モンブラン

1996年07月28日(日) 〜 1996年07月29日(月)

コースタイム

1日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:40

7:00 シャモニー
7:20 7:30 レズ・シュー
7:40 8:40 ベルビュー
9:00 9:10 ニーデグール(2,372m)
10:50 11:30 テート・ルースヒュッテ
13:40 グーテヒュッテ(3,782m)

2日目

• 山行: 11:40
• 休憩: 2:30
• 合計: 14:10

2:40 グーテヒュッテ(3,782m)
4:30 4:40 ドーム・デュ・グーテ
5:20 0:00 バロ小屋(4,362m)
7:40 8:00 モンブラン(4,807m)
11:30 12:20 グーテヒュッテ(3,782m)
14:50 15:30 ニーデグール(2,372m)
15:50 16:10 ベルビュー
16:20 16:30 レズ・シュー
16:50 シャモニー

マッターホルン登頂から2年たち、2度目の海外遠征登山に（その当時は）ヨーロッパ最高峰のモンブランを選ぶ。技術的には難しくないのでスキーを担ぎ上げて頂上からグーテ小屋までスキー滑降を楽しむ。メンバーは徒歩にて下山。
前回は安いホテルで長期滞在したが、今回からアパートを利用する。

アクセス

利用交通機関：

ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

第3クロワールは噂にたがわず、落石が飛んでくる場所でした。

写真

バスでレズ・シューに向かい、ここからロープウェイに乗る。

ベル・ビューからはアプト式の登山伝書に乗り換える。

ニー・デ・グールに到着。電車は傾いたまま停車している。

ガレ場を過ぎると、岩場の登山道となる。

第3クロワールのトラバースになるが、登りの時は岩も安定していて大丈夫だった。（翌日の下りは午後のため、上からビューンビューンと落石が落ちてきた。）

テート・ルース小屋で昼食をとる。トイレを借りるが、トイレの穴はそのまま岩の下まで落ちている状態。

グーテ小屋までは岩に雪が残っていた。グーテ小屋に2時前に到着。前日、予約はいっぱいとのことで予約なしで交渉。食堂で待つように言われ、1時間ほど待っていると、ベッド2人分で3名寝るならよいとのこと。欧米人に比べ小さい我々はそれで十分だった。

翌朝、ヘッドランプを付けて出発。

3人で写真を撮ってもらう。

日の出とともにモルゲンロートに染まっていく。

ここからが登りが急になっていく。

トレースはしっかりついているので問題なし。

3人とも高山病の兆候は全くなく、無事、登頂に成功。ゆっくりと頂上でのひと時を楽しんでいると、早く下山するようにと、登ってきたガイドの方に少し強めに言われた。

いよいよ頂上からのスキー滑降を楽しむ。登山ルートを外れるため、クレパスを避けるために、メンバーが少し先に降りて、無線でクレパスの位置を教えてくれる。（フランスは日本と条約を結んでいるため、日本で申請すれば使用証明書を出してくれる。）

スキーをしているのは私だけでかなり気分が良い。下山している登山者からも拍手をもらう。

頂上から滑降してきたシュプール。

後半のグーテ小屋まではなだらかなスロープで快適でした。