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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 千町ヶ原- - -青屋古道(九蔵尾根)

2013年07月20日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.8km
登り
1,405m
下り
1,403m

コースタイム

ゲート5:35 - 5:53 登山口 - 6:40 1Km地点 - 9:05展望地 - 9:21 5km地点 - 10:50 7Km地点 - 11:18 千町ヶ原 12:10  -16:10 駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口手前1.5Kmにゲート有り、 駐車地はないので路肩に駐車。施設は一切なし。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はないが、 千町ヶ原到着すぐ前で チョッとしたササ藪こぎがある。
初めの内は ずーっと樹林帯だが 笹も生えており、 昨年刈払いされて歩きやすい。 展望は笹原から2ヶ所ぐらい、 少しだけ 御岳山・八ヶ岳が拝める。
帰りは はっきりしているが注意していないと 最後の最後で間違いやすいので要注意。(踏み跡があやしくなったら 分かるところまで引き返した方が良い)
ゲート少し手前の路肩に車を止め スタート
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ゲート少し手前の路肩に車を止め スタート
少し歩いて橋を渡るとすぐに登山口。 林道から谷を見下ろす。 深いので落ちたら・・・。あまり端によらにない方が良い。(帰りにはフラフラしていたので 特にそう思った。)
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少し歩いて橋を渡るとすぐに登山口。 林道から谷を見下ろす。 深いので落ちたら・・・。あまり端によらにない方が良い。(帰りにはフラフラしていたので 特にそう思った。)
登山口の社。 安全登山を祈願。
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登山口の社。 安全登山を祈願。
1Kmごとに道標がある。(一部 気がつかなかったものもあったけど・・・)
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1Kmごとに道標がある。(一部 気がつかなかったものもあったけど・・・)
しばらくは巨木が多いので 見ていても楽しいが、 登りは結構 急だ。
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しばらくは巨木が多いので 見ていても楽しいが、 登りは結構 急だ。
ブナかと思った直径7〜80Cmもありそうな 木。 幹が白いので 大きなダケカンバだ。
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ブナかと思った直径7〜80Cmもありそうな 木。 幹が白いので 大きなダケカンバだ。
こんな笹が刈払いされた快適な道だ。 虫も少しいるが心配したほどではない。刈払いに 感謝
 感謝!
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こんな笹が刈払いされた快適な道だ。 虫も少しいるが心配したほどではない。刈払いに 感謝
 感謝!
トランペットが生えている。(ここから 3枚の写真は 設定がおかしくなった。)
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トランペットが生えている。(ここから 3枚の写真は 設定がおかしくなった。)
1900-2000m 辺りで樹林が一部途絶え 笹原になると 初めて展望が開け 御岳や八ヶ岳が見える。 雄大な景色だ。
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1900-2000m 辺りで樹林が一部途絶え 笹原になると 初めて展望が開け 御岳や八ヶ岳が見える。 雄大な景色だ。
登山道に横たわる大きな倒木の下から オコジョが・・・
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登山道に横たわる大きな倒木の下から オコジョが・・・
千町け原に到着する少し前から 刈払いがされてなく、 ササ藪に突入。 100mぐらいだけなので問題ない。
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千町け原に到着する少し前から 刈払いがされてなく、 ササ藪に突入。 100mぐらいだけなので問題ない。
笹漕ぎから解放されると突然湿原に入る。
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笹漕ぎから解放されると突然湿原に入る。
こんな湿原の植生の中を歩くので 大変申し訳ない・・・   ごめんなさい・・・
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こんな湿原の植生の中を歩くので 大変申し訳ない・・・   ごめんなさい・・・
モウセンゴケも足元に生えている。 出来るだけ 苔だけのところに足を置いて歩く。
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モウセンゴケも足元に生えている。 出来るだけ 苔だけのところに足を置いて歩く。
とうとう 木道の整備された 千町ヶ原に到着。 解放感が素晴らしい。 天気が良すぎて日差しが暑い。
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とうとう 木道の整備された 千町ヶ原に到着。 解放感が素晴らしい。 天気が良すぎて日差しが暑い。
ワタスゲが 心地良さそう・・
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ワタスゲが 心地良さそう・・
下界ではお目にかからないトンボもいろいろ・・・
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下界ではお目にかからないトンボもいろいろ・・・
羽化したてのトンボも・・
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羽化したてのトンボも・・
クジャクチョウも地面で給水。  私も コーヒーをドリップして 給水。 疲れたけれどイイ気分。 車から 6時間20分も掛ってしまった。
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クジャクチョウも地面で給水。  私も コーヒーをドリップして 給水。 疲れたけれどイイ気分。 車から 6時間20分も掛ってしまった。

感想

昨年の同時期と先週、 乗鞍岳の久蔵尾根(青屋古道)を登って千町ヶ原を訪れ、 奥千町ヶ原で1泊する計画で出かけたがどちらも敗退してしまった。 もうお盆休みまで1泊で出かける機会が無いので 日帰りで挑戦してきた。
天気予報通り よい天気で 日差しが暑かったが、 木陰では意外に暑くなく、心配した虫もたいしたことはなかった。

およそ20分少々の林道を歩いて 社のある登山口へ到着。 最初は急登で 暫くすると大きな木がたくさん目に付く。
登山道は次第に緩やかになり ゆるく下る部分もあり ほぼ千町ヶ原まで ダラダラと続く。 一部樹林が途切れ 御嶽山や八ヶ岳の展望できる笹原が 2ヶ所ある他は展望の効かない単調な登りが 延々と続く。 笹は 昨年刈払いされており 千町ヶ原の直前まで問題ないが、 100mぐらいだけ 刈払されてなくミニ笹漕ぎを強いられる。 ・ ・ ・ ・が、 長い樹林帯と笹原を歩き 最後の笹漕ぎをしていきなり千町ヶ原の湿地帯に飛び出した時の 解放感はたまらない。駐車地より約6.5時間と 予定より1時間近く余分にかかってしまった。最近の著しい体力の低下と暑さで もうバテバテ。 帰りの予定は 3時間と踏んでいたが、4時間に修正して 覚悟して下りたが4時間少々かかってしまった。

さすがにマイナーなルートで 千町ヶ原で 乗鞍から下りてきたというソロハイカー氏にお会いした以外 誰にも会わなかった。(ただし、私の直前におそらく二人の方が、歩いており、湿地に真新しい足跡が有った。)
千町ヶ原は 池溏にワタスゲとコバイケイソウが咲き、 想像通り静かで素敵な空間だった。 誰もいない木道に陣取ってコーヒーブレークを楽しんだが日差しが暑すぎた。 (日影が無いので 傘を持って行けば もっとくつろげる。)
奥千町ヶ原まで足を延ばしたかったが、及ばなかった。 ソロハイカー氏によれば、奥千町ヶ原は 千町ヶ原よりもっと広く 眺望もよく乗鞍山頂方面と御嶽山もよく見え、 千町ヶ原の様な池溏は無いが 丁度ニッコウキスゲが咲き始めたばかりとのことであった。(千町ヶ原にはニッコウキスゲは無いです。) 次の機会には是非訪れて 避難小屋で一泊してのんびりと過ごしてみたいです。

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コメント

お疲れです・・
日帰りにしてはかなりのロングコースですね・・

いつも、記録拝見しながら、

気力・体力ともに、かなり充実してるように思うのですが・・・

こちらはその少し前に、花を見に、田の原〜御嶽に行ったのですが、期待したほど咲いてなく、剣ヶ峰を前に戻りました。
2013/7/28 22:17
今晩は letsさん
残念ながら、 遊ぶ気力はだれにも負けないほど充実してますが(いい年こいて 恥ずかしい)、体力はもう最悪です。 今回は 私の日帰りではかなり長く、本当に久々で これが限界ですが、 ヤマレコユーザーさんのレコには 20Km、 30Kmや それ以上を日帰りでやっているのがいっぱいで そんな人たちは一体 どんな身体をしているんでしょうね?
千町ヶ原にはコバイケイソウとワタスゲぐらいしかないですが とても静かで雰囲気は抜群でした。・・・そうですか 田の原には 花が少なかったですか。 天然自然公園辺りは 高山植物もウリだったですけどね〜。
今回は 奥千町ヶ原まで行けなかったので、 来年は楽をしてバスで畳平まで上がって 奥千町の避難小屋で 一泊して ニッコウキスゲでも楽しんでこようかなと思っています。 今回のようにゆっくりできない登山は(身体も付いていかないですが)性に会わないですね。 下りてくるときは本当に後ろ髪をひかれる思いでした。
やっぱり 楽しくなくっちゃ−・・・ですね。
2013/7/29 19:18
いいところですね
こんばんは。
千町ヶ原、きれいですね。
乗鞍にはまだ行っていないので、ここから上がりたいと思います。
2013/9/7 22:56
ノンビリするには とてもイイです。
BBCさん こんばんは。
千町ヶ原は狭いですが周りが半分は山が無いのでとても解放感があり天気が良ければとてもいい所です。(登り口に車を置くと そこに戻らなければいけないのが少し残念です。)
BBCさんなら 初日に乗鞍山頂まで行って、 折り返して奥千町避難小屋で一泊で楽勝でしょう。(もちろん乗鞍は急いでも仕方が無いのでノンビリ行く方がいいですけど・・)
2013/9/8 20:44
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