記録ID: 342268
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トレイルラン
近畿
熊野中道 古座街道 法師峠〜宇津木坂
2013年09月08日(日) [日帰り]
sogaga
- GPS
- 10:25
- 距離
- 53.1km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,487m
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周参見駅7:00
雫の滝8:48
佐本 中山神社9:56
法師峠11:24
大附12:27
城13:24
宇津木14:25
宇津木坂入口14:38
鹿供養塔16:32
朝来駅：17:25
雫の滝8:48
佐本 中山神社9:56
法師峠11:24
大附12:27
城13:24
宇津木14:25
宇津木坂入口14:38
鹿供養塔16:32
朝来駅：17:25
| 天候 | 曇りで蒸し暑く嫌いな天気 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
http://www.ekikara.jp/cgi-bin/route.cgi?sort=time&check=off&airplane=on&sprexprs=on&utrexprs=on&max=5&half=on&cut=on&direct=on&isTop=on&intext=%E6%9C%9D%E6%9D%A5&outtext=%E5%91%A8%E5%8F%82%E8%A6%8B&month=201309&day=8&hour=6&min=12&arrive=&way=&x=51&y=10 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○今日のコースで登山道は法師峠越えと宇津木坂のみ。後は舗装道。 ○法師峠越えの古道はしっかりしているが、法師峠から大附方面へ下ると谷に出るが、そこからが水流で荒れている（途中、本道からそれたかもしれない）。 ○法師峠越えの古道は標識はなし。法師峠には新宮山彦グループの看板あり。 ○宇津木坂は案内板がしっかりついていて迷いにくい。 |
写真
「お代官様〜」江戸時代の周参見は、口熊野の中心地として非常に栄えました。・・・
雫ノ滝はここから右へ5分程度下る アブが多いのと石畳がとてもすべる・・注意！
雫ノ滝 「雫」ではないな〜 もっと豪快！
幅の広い落差30mの大滝で、水量が多い時はなお豪快である。枯木灘沿岸は、「約5000万年ほど前の牟婁（むろ）層群と呼ばれる地層が2000万年前から隆起し、入り組んだ海岸線に山が迫る地形を形作った（紀州の滝340、小板橋 淳）。
2
9/8 8:47
雫ノ滝
「雫」ではないな〜 もっと豪快！
幅の広い落差30mの大滝で、水量が多い時はなお豪快である。枯木灘沿岸は、「約5000万年ほど前の牟婁（むろ）層群と呼ばれる地層が2000万年前から隆起し、入り組んだ海岸線に山が迫る地形を形作った（紀州の滝340、小板橋 淳）。
「雫」ではないな〜 もっと豪快！
幅の広い落差30mの大滝で、水量が多い時はなお豪快である。枯木灘沿岸は、「約5000万年ほど前の牟婁（むろ）層群と呼ばれる地層が2000万年前から隆起し、入り組んだ海岸線に山が迫る地形を形作った（紀州の滝340、小板橋 淳）。
大己小学校跡（1970年に佐本小学校へ統合）読み方わかりません〜
もうすぐ佐本 佐本は昔、林業や製炭業で栄えた。大正9年頃には人口が1450人、映画館2館、宿屋も2軒あったそうな・・・
左折すると36号線 法師峠方面 しかし、この標識だと車でも抜けられそうに思うが実際は途中までしか行けない
支柱や接着物もないが、1分の狂いもない・・・力学応用の珍しい参道橋 明治14年に造られた↓kuさんのブログ参照
http://blog.murablo.jp/ku-to/kiji/357168.html
1
9/8 10:03
支柱や接着物もないが、1分の狂いもない・・・力学応用の珍しい参道橋 明治14年に造られた
↓kuさんのブログ参照
http://blog.murablo.jp/ku-to/kiji/357168.html
↓kuさんのブログ参照
http://blog.murablo.jp/ku-to/kiji/357168.html
栗垣内口 バスの本数の少なさ、、 ここから法師峠方面へ 地元の人に「古座街道の法師峠はこの道ですか？」「わからんな〜 でも市鹿野に行くよ」 しかし、どう考えても市鹿野は遠い、ウム、、
9/8 10:10
栗垣内口 バスの本数の少なさ、、 ここから法師峠方面へ 地元の人に「古座街道の法師峠はこの道ですか？」「わからんな〜 でも市鹿野に行くよ」 しかし、どう考えても市鹿野は遠い、ウム、、
東栗垣内、西栗垣内を抜けると道幅が狭くなる。ここは左、右は宮城谷林道
ここから登山道 法師峠まではしっかりした道がついている 途中、石畳も残っていて、古き街道の面影を忍ばせている
しっかりした石積みが所々にある。明治39年に法師峠越の街道が県道からはずされ格下げられたが、県道が峠を越す夢を描いて地元の人により整備されたのではないか？（「熊野中道 古座街道」小板橋 淳 より）
9/8 11:13
しっかりした石積みが所々にある。明治39年に法師峠越の街道が県道からはずされ格下げられたが、県道が峠を越す夢を描いて地元の人により整備されたのではないか？（「熊野中道 古座街道」小板橋 淳 より）
法師峠に着いた ここで、旅人が大附に下るルートをよく間違えたとのことだが、峠なので下ればいいだけ。重善嶽方面と反対側（北方面）は登っているので、間違えることはあまりない場所のように思えるが・・
9/8 11:24
法師峠に着いた ここで、旅人が大附に下るルートをよく間違えたとのことだが、峠なので下ればいいだけ。重善嶽方面と反対側（北方面）は登っているので、間違えることはあまりない場所のように思えるが・・
以前大附から古道を探した時、ここを右に行きわからなくなった。今日はこの写真の正面から下りてきたが、正規のルートかどうかは不明
1
9/8 12:00
以前大附から古道を探した時、ここを右に行きわからなくなった。今日はこの写真の正面から下りてきたが、正規のルートかどうかは不明
金毘羅社近くの植林の中に異空間のような滝があった。下りて滝つぼまで行くと、優しい雰囲気に包まれた
白浜方面は県道36号「上富田すさみ線」 今来たコースの延長となる ここからは車道を走る
周参見方面は県道225号線大附見老津停車場線 ほとんど車は通らない
大附診療所 ここの脇道からは大附越の古道が周参見まで延びている 周参見までの最短距離の峠道である 今日はまた周参見に戻ることも考えたが、もう「行ってしまえ」と一路朝来へ
9/8 12:29
大附診療所 ここの脇道からは大附越の古道が周参見まで延びている 周参見までの最短距離の峠道である 今日はまた周参見に戻ることも考えたが、もう「行ってしまえ」と一路朝来へ
喉がからから そんな時の水場、それもすごく冷たい 鉄分で岩は真っ赤 昔からの水場なのだろうか この水場は手持ちの資料に出てこない
9/8 12:52
喉がからから そんな時の水場、それもすごく冷たい 鉄分で岩は真っ赤 昔からの水場なのだろうか この水場は手持ちの資料に出てこない
現在の県道は昔の古道に沿って作られている そのため古道はほとんど残されていない
峠に到着 ようやく登りはおしまい 焼地蔵？昭和28年の山火事で焼けたとのこと
枯れ松のお地蔵さんへご挨拶をする 昔、田辺祭や弘法さんの法要、丁稚奉公の人や家事見習いの少年少女、行商の人など、多くの人がこの地蔵さんに手を合わせたという でも地蔵さんは長年の風雨に耐えかね割れてしまっている
9/8 15:40
枯れ松のお地蔵さんへご挨拶をする 昔、田辺祭や弘法さんの法要、丁稚奉公の人や家事見習いの少年少女、行商の人など、多くの人がこの地蔵さんに手を合わせたという でも地蔵さんは長年の風雨に耐えかね割れてしまっている
やっと電波が届いた！「全然つながらないじゃない」という嫁さんの声。なにやら車が故障して大変だった様子 肝心な時に遊んでいるが、それも後の祭り でも遊べるだけありがたい 感謝！！ 9/8 15:53
やっと電波が届いた！「全然つながらないじゃない」という嫁さんの声。なにやら車が故障して大変だった様子 肝心な時に遊んでいるが、それも後の祭り でも遊べるだけありがたい 感謝！！
鹿供養塔 鳥淵の亀吉さんという猟師が供養にと建てた寛政年間の供養等 町文化財
あとは車道を走る、歩きそう、走る、歩きそう、歩く、止まりそう、ああ・・・
感想
古座街道は、田辺と古座を結ぶ最も短い道であり、大辺路が台風などで足止めになった時の迂回路として重要な道であった。
江戸時代には、田辺から上富田町を経て、宇津木へ越す宇津木坂の道、また宇津木で日置川を渡り城川沿いに遡行し、法師峠を越え佐本へ行き、佐本渓谷から田鶴横手道を歩き、長追から古座川口へ下る道は「古座街道」と呼ばれていた。
古座街道は地図で見ると、熊野古道中辺路、大辺路のちょうど中間の道であり、熊野中道っといった言葉もピンとくる。しかし、多分、この道を通して歩く人はあまりおらず、宇津木坂越や、佐本街道や城道などと部分的に呼ばれることもあった。
《四つの峠越え》
�‥陳甓�手・矢五郎坂 佐本と古座を最短距離で結ぶ
�∨〇嫺宗〆緩椶�ら大附へ
�１�津木坂 宇津木から上富田へ
�て碧�峠 古座街道ではないが、古座川本流奥の添ノ川や平井、西川の人たちが古座に出るための道の一つとして利用
今回は、佐本出身の方に「熊野中道 古座街道 四つの峠越えを石佛を巡る（小板橋淳）」を貸していただき、その方の情報と、その本を参考に歩かせていただいた。
佐本から古座への古道も歩ければ、古座街道すべて踏破できる。いつになるかは？だが、そのうち行こう！！
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