明神洞895P（下見）
maasuke1
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 377m
- 下り
- 358m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇り時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
上大須ダム（西側）入口に簡易バリケードがあるが、ちょっと横にずらして奥に進入。 |
写真
二又谷出合いから30分歩くと5メートルの小滝が現れる。この左に取りついて尾根を目指す。温和そうな谷で、ドウの天井へもこの沢からなら比較的楽に登れるかも知れない。ほとんど記録の無い沢だから、思わぬ出会いが待っているかも知れない。一度計画してみる価値はありさうだ。
温和そうな谷で、ドウの天井へもこの沢からなら比較的楽に登れるかも知れない。ほとんど記録の無い沢だから、思わぬ出会いが待っているかも知れない。一度計画してみる価値はありさうだ。
この付近からぽつりポツリと雨が落ちてきた。
895Pの最高点直下。藪のすき間から微かに明神(1136)が見えている。ここからなら明神洞二股まで30分で降りられるだらう。逆の見方をすれば、ここ以外に”鳥も通わぬ”と言われた断崖絶壁を下るルートは無い。わたしの拙い推理だが、江戸時代の明神信者もこのルートを歩いたに違いない。老若男女が歩けるのはここだけだっただらう。そう確信して一服つけた。
明神洞へ下りるのは来月の楽しみにとっておいて、ここから引きかえす。
わたしの拙い推理だが、江戸時代の明神信者もこのルートを歩いたに違いない。老若男女が歩けるのはここだけだっただらう。そう確信して一服つけた。
明神洞へ下りるのは来月の楽しみにとっておいて、ここから引きかえす。
600メートルから下の植林帯はきれいに間伐下刈がされている。せっかくだからと、ハモニカを吹いていたら鹿の大群が横切って行った。
こういう場所では the sound of silence
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せっかくだからと、ハモニカを吹いていたら鹿の大群が横切って行った。
こういう場所では the sound of silence
尾根尻に植林業者のものだらうと思われる踏み跡が残されている。これを辿れば並の登山者でも2時間で”神の領域”と言われた、明神洞の絶景を見ることが出来るだらう。
最近は焼きもちに凝っていて、毎回5〜6個をザックの底に入れておくやうにしている。粉末の味噌汁とセットで、遭難しても三日は耐えられるだらう。餅はちょっと焦げたものに限る。これに酒とイワナがあれば、ちょっと贅沢なフルコースだ。
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餅はちょっと焦げたものに限る。これに酒とイワナがあれば、ちょっと贅沢なフルコースだ。
感想
新しい一人用のテントを買ったのだが、どこのヤブに張ろうかと決めかねている。ホハレから黒谷を下ったコビクラの貴婦人（銚子滝）が真っ先に頭に浮かんだのだが、最近のホハレは何やらゴタゴタしていてすきっとした朝を迎えられそうもない。
青波や狂小屋は梅雨が明けるまでは、うっとおしいだけで楽しいもへったくれもないだらう。能郷白山や冠平はきれいに晴れた満月の日と決めている。
奥美濃はテント指定地などというハイカラなものはどこにもないから、ヤブであらうが沢であらうが、どこにでも好きなところに幕営できる。そのやうにして30年以上歩いて来た。数えたことはないが、百回以上ひとり山で寝てきただらう。
わたしの過去の山行記録を目にした方から、「ヤブの中でツエルトで寝るなんてのは、一種の遭難ではないですか？」との質問を頂いたことがある。たしかに、道に迷って右往左往、気が動転していたなら、りっぱな遭難に違いない。だが、多くの場合、「このあたり」という連続した目ぼしだけは付けているから、辺りが暗くなってきても、おもむろにウイスキーの小壜を取り出して”のんきな遭難者”を装うことができるのです。と、その質問者には返答したことがある。
さて、テントの初張りだが、過去に歩いたことのある場所で、孫にも自慢できるところといえば、、”根尾明神”しかないだらう。ただ、単独であの大瀬戸（明神大滝）を攀じ登る体力も気力も、今はもう残っていないことは充分に承知している。（先週高齢者コロナワクチンを打ったばかりだ）そうなると、ダム湖側から尾根を越すしかない。
2年前に明神洞に降りたときは、テラスのない20メートルの壁を降りてしまったから、思わず生命保険の金額を計算してしまった。今回はテント、食料と酒を持参だから、懸垂下降しなくても良い場所を選ぶ必要がある。そのつもりで、今日は地図と地形を読みながらの下見とした。
何もそこまでしなくても、もっと年寄りに相応しい楽しみ方があるだらうに、と他人は思うかも知れないが、それでは私がマースケでなくなってしまうやうな気がするのだ。
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岐阜市近郊のお沢に遊んでもらっている者です
マースケさんのブログをいつも楽しみにかつ羨望の眼差しで拝読させて頂いています
明神洞には、いつもは違うルートから入るのですが、このルートは画期的ですね〜〜！
目からウロコです
いつか、明神の沢底から天の川が見たいと思っています
参考にさせて頂きます もんり
https://ameblo.jp/pangani/entry-12619988445.html
こんにちは。
いつも訪問して頂きまして、感謝です。
明神洞は25年前から4回歩きましたが、あの神秘的な景観はいつ行っても感激させられます。いつかはテントを張って星空を眺めたいと考えていましたが、今年やっとふんぎりがつきました。
テント、食料、酒を担いで、あの大瀬戸（明神滝）を濡れずにソロでよじ登るのは不可能だから、いろいろなルートを模索してみました。「百山百渓」に「酒井、柴田両氏によって、F2大瀬戸右岸に人工ルートが開かれた」とあるので探してみましたが、やはり懸垂は必要で、単独ではかなりの技術が求められます。
今回下見したルートなら、たぶん初心者でも2時間で祠まで歩けるのではないでしょうか。でもP895付近のヤブは相当手強いです。
maasukeさんの記録を参考に、二又谷？神土洞谷？をちょっとだけ覗いてきました。予想に反してすごく良かったです
有名な明神洞に目がいってしまい気がつきませんでしたが、まだまだ良いお沢がありそうですね ありがとうございました！
こんばんは。
わたしもぜひ、計画してみます。
今まで私が歩いた沢では、�．轡臣� �¬誠澄´�コビクラ �す�津谷 �ゥ織�ノマタが、ベスト５（番外に藤波谷）でした。
たぶん、二又谷には大きな滝は無さそうだから、単独の老人にはちょうど良さそうですネ。
おはようございます
610左俣奥に30�辰梁譴�ありました
これを越して尾根を乗越せば、明神洞に飛び込めそうです 是非、どうぞ！
マースケさんのベスト沢のうち、黒津谷とは、根尾の黒津谷？ 坂内の黒津谷？ それとも他の黒津谷でしょうか
ご教示くださいませ
こんにちは。
根尾の黒津です。30年ぐらい前にこの谷を遡って、岩岳まで歩きました。ロングコースですから、途中でテントを張りました。
当時、柳ケ瀬で行きつけのスナックに根尾黒津出身の娘がいて、イワナが釣れるという情報を呉れたことがありました。山の子らしく、お世辞にも美人ではなかったですが、気立てが良い娘でした。あの界隈の地理に滅法詳しい私が行くととても喜んでくれました。
岩岳までは無理だとしても、途中までもう一度歩いてみたい谷です。
以上。
情報ありがとうございました！
根尾の黒津谷（戸倉谷、安立谷、ないら、中ノ谷）には、以前から興味津々です。きっと美しい沢なのでしょうね〜〜
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