関東で最も遅い紅葉、養老渓谷 梅ヶ瀬渓谷〜大福山〜上総大久保
- GPS
- 05:48
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 269m
- 下り
- 304m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
関東で一番遅い紅葉と言われる紅葉時期の養老渓谷周辺は道路が狭いこともあり、土日は渋滞します。この渋滞緩和のため期間限定でパークアンドバスライドが実施され、各方面へ臨時のバスが結構出ています。詳細は市原市役所のHPで確認できます。 梅ヶ瀬渓谷は10数回の渡渉があります。水の深さはそれほどありませんが、山用の靴の方が安心です。 |
写真
感想
今日は渋滞を避けるため、小湊鉄道の養老渓谷駅の2つ手前の月崎駅まで車で向かい、駅前に駐車。そこから列車に乗ってのアプローチ(月崎〜養老渓谷240円)。列車はほぼ満員。養老渓谷駅前も大混雑です。
駅から線路沿いに進み、踏切を渡って、道標に従って大福山方面へ向かいます。今日は晴れて風もなく絶好のハイキング日和。最初は舗装路を行きますが、民家の庭先の柿の実が青空に映えいい感じです。
約30分ほどで女ヶ倉に到着。右へ行けば舗装路が大福山まで続きます。今日は真っ直ぐ梅ヶ瀬渓谷方面へ進みます。この奥の駐車場先から、いよいよ梅ヶ瀬渓谷に入っていきます。
日陰に入るとひんやりしていい気持ちです。渓谷の上を見上げるとなかなか綺麗な紅葉が見えます。渓谷自体は渡渉を10数回繰り返しますが、特に危険なところはありません。小さな子供も楽しそうに歩いています。
今日はとにかく人出が多い。写真を撮ったり、すれ違いで止まったりしてゆっくり行きます。
梅ヶ瀬渓谷に入ってから約1時間で大福山への登山道との分岐に出ます。まずは、そこを直進し、ハイキングコースの最奥の日高邸跡へ向かいます。ここは山間にぽっかりとあいた空間。日陰になってひんやりとした空気が漂います。中央には大きなもみじとかえでの木。地面には昨日の雨と風で散ったと思しき葉っぱが数多く敷き詰められています。今日はコースも楽チン、時間的にも余裕があるのでここでゆっくり昼食をとりました。
昼食後には大福山への登山道への分岐へ戻り、ここから左に折れていきます。最初の部分がちょっと急ですが、そこを越えて一度下って、再度登りはじめれば歩きやすい山道になります。最初は竹林の中を進みますが、やがて陽を透かした綺麗なもみじの葉を眺めながら登るようになります。続いて杉の林。その先の階段を登りきれば大福山を走る林道に出ます。今日はここに出店が出ていました。
林道に出て右にちょっと行ったところに大福山展望台があります。展望台のらせん状の階段を登れば本日の最高地点。霞んでいましたがかすかに筑波山が見えます。東京湾にはアクアラインや都心方面の高層ビル、東の山並みの上に光っているように見えるのは太平洋かな?
ここからは女ヶ倉に向けて下っていきます。車も人も多く行き交います。以前道沿いに植えられたもみじの木が大分育って、いい色を見せてくれるので退屈しません。あと何年かすればもっと大きな木になって、さらに素晴らしい紅葉になりそうです。
このまま女ヶ倉まで下れば、その後は朝歩いて来た道を戻ることになります。列車の時間までまだ余裕があるので、途中で左に折れ、林道を上総大久保駅まで歩くことにしました。この道は先ほどまでの賑やかさが嘘のように静かになります。多少の上りはありますが、基本的には下りベースの舗装された林道です。車も気にしなくて良いので、話をしながら気持ちよく下ります。
やがて警笛が聞こえたと思ったら、木々の間を養老渓谷方向へ進む列車が見えました。どうやらその列車が折り返してくるようです。
と、まもなく上総大久保駅に到着。何もない駅です。待合所で午後の柔らかな日差しを正面から浴びながら列車を待ちます。やがて時間どおりに列車が到着。なんと2両増結の4両編成。後の2両はホームからはみ出しています。こんなの初めて!
1駅乗って月崎駅へ戻ってきました(上総大久保〜月崎140円)。
ちょうど紅葉のいい時期だったようです。快晴、無風、歩いていて暑くも寒くもない絶好のハイキング日和でした。たまには地元千葉の山を歩いてみるのもいいものです。
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