窓が山 古野川黄幡谷 犬返し滝

2021年07月31日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.5km
• 登り: 574m
• 下り: 577m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:50

9:15 藤の木団地
9:30 黄番社
9:35 9:40 黄番谷入渓点
10:09 二俣
11:20 谷の詰め
11:54 12:10 584頂
12:25 仏峠
13:05 藤の木団地

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

藤の木団地

コース状況／危険箇所等

窓が山〜仏峠〜藤の木団地の一般登山道は、仏峠からの下りで一か所崩れている所以外は問題なし

写真

7/31 9:31

上小深川・野登呂の黄幡社。社の左の山道を進み、道が無くなったところで古野川黄幡谷に下降した。

7/31 9:45

谷に降りたところの3m滝(F1とする）。

7/31 9:39

その上の3m斜瀑(F2)。谷は大きくはないが、南面で自然林のため明るい。

7/31 9:48

ゴルジュ状になり、小滝が続く。

7/31 9:53

倒木で手前が埋まった3m滝(F3)。平成11年の土砂災害の名残りかもしれない。

7/31 9:55

5m直瀑(F4)。水流左の細かいホールドを拾ってフリーで登る。単独なので緊張した。

7/31 10:01

陽を浴びてナメ歩きも楽しい。

7/31 10:04

ナメ奥に2m滝(F5)。

7/31 10:08

谷が狭まった出口の2m滝(F6)。

7/31 10:10

二俣に到着。左俣は水量が少ない。出会い奥に滝があった。

7/31 10:20

芸藩通志に描かれた犬返し滝7m (F7)。滝の前には側壁に囲まれた厳しい雰囲気の空間があり、その奥に落ちている。

7/31 10:21

左岸は写真のように手前から切り立った岩壁になっている。右岸も立っており滝との角が一見登れそうだが、岩がもろく危険なため、少し戻って高巻いたが、急斜面で厳しい。

7/31 10:33

きれいな樋状滝(F8)。右側から巻いた。

7/31 10:35

小滝が続き、気持ちよく遡行する。

7/31 10:37

奥に3m(F9)が見える。

7/31 10:39

3m斜瀑(F9)。

7/31 10:42

10mの連続滝(F10)。

7/31 10:51

水流が細くなってきて、藪も増えてきた。

7/31 10:54

最後の3m連続滝(F11)。

7/31 11:21

つめは急なガレとなっている。

7/31 11:32

左手の584mピークから南に派生する尾根に上がる。

7/31 11:36

稜線上には仕事道があったが、この先ところどころで不明瞭になる。

7/31 11:59

窓が山から向山に続く尾根道の584mピークに出た。奥が登ってきた南尾根。

8/2 17:38

黄幡社の入り口にある案内版。滝の写真は犬戻り滝となっているが、落ち口の形が5m滝のような気がする。犬返し滝のほうは落ち口の両岸が狭い。

装備

MYアイテム

iwamochan2

重量：-kg

個人装備

ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング 渓流シューズ

感想

iwamochan2

芸藩通志*に描かれ、「八幡川歴史探訪ガイドブック」**では、「上小深川・野登呂の黄幡社のある谷を行くとあるといわれているが、今は道もなく難しいでしょう」と紹介されている古野川黄幡谷(石原谷)の犬返し滝を探ってみた。黄幡社の脇の山道を進んで道がなくなったところで、谷に降りた。大きな谷ではないが、南向きで自然林のため明るく、傾斜があるため滝は多い。二俣まででは、5m瀑の直登が厳しかった。二俣を超えたあとに、犬返し滝と思われる両岸が切りたち厳しい雰囲気のある7m瀑があった。直登は難しく、右岸を戻って大きく高巻くことになった。その後も滝は続くが、最後は急なガレとなって584頂(芸藩通志では水串山)の南尾根に消えている。猛暑の急坂を尾根まであえぎ登り、途切れ途切れの仕事道をたどって584頂の登山道に出た。登山道は風が涼しく、ほっとした。 *https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/f/7/f71d9098.jpg **https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/saekiku/1841.html