藤嵐沢右俣らしい?〜マスキ嵐沢下降
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 678m
- 下り
- 675m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日はいつも楽に止められていますが、土日はどうなんだろう? |
コース状況/ 危険箇所等 |
ボロボロでお勧めできません |
装備
個人装備 |
ロープ40m
バイル
ナイフブレード×2他
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感想
梅雨の晴れ間となったこの日、一人で行けそうでヒルも出ないエリアで未遡行だった藤嵐沢に行きました。
入渓点は林道の橋の上。堰堤がいくつも続くようなので、右岸の尾根をしばらく登って堰堤をまとめて巻きました。
沢に降りるとそこはなんとも貧相な、少しも美しくない沢で、右岸尾根がいい感じだったので尾根に戻って権現山登山の方が楽しいんじゃね?などと思いながらだらだら歩きます。貧相なナメ滝なんかも出てきたところで二股。右に水流。迷いましたが右に入ります。
2段のナメ滝の上に3段目は垂直4mの滝。
ヤマレコで見た記録に確か3段の滝ってあったよな、などと思い出しながら3段目に取り付きます。滝の下に石が積んであって、誰かが登るために積んだのかな?
その石に乗って、誰もが使うと思うガバカチをつかむと浮いてる?無理すれば上がれそうだが・・・。あ、乗ってる石が崩れた。
少し右に寄って、壁に生えていた草を苔ごと引っこ抜くと水平ピンチが現れました。ラッキー!今度は動かない。掴んで体を上げようとした瞬間水平ピンチは砕け散り、悪い下地に向かって1mほど飛び降り。
いやー、今日のところは勘弁してやる、ということで左から巻きましたが、これも踏まれていない悪い巻きで、なんだかなーと思いながら沢に戻ると、今度は貧相なナメ滝の連続。どんどん両岸が迫ってきたV字の溝を、突っ張り、ステミングで進んでいきます。
V字の出口にCS。なんとか突破しましたが、このあたりが自分の限界でした。
CSを超えると沢はいったん開けて二股。右も左も涸棚。両門の滝と言えば聞こえはいいですがどちらもボロボロで、どちらもトライしてみましたが無理でした。右から巻きます。これも悪い巻き。バイルが役に立ちました。
その後懸垂で沢に戻ってみましたが、とてもそれ以上遡行できそうもなく、バイルを突き刺しながら左岸尾根に上がり、権現山まで歩きました。
恐るべし、藤嵐沢。
下山はマスキ嵐沢を下降。懸垂3回と巻き、クライムダウンで。清らかな流れに癒されました。懸垂は立ち木を支点に使うので、ロープは30m以上あるといいかと思います。
そして帰宅してヤマレコの藤嵐沢の記録を検索したわけなのですが、一般的に遡行されているのは左俣で、自分が入ったのは右俣だったのですね・・・。
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