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Yamareco

記録ID: 3492420
全員に公開
沢登り
剱・立山

ザクロ谷偵察

2021年09月05日(日) [日帰り]
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tunotenko その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:52
距離
11.7km
登り
1,017m
下り
1,009m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:20
休憩
0:28
合計
9:48
7:56
1
7:57
7:58
8
8:06
8:11
56
9:07
9:14
46
10:00
10:13
359
16:12
16:12
40
16:52
16:53
44
17:37
17:37
5
17:42
17:43
1
17:44
ゴール地点
メンバー高・都

金沢530
大日岳登山口811
牛の首 907
大日平山荘1013
少し先の登山道をよこぎるザクロ谷から下降
F34を見に行く
大日平山荘1612
大日岳登山口1737
駐車場1743
18時のゲートが閉まる前に通過できた

昨年2020年はザクロ谷を完全遡行できたパーティがいくつもあり
彼らの記録を読んでいると
8月下旬 F34の人工登攀部分の最後のリングボルトが抜けてトラバースが難しくなった
9月下旬 F34のリングボルトのリング部分が抜けてなくなった
ということがわかった。
9月下旬のパーティが最後の記録で彼らはリングボルトを打ち直す必要があるかもしれないと書いていた。
F34はみなさんチョンボ棒を使って通過しているのでリングがないとチョンボ棒が使えず通過できなくなっているのかもしれない。
そこで現場を見に行くことにした。

大日平山荘から15分くらい登っていくとザクロ谷と交わる。
そこから降り出す。
しばらくするといきなり泳ぎを強いられる。
私は甘く考えてウェットスーツは来ていなくて普通の沢の恰好、、
泳ぎは考えておらず寒さに震えました。。高さんはちゃんとウェットスーツを着ていた。
泳いだ後がすぐにF40 である。
ハンマー投げの垂直滝。。
余りいい支点になる立木がないので右岸に上がり立木で下降することにする。
しかし登っているのでロープがどれほどいるかわからず、ずいぶん時間をくった。
ずりずりの垂直泥壁に残置ロープ25mを残す。
F39かF38  途中わりと苦しむかもしれない2mくらいのCS滝の横のしょぼいダケカンバから残置スリングを残す
このあとしばらくのどかななめ風景が続く
F37 幅広の台形状滝 これは登れそうでもあるがボロボロでぬるぬる すぐ近くに支点が取れないが高原さんが少し離れた立木で支点をとり20mロープを残置
F36 ミニF37 小さいがぬるぬるして悪い ここにも20mロープを残置
時間はもう2時くらいになっていて工作する時間はあるのか不安になってきた。
ゲートが18時に閉まってしまうし、予報では12時から雨だった。

またしばらく行くと
F34が現れた!
観察すると最後のPが残した残置カラビナの垂直方向下に
リングボルトが2つある、下の方の一つは新しいように見えた。。
その下は岩がすこし膨らんでいるため見えないが
縦リスが走っていてそこにエイリアンをかましてチョンボ棒でリングボルトにかけるタクティクスを去年の人たちはとっている。

最後のリングボルトが抜けたところはわからないが
現在ある最後のリングボルトと滝の落ち口の間に縦リスがあるのでハーケンを打ち態勢を安定させてからリングボルトを埋められるのではないかと思われた。

リングボルトを埋めようとジャンピングセットを取り出すがキリがない。。
キリを2本用意したと思ったんだけど、、ない。。
帰ってから家でキリが2本置かれているのをみて、、そういえばこのままだと無くしそうだなー普通みんなどうやって持っていくんだろー、オールアンカーも無くしそうだから、どうやって持っていくのがいいのかと考えて結論がでないままにしていたのだった。キリはジャンピングにセットしたままで交換するまで外さないものなんじゃないか、といま書きながら思いました、、穴も開いてないから沢でジャンピングにはめたりしてたら絶対落としますよね、、あとでペツルのボルトはキリが一緒になってるんだと教えてもらいました。

ジャンピングのキリを忘れてしまい、無駄足を踏ませた高さんには本当に申し訳ない。
ボルトを打った経験はないに等しいので(最近残置嫌われますから)乾いた岩でさえ使い慣れない道具をこの恐ろしい威圧的なザクロ谷でどのように使うのか、、リアルなイメージができなかった。。
山の道具は何度か使ってみないと自分が使えるようにならないので
やはり足場がぬらぬらして不安定な体制でもボルトが打てるようにならないとなーと準備不足を確認した。
F34を見ると想像していたよりももっと険悪な様相におびえつつ、
あそことあそこに打とうというイメージは得ることができた。。
安全にザクロを楽しめるようにもっとボルトがあるといいのにとおもったが、初登者は数百個ボルト連打したらしいがザクロの泥とも岩ともつかない性状の谷では今はほとんど何も残っていない。

結局何も工作できてないままに残置ロープをたよりに登山道まで戻る。
F40よこの泥壁をあがったところで雨になった。
ゲートがしまる18時前のぎりぎり17時50分にゲートを通過。。
蔓延防止のせいで食堂に入ろうとするもどこも断られてコンビニで弁当を買って食べました。。悲しい

帰ってからGPSを見るとF34は上半の真ん中より始まりに近い場所に位置しているとわかる。。ザクロ谷上半F10からF34までがこんなに短い距離にのうしゅくされているのだなあ、、と改めて絶句しました。
天候 曇り雨
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

装備

備考 キリを忘れた
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