40 木曽御岳山 土砂降りで道迷い
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コースタイム
二の池小屋から山頂までもコースタイム通りでしたが、土砂降りで前も見えない状況で道に迷い、五の池小屋まであと100m足らずというところで真っ暗になり断念した
天候 | 雨から土砂降りへ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
感想
山で初の道迷いを経験した。
まず天気が悪かった。
ロープウエイ口で雨が降って来たところで
3000mを超える山で始めて行く場合、
自分たちで行けるか考えるべきだったかも。
次にコースタイムの計算が甘かった。
初心者には17時小屋着は考えが甘いのかも。
山は午後は天気が荒れがちだし、17時はまだ明るくても1時間遅れたら暗くなる訳で、
そこら辺を考えるべきだった。
・・・とまあ、帰宅後には色々反省する点があるものの・・・
どんな道迷いだったかというと
二の池小屋までは土砂降りでも明るかったので順調に辿り着けた。
そこから山頂までは1時間程度。
土砂降りな中、鼻歌まじりにコースタイム通りの余裕のハイキング。
ただ、山頂付近では激しい風で目が開けられないくらいになった。
雨はつらくないものの、風がキツかった。
リュックを背負っていても飛ばされて転ばされるくらいな天候。
危険な道ではないけど岩だらけでむろん木はない。
なんども岩につかまって風が落ち着くのを待つ状態に。
おまけに私の靴(ゴアテックスで5年くらい前に購入)は
両足につま先から雨が入り込み、靴下も絞れるくらいビショビショに。
これには参った。寒いし、足は冷たいし、すっかり暗くなるし、かなり心細い状態に。
夕方17時に宿泊予定の五の池小屋に辿り着く予定だったが、
結局18時半すぎになっても小屋が見つからず・・・
賽の河原で薄暗いというのもなかなか怖い。
山頂から魔利支天山を超えて五の池小屋へ向かう予定が、
1時間経って魔利支天山に元に戻ったのを気づいた時に精神的にグッタリしてしまい、
なんどもその周辺をウロチョロしたけど小屋が見つからず、
同行者の希望もあり二の池小屋へ戻ることにした。
二の池小屋の方に事情を説明した所、快く泊めて頂けることに。
本当に感謝しています。
小屋の方に聞いた所、私たちが迷っていた場所からほんの100mくらい先に
五の池小屋があったことが分かり、拍子抜けするやら何やら・・・
二の池小屋の方、五の池小屋の方、双方にご迷惑をかけてしまった。
初心者コースでも天候や視界が悪いと、私たちのような初心者は遭難しかねない。
視界3mくらいなので道の標識を見落とす事は無いけど、
小屋だの景色は全く見えないこともある。
晴れていたら多分小屋そのものが見えていただろうとは思うが、
山の天気は要注意だと思った。
二度とあんな経験はしたくないなあ。
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