雨の小雲取越、大雲取越は「特別な熊野」

2021年07月16日(金) 〜 2021年07月17日(土)

• GPS: 12:32
• 距離: 32.0km
• 登り: 2,702m
• 下り: 2,531m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:37

12:44 小雲取越登山口(請川)
13:41 13:47 松畑茶屋跡
13:54 13:54 万歳道分岐
14:22 14:22 百間ぐら
14:32 14:32 林道出合
14:41 14:41 小雲取山
14:54 14:57 石堂茶屋跡
15:22 15:22 桜峠
15:34 16:09 桜茶屋跡
16:38 16:39 椎の木茶屋跡
17:07 17:07 小和瀬の渡し場跡
17:21 小口自然の家

2日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:34

6:42 小口自然の家
6:44 6:44 小口バス停
6:50 6:50 大雲取越登山口(小口)
7:22 7:22 円座石
8:00 8:00 楠の久保旅籠跡
9:15 9:16 越前峠
10:17 10:26 地蔵茶屋跡
11:23 11:23 色川辻
11:54 12:02 舟見茶屋跡
12:36 12:36 登立茶屋跡
13:02 13:22 那智高原公園
13:38 13:38 三丁の分岐
13:50 13:50 青岸渡寺
13:54 13:56 熊野那智大社
13:57 13:58 青岸渡寺
14:11 14:12 飛瀧神社
14:16 ゴール地点

天候

雨ときどき、ほんの少しくもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

くろしおで紀伊田辺駅へ、紀伊田辺からバスで請川の登山口へ
那智の滝でバスで那智駅へ、入浴後、バスで新宮へ、速玉大社を参拝
新宮駅から、くろしおで帰宅

コース状況／危険箇所等

コース案内がしっかりして道迷いの心配なし。コースは全体によく手入れされ、公園の遊歩道のよう。
雨の日は、石畳（特に下り）が非常に滑るので注意。石をよけても木の根ですべる。
越前峠から地蔵茶屋跡へのう回路の越前峠からすぐのところの木橋が壊れていて、雨の日はわたるのに苦労する。’深さ15センチくらいの沢をわたり、靴の中にも水が入る。
ガイドブックのコースタイムは少しきつめに設定されている。小口自然の家から越前峠までの登りは所要時間2時間ではかなり厳しい。

その他周辺情報

那智駅のバス停留所の直前に、那智駅交流センター「丹敷の湯」があり、１人600円

写真

請川のバス停から国道を南に100メートル、下地橋のバス停の登山口を過ぎて、もう100メートルのところにきれいな公衆トイレがある。スタート前に立ち寄っておこう。

7/16 12:08

登山口に着きスタートしたとたん、いきなり強い雨
請川の登山口、私たちは下地バス停で昼食を食べ、カッパを着るなど身支度をしたが、下地バス停は屋根が小さいので、雨の強いときは請川のバス停で身支度するとよい。

7/16 12:46

石段の続く道をどんどん登っていく。
カッパを着て登るとバテル。

7/16 12:57

小雨の山々の展望

7/16 13:02

しばらくすると緩やかな尾根道となる。

7/16 13:37

熊野古道の道標
那智大社から500メートルごとに1本ある。
数が減っていくのが楽しみ。

7/16 13:40

松畑茶屋跡

7/16 13:51

伊勢路への分岐点

7/16 14:16

百間ぐら

7/16 14:14

百間ぐらは、小雲取のハイライトと言える絶景

7/16 14:14

雨にけぶる山々が重畳と波打つ、この景色は晴れていては見れない「特別な熊野」

7/16 14:23

百間ぐらを過ぎ、雨が少し強まる。

7/16 14:30

林道交差　
丁度、小雲取の中間点
近くにトイレあり

7/16 14:42

賽の河原地蔵

7/16 14:48

石堂茶屋跡
雨の日は屋根のある休憩所は助かる。

7/16 15:32

桜茶屋跡にたどり着く
滝のような豪雨

7/16 16:27

屋根付きの休憩所で、請川バス停近くのコンビニで買った大福を食べ、雨の弱まるのを待つ。
30〜40分で小降りになったので歩き始める。

7/16 16:28

しばらく、展望の良い下り

7/16 17:02

まちに出て、小和瀬の渡し場あとがみえてきた。

7/16 17:08

赤木川

7/16 17:20

本日のお宿　小口自然の家
廃校を利用　

7/17 6:43

6時40分に出発
今日も小雨

7/17 6:46

大雲取越登山口

7/17 7:09

円座石（わろうだ）
熊野の神々がここで談笑

7/17 7:22

シダの中の道

7/17 7:27

石だたみの道　これぞ、熊野古道
でも下りは苦労する。

7/17 7:39

楠の久保旅籠跡
水道がある、貴重な水場

7/17 8:02

古道と地蔵
ありがちな写真

7/17 8:21

越前峠へと登っていく胴切坂
長い。きつい。

7/17 9:24

越前峠を過ぎると石畳の急な下り。
雨も強くなり、よく滑る。慎重に降りる。

7/17 9:33

左の通行止めが、本来の古道
う回路の林道を直進。
コースタイム＋40分の表示

7/17 9:36

沢をわたる橋が壊れており、通行注意の表示
大雨で15センチくらいの沢を強引にばちゃばちゃ歩く。
当然、くつに水が入る。

7/17 10:15

雨の日はノリウツギも綺麗

7/17 10:16

大雲取越地蔵堂

7/17 10:17

地蔵茶屋跡休憩所
近くにトイレあり

7/17 10:31

地蔵茶屋からアスファルトの林道に出る。
アスファルトも滑る。
どうも旧道が川の向こうにあるようだ。

7/17 10:48

色川辻から再び石だたみの道へ

7/17 11:07

茶色のかえる

7/17 11:13

やさしい顔の地蔵さま

7/17 11:45

那智大社に近ずくと道標が石の道標となる。

7/17 11:48

船見茶屋跡休憩所
古道をそれて少し上にあがる。
展望が良いのでぜひ立ち寄るべき。

7/17 11:52

休憩所からは太平洋、勝浦のまちが見える。
今日は雨なのであまり見えない。

7/17 13:01

那智高原公園
ここにきて雨があがった。やっと昼食にありつく。

7/17 13:53

那智大社到着
境内の大樟　お金を払うとくぐれる。

7/17 14:10

本日のゴール那智の滝
連日の雨で水量が多い。壮観

7/17 15:42

以下、番外編
那智駅で風呂に入り、新宮の速玉大社に参拝

7/17 15:57

神倉神社にも参る。
権現山の麓から538段の急峻な石段を登り社殿を目指す。
この階段は熊野古道の一部。
こけると滑落死するので、下りは厳しい山坂の女坂がおすすめ。

7/17 16:08

天ノ磐盾（あまのいわたて）という険しい崖の上にあり、
神社には大きな石が乗っている。

7/17 16:07

神倉神社から新宮市を一望

7/17 17:39

パンダくろしおで帰宅

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

個人装備

コンパス 地図 携帯 カッパ 非常食 携帯食 雨具 Tシャツ シート

感想

マルヒコ

昨年、中辺路の滝尻から本宮に行ったので、今年はその続きの中辺路を請川から、那智大社へ歩きました。さらにバスで移動し、新宮の速玉大社を詣でました。
小雲取越、大雲取越は、道は広く遊歩道のようですが、展望がなく結構ストイックな山歩きです。
また、今回、2日間とも雨に見舞われましたが、石畳のすべるのは別に、雨だからこそ見える「特別な熊野」にあうことができました。