伊豆半島 コビサワラ原生林散策
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- GPS
- 02:40
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 357m
- 下り
- 358m
コースタイム
12:30 コビサワラ原生林終起点⇒ 12:40 コビサワラ原生林入口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八幡東交差点を南に右折して県道59号線を通り、宮上集落付近から市道に入り地蔵堂方面に向かい万城の滝を目指して車を進めました。 地蔵堂集落内の滝川橋を左に渡り地蔵堂川に沿って進みやがて万城の滝入口をを通り過ぎて林道を上って行きました。 カーブが多くなり、過ぎると左側にコビサワラ原生林入口の案内がありました。 付近の駐車スペースを探し車を置きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林の中を散策するので登山靴から地下足袋に履き替えて出発、林道横に流れる沢(コビサワラ川)に架かる傷みが激しい木の橋を注意して渡り人工林(地蔵堂分収育生林)の中に入りました。 植林された木の根元には鹿の食害から守るためにネットが巻いてありました。 ジグザグに登って行くと樹床にはカニコウモリが生殖しているのが見られました。 30分程登ると原生林の端に至り、コビサワラ原生林終起点の案内版がありました。 周回路にはロープが張ってあり、ロープに沿って歩きました。 原生林の中はモミやブナの大木が高く伸びて中間にはヒメシャラ 樫 カエデなどが中間を覆い、太陽の光はほとんど地表にはとどかなく昼間でもうす暗いもりでした。 長い年数が経ち倒木になった木や危険の為枯れ木を切り倒した跡には光が入り幼木が生えていました。 思いもよらず南側の周回路を進んで行くとアマギツツジが咲いていました。 途中昼食を採り静かな原生林内を一周して戻りました。 |
写真
感想
いろいろと用事が重なり予定していた山が縮小され、今日は天城山万二郎岳にアマギツツジを見ようと天城高原へ向かいました。
縦走路に入って行くとお目当てのアマギツツジはまだ蕾の状態でした。
ふられてしまいあっさりと諦め戻り、車の中で短時間で行けるコビサワラ原生林に行ってみようと思いつき車を走らせました。
コビサワラ原生林は天城山万三郎岳の北側約3kmほど離れた標高約700m付近の林の中にあります。
なぜ天城主稜線から外れたここだけに樹齢約300年〜500年の大木が生い茂る原生林が残っているのかふしぎです。
コビサワラ原生林の名前の由来を地元の人に聞いても解りません、どこに在るのか解らない人もいました。
カタカナの名前に興味をもって数年前に一度訪れ、今回二度目になり前回より余裕をもって散策しました。
原生林の端から中伊豆地区集落が見えるところがありましたが、植林された木が大きくなりほとんど見えなくなっていました。
モミの木は大木で中間の木に遮られ全体は良く見えません、寿命が来て朽ち果てた大木もかなりありました。
ブナは標高が低く風の害が無いのか、樹勢は旺盛でまだまだ巨木になりそうでした。
アマギツツジが咲いていて感激しました。
コビサワラ原生林で見られるとは想像していませんでしたのでうれしさ倍増でした。
周囲の木が大きく高いのでアマギツツジも背が高く花は下から見上げるしかありません、緑の中で赤いピンクの花は華やかに見えました。
姿が見えない鳥のさえずりを聞きながら森林浴を満喫して静かなコビサワラ原生林の散策を終わりました。
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