富士山 吉田→須走
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コースタイム
11:15富士スバルライン五合目-11:50六合目-13:45七合目にある小屋到着。
二日目
23:53小屋出発-0:13太子館前(3100m)-01:50元祖室前(3250m)-1:58御来光館(3450m)-2:40九合目-3:25山頂到着
下山
5:35下山-6:45本八合目-8:13大陽館前(3090m)-10:30須走口五合目に下山
天候 | 晴れ、曇り、深夜は暴風雨も。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
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コース状況/ 危険箇所等 |
七合目を過ぎてからの岩場が疲れた。路肩の柱には反射板があるので、夜間でもヘッドランプで分かりやすい。 |
写真
感想
正直富士山に興味があまりなかったけど、登山が好きだというと「富士山は登ったか」と、かなりの確率で聞かれていた。それならば一度は登ろうと夫婦で初挑戦。ネットや本で色々調べていると、気がつけば毎日富士山を気にして、天気予報もコマメにチェックするようになっていた。台風15号の接近で一度は山小屋をキャンセル。でも、どうしても諦められず前日の夕方に予報で確認後、改めて予約を取った次第。ただ予報で言っていた強風だけが気になっていたが。
3000mから先は、一歩一歩が本当にキツかった。日頃運動をよくしている私は体力には自信があったが、それでも頭痛と吐き気で気力が無くなっていく。むしろ運動を日頃していない妻の方が、私よりしっかり歩いていたかも知れない(笑)10分も歩けばすぐに疲れて3分休む・・・。ゆっくりでも前に進めばいつか着くだろうと、焦らないことにした。3500mくらいから暴風雨になり撤退するか迷ったが、夫婦ともに登ることを決意。山小屋が開くまで20分くらいだろうか、横殴りの雨を避けるように山頂の小屋前で立っていたが、寒さからの震えが止まらない。意識も朦朧としてきて、低体温症が心配になってきた頃、小屋がオープン。神かと思った。小屋の明かりが天国の光に見えた。
ご来光はどうでも良くなって、体温回復だけを考えた。豚汁、ココア、お茶、値段が高いけどどんどん頼む。豚汁はほとんど豚肉が入っていなかったけど、それでも嬉しかった。でも回復してくるとやっぱりご来光が見たくなる。歓声が聞こえてきたので外を見ると、東の空がオレンジに染まっていた。今回の登山は、今までやってきた格闘技やフルマラソン等、他のどの体験よりも辛かった。暴風雨や低体温症で、無事に帰れるか心配にもなった。でも一歩一歩ゆっくりでも進んだ結果、素晴らしいご来光を拝むことが出来た。暫くは登山はいいかなって思っているけど、また何日も経たないうちに登りたくなっているんだと思う。
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