百井峠〜天ヶ森(雨天撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 165m
- 下り
- 111m
コースタイム
- 山行
- 2:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:12
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天ヶ森の百井登山口付近には、どういうわけか標識が見当たらない。GPSなし、コース知識なしではお手上げ状態。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 2020年度版の山と高原地図の解説が、全く役に立たなかった。無念。 |
感想
今日も、酷暑登山へ。今日は午後から雨が降るかもしれない、という予報であり、短めの行程で大原の北、天ヶ森を選択。百井別れバス停スタートで、小出石バス停ゴールに設定。これならば午前中で登り切れるだろう、、と思ったのがまちがい。低山であっても、初見の山は一回では登らせてくれなかった。
百井集落に着いて、2020年版山と高原地図の説明に従い登山道を探す。旧小学校校舎から30メートル先にある橋ならば、たぶんこれであろう。だが、説明にある登山道の標識が、見当たらない。半信半疑で左のあぜ道を通っていくが、恐ろしく狭くて川に落ちそうで、本当に登山道か?と疑う。いったん引き返して他の登山道を探したが、見つからない。やはりあぜ道に違いない、と考えて、川に落ちそうになるところを踏ん張って進む。その先に、川を渡った向こうに杉の植林があった。山と高原地図の説明であれば、ここが登山道なのであろう。しかし、ここにも何の標識もない。
ここから小1時間、間違った道を進んだ。山の先の尾根を目指して、急斜面を登った。しかし、斜面の上の尾根には、道などない。間違ったことを認めて、斜面を降りる。そこで、杉林を登るのではなくてただ横に進むだけなのだ、ということに気が付いた。登り始めに戻り、杉林を右に進む。すると朽ちかけた丸木橋があって、渡ると林道に出た。これでようやく登山道の始まりだ。何の表示もなく、道は登山道らしくなく、大変に頭を悩ませられた。
ここからようやく登山にかかるが、山と高原地図の説明には分岐路では道標がある、というのであるが、何も見当たらない。仕方ないのでコンパスと印刷してきた国土地理院の地図を引き合わせて、正解の道を探す。そんなに難しい山ではないはずなのに、どうして何も道標がないのか?もしかして、誰かが撤去したのか?そういうことをわざとするマニアがいるということは、聞いている。そうではないと思いたいが、もし道標を撤去して山に入りづらくして、好きな山にハイカーが入ることを阻止しようとする人間がいたとするならば、その者の試みは今どき時代遅れだ。GPSがある。文明の利器に敗北していることを理解せず、空しい労働を繰り返しているだけだ。閑話休題。
苦労した末に、ようやく道標を見つけた。ここから本物の登山道だ。だが、このとき上空に雨雲が近付き、空気は雨の気配を運んできた。午前中だが、もう雨がやってきた。まだ登山を始めていなかったので、今日は失敗であったと総括してここで終了。果たして、しばらくしたら雨がしたたかに道を打ち付けた。さっき通ったあぜ道を、傘を差しながらとぼとぼと歩く。足元の河原を見ると、黒くて大きさと形がヤモリに似た生物・・イモリじゃないか?あわてて写真を撮ったが、画面にうまく入らず。帰りは、「酷道」と悪評高い国道477号を歩いて小出石へ。山は登れなかったが、酷道を歩いてイモリに会った。登山道がわかったので、次回はきちんと登りきる。
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