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Yamareco

記録ID: 3420748
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

神戸青少年公園から天保池を経て東西鹿見山周回

2021年08月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
8.8km
登り
482m
下り
464m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:40
合計
4:36
9:02
39
スタート地点
9:41
10:17
54
11:11
11:12
19
11:31
11:32
81
12:53
12:55
43
13:38
ゴール地点
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神戸青少年公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
モトクロスバイク注意。
その他周辺情報 鹿の子温泉「唐櫃の湯」
神戸青少年公園入口を右に見て更に車道を進む。
2021年08月07日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 9:02
神戸青少年公園入口を右に見て更に車道を進む。
きた方角をふり返ると、青空が広がって、台風は何処へやら。
2021年08月07日 09:18撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 9:18
きた方角をふり返ると、青空が広がって、台風は何処へやら。
咲いていました。
2021年08月07日 09:45撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 9:45
咲いていました。
北八ヶ岳辺りの雰囲気が漂う。暑いところは違いますが。
2021年08月07日 09:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 9:46
北八ヶ岳辺りの雰囲気が漂う。暑いところは違いますが。
まだ新鮮な花ばかり。
2021年08月07日 09:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 9:50
まだ新鮮な花ばかり。
誰もいない静寂の天保池。
2021年08月07日 09:58撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 9:58
誰もいない静寂の天保池。
突如、舗装道路に出て、これを辿って東へ。
2021年08月07日 10:58撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 10:58
突如、舗装道路に出て、これを辿って東へ。
電波塔がせまってきた。
2021年08月07日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 11:01
電波塔がせまってきた。
萩が咲いている。
2021年08月07日 11:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:04
萩が咲いている。
何も無い東鹿見山山頂。
2021年08月07日 11:11撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:11
何も無い東鹿見山山頂。
古い道標の文字は全く読めない。東鹿見山から降りてきた道を振り返る。道標が指している道ではない。
2021年08月07日 11:15撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 11:15
古い道標の文字は全く読めない。東鹿見山から降りてきた道を振り返る。道標が指している道ではない。
舗装道路に飛び出した地点に戻ってきた。この切り倒された木の向こう側をまっすぐ登る道があり、それを辿れば西鹿見山へと至る。白い古ぼけた看板には、「マツタケ採取禁止」の文字。果たして今もあるのだろうか・・・
2021年08月07日 11:23撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 11:23
舗装道路に飛び出した地点に戻ってきた。この切り倒された木の向こう側をまっすぐ登る道があり、それを辿れば西鹿見山へと至る。白い古ぼけた看板には、「マツタケ採取禁止」の文字。果たして今もあるのだろうか・・・
ここが西鹿見山山頂かのような雰囲気だが、実際の独立標高点はその背後の高みにある筈。うろついてみたが、どこがその地点なのかはわからないままだ。
2021年08月07日 11:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:34
ここが西鹿見山山頂かのような雰囲気だが、実際の独立標高点はその背後の高みにある筈。うろついてみたが、どこがその地点なのかはわからないままだ。
ヒヨドリバナとアサギマダラ。この時期、よく出くわす光景だが、いつ見てもインパクトがあるのがこの蝶。もう秋が迫っているのだなと感じさせる。
2021年08月07日 11:49撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:49
ヒヨドリバナとアサギマダラ。この時期、よく出くわす光景だが、いつ見てもインパクトがあるのがこの蝶。もう秋が迫っているのだなと感じさせる。
クルマユリがかろうじて残っている。
2021年08月07日 11:51撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:51
クルマユリがかろうじて残っている。
ゴルフ場の向こうに六甲連山の眺望が得られる。このコースではここが一番いい眺め。
2021年08月07日 11:52撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:52
ゴルフ場の向こうに六甲連山の眺望が得られる。このコースではここが一番いい眺め。
オオバギボウシも最終段階だ。
2021年08月07日 11:57撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 11:57
オオバギボウシも最終段階だ。
真夏の日差しに堪えて舗装道路を歩く。
2021年08月07日 11:58撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 11:58
真夏の日差しに堪えて舗装道路を歩く。
太陽と緑の道と出会う。この時点では花折山を経由していく予定だったが、ここでブヨの大群が出現し、そそくさと逃げ出す羽目に。
2021年08月07日 12:09撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 12:09
太陽と緑の道と出会う。この時点では花折山を経由していく予定だったが、ここでブヨの大群が出現し、そそくさと逃げ出す羽目に。
テングダケの仲間らしいがでかい。
2021年08月07日 12:20撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 12:20
テングダケの仲間らしいがでかい。
やっと志久ノ峠。防虫ネットのおかげで何とかしのげたが、ここまでの間、ブヨの大群に悩まされ続けた。この峠を越えたらブヨも急速に減っていった。
2021年08月07日 12:52撮影 by  iPhone XR, Apple
8/7 12:52
やっと志久ノ峠。防虫ネットのおかげで何とかしのげたが、ここまでの間、ブヨの大群に悩まされ続けた。この峠を越えたらブヨも急速に減っていった。
中山大仙池に飛び出した。
2021年08月07日 13:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 13:35
中山大仙池に飛び出した。
夏のパワー全開といった感じの中山大仙池。神戸青少年公園の園地に入ったわけだが、人影なし。日本の衰退を感じることが多くなった今日この頃。
2021年08月07日 13:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/7 13:35
夏のパワー全開といった感じの中山大仙池。神戸青少年公園の園地に入ったわけだが、人影なし。日本の衰退を感じることが多くなった今日この頃。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

神戸方向から六甲トンネルを抜けて道が下り始めると、正面に立派な山々が連なっている。丹生山地だ。この山々の中央を突き切って走るのが県道428号で、その西側にある丹生山と帝釈山はそこそこ登られているものの、道路を隔てて東側の六甲に対峙する山域を訪れるハイカーはごくわずかだ。いわば忘れられた山域と言える。今日はここに初めて足を踏み入れる。
3連休の初日ながら、日本列島は二つの台風に挟まれて天気の予測がつきにくい上、先週末三鈷峰で足を滑らして激しく打ち付けた尾骶骨がいまだに悲鳴を上げているという事情があり、近場の山で軽めのハイクとなった。ならば、かねてから気になっていた鷺の名を冠するあの花を見るべく、天保池に照準が当てられたわけだ。もともとは神鉄谷上から歩く計画を立てていたが、コロナδ株の猛威に恐れをなして、車でのアクセスに切り替え、中山大仙池にある神戸青少年公園なる場所が起点としてちょうどいい立地だったという次第。
ゲートは午前9時に開くということだったが、20分前にはすでに開門されていて、すんなりと駐車予定地点に到達した。車を降りるなり、ブヨの出迎えを受け、虫よけスプレーを吹き付けてから天保池へと向かう。谷沿いの暗い道は日陰ではあるが、それでも8月初めの台風接近中とあって、ただならぬ暑さである。かつては林道だったと見えて、両サイドにはもはや用無しとなったガードレールが切れ間なくつけられている。ブヨを両手で叩き落しつつ、ちょろちょろと水の流れる小道をじわじわ登ってゆくと、目前に「天保池」の古い標識が現れた。
ぬかるみをかわしながら水際に立つと、ここは北八(キタヤツ)?と言いたくなるようなひっそりと優しい山間の池沼に、心が安らぐ。そして岸辺に目を向けると、あの清楚な白い花が、夏の陽光に照らされて輝いている。ちょうど開花を迎えたと見えて、いずれも新鮮な瑞々しさを放っている。誰もいない静寂な水辺で花たちを眺めつつ、早い昼食をとる。太陽はじりじりと灼熱のエネルギーを降り注ぐかと思えば、ふと力を失って水面を渡る心地よい風にすべてを預ける。
思わずのんびりとした時を過ごした後、山登り再開である。林道跡をしばし進めば、眼前に舗装道路が現れる。これを左に進んで電波塔横から山道に入れば、一登りで東鹿見山だ。山名板も眺めもない何もないピークである。来た道を取って返して、最初に道路に出た地点から反対方向に西鹿見山を目指す。どこが本当のてっぺんなのか判然としないフラットな地形をした山頂である。そしてまたさっきの道路に戻り、西へ花折山へと向かう。道の左手にはゴルフ場が開け、六甲山の峰々を眺めることが出来る。
やがて「緑と太陽の道」と交わる地点にくる。なぜかブヨ、メマトイが突然爆発的に大量出現した。大慌てで「黒御簾頭巾」を取り出して必死で被った。花折山に向かうべく植林に足を踏み入れるが、あまりのブヨの多さに恐れおののき、さっさとgive upして志久ノ峠へと進路転換。ところがこちらもブヨがワンワンと寄ってくる。頭の周りはブヨの黒雲が覆いつくしてしまっている。黒御簾頭巾は山形の番城山で使って以来、10年くらい出番がなかったが、今日、これがなかったなら絶体絶命であった。結局、志久ノ峠までこの黒雲状態が続いた。この暑いときに黒御簾頭巾をつけるのは実に息苦しい感じだが、あのすさまじいブヨの大群を前に、他の選択肢はない。志久ノ峠を越えるとスーッとブヨは姿を消し、黒御簾頭巾を取り外せば、なぜか妙に晴々した気分になって下山の足取りも軽くなるのだった。そして周囲が明るく開けると、強烈な夏の太陽をおおらかに受け止めてたたずむ中山大仙池に飛び出した。
六甲山の隣でありながら全く違った顔を持つ丹生山の奥深さを実感した真夏の一日だった。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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