地倉沼 - 鏡像の沼に咲く蒼い花

2021年05月31日(月) [日帰り]

• GPS: 03:33
• 距離: 8.6km
• 登り: 500m
• 下り: 498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:33

9:07 スタート地点
10:00 10:09 地倉沼
10:23 10:23 千倉大権現
11:15 11:37 地倉沼
12:01 12:01 千倉大権現
12:09 12:09 地倉沼
12:38 12:38 登山口
12:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

山口市から国道9号を東に進むこと約1時間15分。
津和野を過ぎて坂を下りきる辺り、JR山口線『青野山駅』入口を右折。
川を渡った所で左折した後、踏切を渡って道なりに進むと林道へ。
上記を右(青野山駅)方向へ進むと、すぐある右カーブ内側に2〜3台分の駐車スペース有。
※ただし、地域住民の邪魔になるかもしれないので、駐車の際は確認を。

コース状況／危険箇所等

・登山ポストなし
・林道は石がゴロゴロ、石車に乗らないよう注意。
・『地倉沼』の木道と『千倉大権現』の参道は苔で滑りやすいので注意。
・マムシにも充分な注意が必要。
　個人的な経験からですが、沼の北側(テーブルベンチから左側に回る道)の水際でよく見かけました)

その他周辺情報

立寄り入浴は、津和野市街地の『道の駅 津和野温泉なごみの里』
http://www.nagomi-nosato.com/
大人610円(R3.5.31現在)

山口市方面なら国道9号沿いの『道の駅 願成就温泉』
大人520円(R3.5.31現在)
https://www.ganjojuonsen.com/

その他、津和野市街地の旅館等で立寄り利用が可能のもよう。
入浴料金は、各自で都度確認してください。

写真

直地地区に駐車してスタート

今日も四葉のクローバみっけ！

山口線の鉄橋下

地倉沼まで1.8km

何度か林道と出会ったり交差したり

運転に自信があれば、ここまで車で来れますが...

今気付いたけど、『千倉沼を守る会』になってる...どっちが正解？

地倉沼に到着

火山ってロマンだなぁ

黎明をイメージして

やや鏡像

立派な遊歩道が整備されてた(感謝

敢えてのモノクロで

ウグイス声が、山に反響してエコー掛かってた

中国地方とは思えない避暑地感(笑

チョウジソウ＆マムシグサ

綺麗な色だなぁ

梅雨明けの如し

まだ水位が低くて鏡の迷宮にはならず

この辺だけ、それっぽい

でも不思議で美しい

ブラックバックで

千倉大権現に参拝
あれ？こっちも千倉!?

神々しい光が射した

天然アクアリウム(笑

テントウムシの幼虫？こんな大きかったっけ？

幾ら撮っても撮り飽きない...

というか、腕のせいで満足出来ないだけ？

ホント、群生してる

モリアオガエルの泡巣(まだ数は少ない

いやぁ、満足です

ありがとう地倉沼

感想

Hans-R1

今日は「チョウジソウが見頃を迎えている」という山行記録を目にして気になってた『地倉沼』へ行ってきた。
前回、地倉沼を訪れたのは、2016年の7月。
その時はチョウジソウは咲いていなかったので、どんな花か知らず、俄然、自分の目で見たくなった。
チョウジソウの開花時期は5月下旬〜6月上旬とあったので、その時は訪れたのが遅すぎたのだろう。
ということで、最近は何故か懐かしい山、久しぶりの山ばかり登ってる気がする。

前回は林道をそこそこ走って標高を稼いでから登山スタートしたが、今回は“直地(ただち)地区”からスタートした。
案内標識、距離表示もあり、踏み跡もしっかりしていて迷うことはない。

注意すべきは、地倉沼に着いてから。
気温が上がる時期になると、マムシに結構な頻度で遭遇する。
私の経験では、沼に到着した状態で立った時、沼の左側に当るルートの水際で多くマムシを見た。
水面を泳いでいるものも数匹見た。

この時期であれば踏みつけたりしない限り、マムシに飛び掛かられて咬まれるようなことはないと思うが、
足運びには慎重になったほうが良いでしょう。
ストックや枝を使って、足を運ぶ先のほうをトントンしながら歩けば、マムシに早めに気付いてもらえるかも。

さて、今日の沼の水位は前回訪れた時より50cmほど低く、チョウジソウと共に期待していた『鏡像の迷宮』は最高の状態ではなかった。
辛うじてそれっぽい箇所はあったが、こっち(鏡像)に関しては、もう少し雨が降った後に訪れたほうが良い。

一方、チョウジソウは沼の周囲のあちこちに咲いていて、ここに来るまでの「花が終わってなければいいけど...」という不安を綺麗に払拭してくれた。
花弁はとても綺麗な淡いブルーで、蕾だと藍か青紫といった落ち着いて上品な色をしている。
こんなきれいな花が咲く場所だったなんて。
もう少し頻繁に訪れても良かったかな。

沼を一周した後は、『千倉大権現様』に参拝し、日々の山行の無事に対する感謝をお伝えしました。
その後、再び沼を一周(笑
とにかく、綺麗な色に癒されっぱなしです。
とはいえ、いつまでもこうしている訳には行かないので、後ろ髪を引かれつつ下山開始。
誰にも会わない地倉沼、鳥のさえずりがエコーを効かせて聞こえる地倉沼。
やはり、山は何度登っても新たな発見を与えてくれるんだなと感じました。

そうそう。
沼の手前には『千倉沼を守る会』による、遊歩道と植生に関する案内図(ラミネート済)がありましたので、ありがたく頂戴いたしました。
また、沼には単管と木板を用いた遊歩道が整備されていました。
おかげで、泥濘を歩くようなこともなく、また、生えている植物を踏みつけてしまうこともせずに済みます。
感謝感謝です。

『5年前の地倉沼レコ』
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-909199.html

コメント

ocelot7

可憐な花は見たいけど･･･
そんなに奴らが出没するエリアには近寄れないです＞ω＜
ずいぶん昔にモリアオガエルを見に行ったことがあるんですが、その時もエライ目にあいました（笑）
こちらの画像で堪能させていただきます。
素晴らしい画像をありがとうございます。

Hans-R1

Re: 可憐な花は見たいけど･･･
Kazさん、こんにちは！
奴らの活動時期に突入しましたニョロね〜
大勢で隊列組んで行けば、
ニョロくんたちも退散してくれるハズですよ