尼崎の城と石碑を訪ねて；白鷹録水苑歴史ウオーク

2021年08月07日(土) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 8.2km
• 登り: 58m
• 下り: 58m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:11

10:27 スタート地点
12:30 13:30 二の丸公園
15:38 ゴール地点

天候

晴れ　炎天

アクセス

利用交通機関：

電車

阪神尼崎駅より徒歩でJR尼崎駅まで

コース状況／危険箇所等

コロナのため食事は野外でバラバラで、徒歩もマスクで離れて歩いた。蜜は避けた。
博物館（無料）や尼ヶ崎城（500円）入場はコロナ対策で体温、手指の消毒、住所氏名の書類提出。
炎天の真昼時間帯の行動で、休憩を入れて、水分を十分に取った。気温は38度、風はあったので木陰は過ごせたが、コンクリート道の照り返しはすごく、39度程か。
閉めている寺院や、阪神淡路大震災後、崩壊して瓦礫と化した石碑もあり、所在不明も幾つかあった。

その他周辺情報

歩いた場所に食事するところはないが、所々でベンダーマシンがあり、水分やコーヒーは買える。

写真

8/7 11:07

尼ヶ崎城　明治6年に維新政府に破壊されて、ミドリ電化社長が12億円の私財を投じてほぼ正確に再建
唐破風と千鳥破風
場所は阪神電鉄線路を避けて少し移動

8/7 11:14

お城4階から東を望む
今回のヤマレコ最高到達点
ほぼ海抜10mぐらいをウロウロしたので

8/7 11:46

僧契沖（国学の祖）生誕の地
江戸幕府滅因の維新の思想のもとになった
水戸藩に友人もいたと

8/7 12:05

尼ヶ崎の遺跡群の場所

8/7 12:06

鉄剣と三角縁神獣鏡
4cごろのものか
尼ヶ崎の歴史の古さ！

8/7 12:10

大物遺跡で発掘された無数の願掛け石

8/7 12:15

江戸時代初期の城下町図
戸田、青山、桜井松平氏へ

8/7 12:19

近松門左衛門の手紙
直筆　尼ヶ崎の人

8/7 12:21

中国福州製白磁壺
綺麗な肌と色ですね〜

8/7 12:28

尼崎交通公害訴訟
あの忌まわしい公害の街だった

8/7 12:29

水質汚濁の様子
こういうのを現代では途上国へ押し付けているのだ

8/7 12:50

尼崎市立歴史博物館
素晴らしい場所ですね
実物いっぱい　無料ですよ

8/7 12:54

二の丸公園のクマゼミ
烈しく鳴いてこの後
ころっと地に落ち絶命

8/7 13:54

義経弁慶隠れ住んだ跡
大物主神社の中

8/7 14:40

残念さん（山本文之助）の墓所
長州藩士、蛤御門変帰路遅れて捕縛されて自殺

8/7 14:59

海流廃寺跡の五輪蘇東坡（1619年）
120cm 石製品でとても珍しいと
字がかすかに消え残る
大震災後集められて一つ生き残っていた

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

Konnichiha

コロナ非常事態宣言中の超炎天の土曜日
60歳以上と思われる、物好きたちが炎天下のコンクリート道を歩く
まあ、気が違ったのではと思われそうだが
皆さん、熱心な歴史歩き好きらしい

誰も脱落しないで予定を完歩
近畿に生涯住みながら尼崎は公害の街と敬遠して
こんなに素晴らしい歴史のある街とは、、

海岸に沿って、三國川（神崎川）の沖積平野
海と、陸の西国と京都、日本海をつなぐ交通の要衝
大阪ばかりに目がいっていたが、琴ヶ浦と言われた以前、と縄文時代から
遺跡はいろいろ山のようにあるようだ

今回は中世の石碑を訪ねて、ということだったのだが、
阪神淡路大震災の後、壊れた瓦礫に混じって
多くの石碑は処分され消え失せたらしい

現代人は、貴重な遺跡を大切にしないと、、
尼崎は美しい歴史の街へと蘇っていた。
歴史博物館とお城博物館はオススメです。