鳳凰山【地蔵岳-観音岳-薬師岳】ドンドコ沢-中道

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月14日(日)

• GPS: 35:00
• 距離: 16.0km
• 登り: 2,285m
• 下り: 2,269m

コースタイム

1日目
5：20青木鉱泉出-7：15南精進滝着-7：35発-8：37鳳凰滝着-8：55発-10：25白糸滝着-10：35発-11：15五色滝着-11：25発-12：10鳳凰小屋着　テント張り＆昼食-14：00発-15：10地蔵岳着-15：35発-16：15鳳凰小屋着　夕食-就寝
2日目
4：00起床、朝食、テント撤収-5：45鳳凰小屋発-6：55稜線分岐着-7：05発-7：15観音岳着-8：15発-8：50薬師岳着　昼食-9：55発-11：05御座石-15：30壊れた小屋-16：20青木鉱泉着　湯に入る。

天候

1日目曇り、夜曇り一時小雨、2日目曇り、稜線上やや強い冷たい南風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央高速韮崎IC-甲州街道（R20）-鳳凰山入口-青木鉱泉。
R20からの曲がり角では御座石温泉表示で迷いますが、途中で”Y”で青木と御座石に分かれます。

コース状況／危険箇所等

青木鉱泉に登山ポストあり。
南精進滝と鳳凰滝は分岐に滝→表示があったので、バックパックを置いて行ったがどちらの滝もそのまま進めば登山道に出られます。
白糸滝と五色滝は登山道から近くすぐに見られます。
地蔵岳への登りの最後は砂地の”蟻地獄”で、一歩進んで半歩下がる感じです。
薬師岳からのくだりの中道は長い樹林帯でだれます、また疲れます。

青木鉱泉Pは750円/日、テント泊だと*2＝1500円。
青木鉱泉の湯は1000円。シャワー、シャンプー、扇風機、エアコンなどないが昔ながらの温泉宿の風情あり。駐車場割引なし

写真

7/12 17:18

青木鉱泉

7/12 18:57

名もなき滝1号

7/12 19:24

名もなき滝2号

7/12 19:30

これはメジャーの南精進滝。分岐点から150M表示でロープ場あり

7/12 20:35

左右から鳳凰滝。分岐点から5分くらいか

7/12 21:19

南アルプスの水はうまい

7/12 21:37

新しい芽と古い苔と

7/12 22:19

二頭の鹿のスケルトンに見えた

7/12 22:22

白糸滝

7/12 23:00

顔を洗った水場

7/12 23:16

五色滝

7/12 23:57

木の間からオベリスクが見えた

7/13 2:07

テントの花

7/13 2:22

険しい地蔵岳に続く尾根

7/13 2:41

蟻地獄

7/13 2:55

左手には明日登る観音岳

7/13 3:07

オベリスクは自然が生んだ造形美

7/13 3:14

岩の間から急峻な甲斐駒岳

7/13 3:18

UP

7/13 3:30

山頂に咲く岩のチューリップ

7/13 3:31

お地蔵様の向こうは甲斐駒

7/13 17:31

鳳凰小屋

7/13 17:44

7/13 18:15

険しい樹林帯

7/13 19:16

地蔵岳を振り返る

7/13 19:49

観音岳　斜め45度

7/13 19:56

地蔵岳への稜線

7/13 19:56

薬師岳への稜線の向こうに富士山

7/13 20:03

奥秩父の金峰山、国師岳方面

7/13 20:04

薬師の向こうに左に伸びる中道の尾根

7/13 20:10

甲府盆地はもやの中

7/13 20:29

北岳と間の岳は顔を見せてくれない

7/13 20:42

観音岳を振り返る

7/13 20:46

八が岳の雲がとれた

7/13 20:50

Highwaystar44と薬師岳頂上で

7/13 21:41

衣をまとったような富士

7/13 21:42

お地蔵様のような薬師岳の岩

7/13 21:57

薬師岳にもオベリスクがあった？

7/13 21:57

7/13 22:20

中道から

7/13 23:21

樹林帯が延々と続く

7/14 4:21

青木鉱泉への近道でドンドコ沢を渡る

撮影機器：

COOLPIX L28 NIKON

感想

Bigpink

鳳凰山は険しくも良い山で今年も登りたかった。前回は夜叉神峠から鳳凰三山-早川尾根-甲斐駒だったので、今回は青木鉱泉からドンドコ沢の登り、中道で降りるループにした。

1日目の行きのコースは豪快な滝の連続。はじめの名もなき滝1号が南精進滝だと思ったが、大間違い。名もなき滝2号がそれかと思ったがこれも間違い。本物はスケールの大きさが違いました。鳳凰滝は豪快、白糸滝も秀麗。でも個人的な一番は五色滝。このコース滝を見ずに通過はもったいない。
しかし急のぼりでなかなかきつい。やっと鳳凰小屋についた。

テントを張り昼食をとり、天気が良ければ地蔵岳に行こうと　いうことになった。樹林帯を抜けると別世界に来たように、白い砂の向こうにオベリスクがそそり立つ。作れといってもあの大きさには作れないが、よくこんなものが山頂にできたものだ　と今年も感心。雲ってはいたが急峻な甲斐駒が向こう側に見えた。白い砂の上の小さなお地蔵さんたちがなんともいえない。これは鳳凰山ならでは。

2日目はいきなり急登で始まる。尾根に出ると、北〜を期待したが南アの盟主はご機嫌斜めで間岳とともに顔を見せてくれなかった。観音岳から薬師岳は気持ちの良い稜線。薬師でランチをとりコーヒーを飲みながら北岳参上を待っていたが結局雲がとれず残念でした。しかし世界遺産登録の富士山はくっきり元気な姿。帰りのくだりの中道は長く続く樹林帯で変化に乏しく疲れる。

本日テントデビューのHighwaystar44は日本アルプス初参戦。行きにガス欠、帰りに足痛とホロ苦のメジャーデビュー。厳しくも、山も滝も水も眺めも桁違いに良かった。また来るよ、鳳凰さん。