北海道遠征 10座目 神威岳
- GPS
- 10:03
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
天候 | 曇り一時小雨 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲートから先の林道は土砂崩落のためよく通行止めになるので、大雨の後は要確認。 山行時もところどころ土砂崩落が激しく、車高の高い4WDSUVでなければ腹擦りを覚悟すべし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉区間はケルン、赤テープが分かりにくいので良く探すこと。すぐに高巻きがあるが、渡渉に慣れた人は渡渉を続けた方が良いかも。 尾根取り付きから先は深い笹薮の急登。笹払いされていないので滑りやすい。特に下りは慎重に。山頂近くなるとハイマツ帯になり、抵抗があるので特に登りは歩きにくい。 |
写真
感想
北海道遠征10座目は神威岳。前日、カムエク登山口から長駆移動して長い元浦川林道を走り、神威山荘を貸し切りで前泊。林道は長いだけでなく、大雨による山側の崩落が頻発しており、除去作業が追い付かず、その堆積物が道路を埋めている箇所がいくつかありました。一番酷い場所は車高の高い車でないとゆっくり乗り換えたとしても腹を擦るのでは?
山荘はこじんまりして綺麗。駐車場は10台くらいは大丈夫かな?
朝出発準備をしていると札幌ナンバーのソロ男性が来て、颯爽とスタートしていきました。我々も少し遅れて出発。いきなりの渡渉、長く高い高巻きの道を歩きます。その後の長い渡渉では赤テープ、ケルンがなかなか見つけられず、苦労しながらやっと尾根取付点へ。沢靴をデポし、登山靴に履き替えて後半戦に突入。ソロ男性は長靴をデポしていました。
それからは背の高い笹薮地獄を延々と登ります。笹払いされていないので、路面に落ちている枯れた笹で登りでも滑ります。おまけに夜露と雨で濡れているので上下雨具が外せず、暑い! まだ笹薮で悪戦苦闘しているところにソロ男性が下りてきました。早っ! その後はハイマツ地獄となり、ハイマツの抵抗で歩きにくいことこの上ない。おまけに風も強く、寒気も感じるほど。
ようやくガスの先に山頂が見え、5時間半かかってなんとか登頂。展望ゼロなので小休憩後、下山開始。ハイマツ帯は下りなので問題ないですが、笹薮地獄は滑らないように歩くのに難儀しました。二度ほどスリップ。
下りの渡渉は目印が見つけやすいので登りより遥かに楽に歩けました。結局10時間かかって神威山荘帰着。当初予定ではその日のうちにペテガリ山荘まで行くことにしていましたが、とてもそんな元気もなく神威山荘に二泊することにして、翌日、ゆっくり移動することに。山荘の有難さを実感した山行でした。
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