駐車場が満車だった。恐るべし。
「民宿山下荘」は、十枚荘温泉のそばに在る。夕食のみで頼むとで6900円。風呂は大きく、食事は食べきれないほど。
平須口の駐車場(ここは大型バス用ということを下山後知った。一般車はもう少し先)。それにしてもあの細い道を大型観光バスは通れるのであろうか。
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平須口の駐車場(ここは大型バス用ということを下山後知った。一般車はもう少し先)。それにしてもあの細い道を大型観光バスは通れるのであろうか。
山頂まで標高差およそ900m、2ヶ月以上のブランク、少し不安。
山頂まで標高差およそ900m、2ヶ月以上のブランク、少し不安。
木漏れ日が気持ち良い。穏やかなスタート。
木漏れ日が気持ち良い。穏やかなスタート。
徐々に勾配が増す。
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徐々に勾配が増す。
崩落は心配していた程度ではない(トラロープ、鎖もかかる)。
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崩落は心配していた程度ではない(トラロープ、鎖もかかる)。
振り返り。
出発後1時間20分、2/3は歩いた。
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出発後1時間20分、2/3は歩いた。
9時33分、稜線の分岐点に到達。ここには真新しいベンチを備えた展望場所がある。
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9時33分、稜線の分岐点に到達。ここには真新しいベンチを備えた展望場所がある。
されど富士山は大きなマスク状態。
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されど富士山は大きなマスク状態。
10分後、誰もが山頂と思わずにはいられない、「展望台」に到着する。
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10分後、誰もが山頂と思わずにはいられない、「展望台」に到着する。
そしてここが富士見山山頂、1640m。ベンチあり、東南方向に開ける。
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そしてここが富士見山山頂、1640m。ベンチあり、東南方向に開ける。
山頂部分は見えてきたが、今日はこれが限界のよう。コーヒーは明日にお預け。
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山頂部分は見えてきたが、今日はこれが限界のよう。コーヒーは明日にお預け。
南アルプスフロントトレイルの標識。早く全コース整備されてほしい。
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南アルプスフロントトレイルの標識。早く全コース整備されてほしい。
明日は天子山系南部を目指す。
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明日は天子山系南部を目指す。
身延山、七面山方向を望む。
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身延山、七面山方向を望む。
こんどは目隠し状態ね。
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こんどは目隠し状態ね。
堂平下降点より下山開始。
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堂平下降点より下山開始。
甲府盆地南部。
今日の1本。
今年も若葉の季節に。
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今年も若葉の季節に。
12時半、堂平登山口に到着。
12時半、堂平登山口に到着。
富士山は、ふの字も無くなった。
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富士山は、ふの字も無くなった。
ここで駐車場を間違えたことに気付く。ともかく帰ってきた。久しぶりの登山、5時間半は充実していた。
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ここで駐車場を間違えたことに気付く。ともかく帰ってきた。久しぶりの登山、5時間半は充実していた。
多くの車に誘われ、吸い込まれるように富士川クラフトパーク。あまりの広さと人の多さに驚く。
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多くの車に誘われ、吸い込まれるように富士川クラフトパーク。あまりの広さと人の多さに驚く。
パークから見上げる醍醐山。
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パークから見上げる醍醐山。
今日は民宿山下荘に投宿。登山者とライダーで男ばかり10名。女風呂がもったいないなあ。
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今日は民宿山下荘に投宿。登山者とライダーで男ばかり10名。女風呂がもったいないなあ。
10畳の角部屋を用意してくれた。
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10畳の角部屋を用意してくれた。
明るく饒舌なおかみさんの手料理。
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明るく饒舌なおかみさんの手料理。

感想

 静岡県中部の大井川沿いに絞っていたが、珍しく3日間晴天の予報、急遽、山梨県南部に変更した。これまで公共交通機関利用では困難な場所ゆえ見送っていた三山、幸いレンタカーも宿も取ることができ、久しぶりの登山の準備は整った。
 4時30分に発ち、中央道、国道52号線を経て、登山口には7時過ぎに到着した。国道を離れてから道幅の狭い個所が多かったが、対向車は無く、無駄な時間を費やさずに済んだ。下山後知った情報によると、いきなり駐車場を間違えたようだったが、それはさておき、5月連休三日連続登山が始まった。

 道は明瞭で歩きやすく、とんでもない急登を強いられる場所は無かった。山中、4組の方々と出会ったが、終始静かな時間を過ごせた。そして稜線手前、足が動かなくなった。
 およそ2ヶ月半ぶりの登山であった。輪をかけて、一大プロジェクト完遂のために3月、4月は休日返上、タクシー三昧。筋力低下は必然であった。初日に標高差900メートルを選んだことをかなり後悔していた。
 さらに、ようやくたどり着いた稜線上の展望地からは、雲に隠れた富士山の姿、気力まで失いそうだった。とはいえ、標識の3時間半を2時間45分で歩き、山頂のベンチで、朝ファミマで買ったおにぎりの残りを食べる。風はまあまあ吹いていて、いつものときが戻りつつあった。
 しばらく眺めていても雲は退散しそうにない。コーヒーは諦め、下山の途に付く。堂平コースには、危険箇所も進路に悩ましい場所も無かった。穏やかな道は、ほどよく優しかった。

 13時前に駐車場に戻り、昼食の場所を探しに52号線を南下する。何もないなあ、諦めかけていると、何やら前方の車が次々と右折してゆく。誘われるままに追ってゆくと、巨大な公園に到着した。その、富士川クラフトパークでのんびりと昼食を取った。それにしても人が多い。これでも県内感染者ゼロの日も多いのだから、きっと皆意識が高いのだろう。
 民宿山下荘には、チェックイン開始の15時ちょうどに着いた。今日は5組でいずれも男性ばかりでね、女将が楽しそうに話す。微妙に負に傾きかけた気持ちを、10畳のさわやかな部屋が戻してくれた。今のうちにゆっくりと入浴しよう。
 2時間の仮眠ののち、夕食会場へと足を運ぶ。山菜の天ぷら、塩焼き、茶わん蒸し、ちぎりほうとう、いずれも美味だった。すっかり満足して部屋に戻ると、長い仮眠にもかかわらず睡魔が訪れた。東野圭吾を開くことも、記録をまとめることすらできず、快晴の翌朝を迎えた。(つづく)

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