富士見山 〜その名に相応しく(初日)〜
- GPS
- 05:28
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,847m
- 下り
- 1,822m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビには、山梨県南巨摩郡身延町平須543の妙光寺を設定する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平須口からの道は、一部崩落している箇所が有るが、鎖もかかっていて心配無い。 山頂までのコースタイムについては、「らくルート」にはデータが無いが、「YAMAP」の3時間は適当だと思う。 |
その他周辺情報 | 「道の駅みのぶ」は、富士川クラフトパーク内に在る。県立のこの公園はとにかく広い。500台以上停められる駐車場が満車だった。恐るべし。 「民宿山下荘」は、十枚荘温泉のそばに在る。夕食のみで頼むとで6900円。風呂は大きく、食事は食べきれないほど。 |
写真
感想
静岡県中部の大井川沿いに絞っていたが、珍しく3日間晴天の予報、急遽、山梨県南部に変更した。これまで公共交通機関利用では困難な場所ゆえ見送っていた三山、幸いレンタカーも宿も取ることができ、久しぶりの登山の準備は整った。
4時30分に発ち、中央道、国道52号線を経て、登山口には7時過ぎに到着した。国道を離れてから道幅の狭い個所が多かったが、対向車は無く、無駄な時間を費やさずに済んだ。下山後知った情報によると、いきなり駐車場を間違えたようだったが、それはさておき、5月連休三日連続登山が始まった。
道は明瞭で歩きやすく、とんでもない急登を強いられる場所は無かった。山中、4組の方々と出会ったが、終始静かな時間を過ごせた。そして稜線手前、足が動かなくなった。
およそ2ヶ月半ぶりの登山であった。輪をかけて、一大プロジェクト完遂のために3月、4月は休日返上、タクシー三昧。筋力低下は必然であった。初日に標高差900メートルを選んだことをかなり後悔していた。
さらに、ようやくたどり着いた稜線上の展望地からは、雲に隠れた富士山の姿、気力まで失いそうだった。とはいえ、標識の3時間半を2時間45分で歩き、山頂のベンチで、朝ファミマで買ったおにぎりの残りを食べる。風はまあまあ吹いていて、いつものときが戻りつつあった。
しばらく眺めていても雲は退散しそうにない。コーヒーは諦め、下山の途に付く。堂平コースには、危険箇所も進路に悩ましい場所も無かった。穏やかな道は、ほどよく優しかった。
13時前に駐車場に戻り、昼食の場所を探しに52号線を南下する。何もないなあ、諦めかけていると、何やら前方の車が次々と右折してゆく。誘われるままに追ってゆくと、巨大な公園に到着した。その、富士川クラフトパークでのんびりと昼食を取った。それにしても人が多い。これでも県内感染者ゼロの日も多いのだから、きっと皆意識が高いのだろう。
民宿山下荘には、チェックイン開始の15時ちょうどに着いた。今日は5組でいずれも男性ばかりでね、女将が楽しそうに話す。微妙に負に傾きかけた気持ちを、10畳のさわやかな部屋が戻してくれた。今のうちにゆっくりと入浴しよう。
2時間の仮眠ののち、夕食会場へと足を運ぶ。山菜の天ぷら、塩焼き、茶わん蒸し、ちぎりほうとう、いずれも美味だった。すっかり満足して部屋に戻ると、長い仮眠にもかかわらず睡魔が訪れた。東野圭吾を開くことも、記録をまとめることすらできず、快晴の翌朝を迎えた。(つづく)
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