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Yamareco

記録ID: 35042
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無雪期ピークハント/縦走
アフリカ

アフリカ大陸最高峰 キリマンジャロ 5895m

2005年02月28日(月) 〜 2005年03月04日(金)
 - 拍手
yakousei その他14人
GPS
103:00
距離
68.9km
登り
4,871m
下り
4,888m

コースタイム

マラングゲート(1700m)→マンダラハット(2700m)→ホロンボハット(3700m)→キボハット(4700m)→ギルマンズポイント(5681m)→山頂(ウフルピーク5895m)→ホロンボハット(3700m)→マラングゲート(1700m)
天候 標高の低いところでは午後は雨。

アタック時は快晴と天候には恵まれた。

赤道直下と言っても夜は寒いです。
過去天気図(気象庁) 2005年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
日本から登山口まで4日。(アンボセリ国立公園でサファリ等あり、移動はポレポレ)

道路はガタガタで移動で疲れました・・・。
コース状況/
危険箇所等
もっとも一般的なルート、マラングルートでチャレンジ。

実に4割がこのルートです。

危険な箇所?無かったと思います。

道中カメレオンを探しまくった。結果2匹発見。

最後の小屋キボハットに着く頃には高山病に・・・。

殆ど寝ずに腹式呼吸で血中酸素濃度を61から80台後半にあげる。

山頂付近は時期によっては要アイゼン。

山頂の氷河は、およそ20年で無くなるとか。

■注意■国立公園指定の為、単独では登れません。
都内、某所にて低酸素トレーニングをする。

7回通いました。

標高およそ4000mの気圧だそうです。

その他、奥多摩の御岳に2回、黒姫山1回を登りアフリカ大陸最高峰キリマンジャロに臨んだ。
2005年02月04日 16:10撮影 by  DSC-P150, SONY
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2/4 16:10
都内、某所にて低酸素トレーニングをする。

7回通いました。

標高およそ4000mの気圧だそうです。

その他、奥多摩の御岳に2回、黒姫山1回を登りアフリカ大陸最高峰キリマンジャロに臨んだ。
キリマンジャロとアフリカゾウ

アンボセリ国立公園にて。
2005年02月26日 22:40撮影 by  DSC-P150, SONY
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2/26 22:40
キリマンジャロとアフリカゾウ

アンボセリ国立公園にて。
獣道が出来ている。

その他キリン、シマウマ、ヌー、かなり遠くからライオンも見れた。
2005年02月26日 23:59撮影 by  DSC-P150, SONY
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2/26 23:59
獣道が出来ている。

その他キリン、シマウマ、ヌー、かなり遠くからライオンも見れた。
ルートは一般的なマラングルートで。スタートの高度は1700m

登山道、山小屋とほぼ完璧に整っている。

画像はマンダラハット。

高度2700m
初日は此処でステイ
2005年02月28日 22:14撮影 by  DSC-P150, SONY
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2/28 22:14
ルートは一般的なマラングルートで。スタートの高度は1700m

登山道、山小屋とほぼ完璧に整っている。

画像はマンダラハット。

高度2700m
初日は此処でステイ
ポータたちと休憩

寝袋、食器、着替え等は持ってくれる。

小屋に着くと自分の装備が届いている。

従って35リットルのザックに最低限の装備で終始動けます。
2005年02月28日 20:17撮影 by  DSC-P150, SONY
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2/28 20:17
ポータたちと休憩

寝袋、食器、着替え等は持ってくれる。

小屋に着くと自分の装備が届いている。

従って35リットルのザックに最低限の装備で終始動けます。
登山道は整備済み。

長靴で登っている方も・・・。
2005年03月01日 15:34撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/1 15:34
登山道は整備済み。

長靴で登っている方も・・・。
2日目ホロンボハット。

高度3700m

午後は毎日雷雨でした。
2005年03月01日 21:45撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/1 21:45
2日目ホロンボハット。

高度3700m

午後は毎日雷雨でした。
Mtマウエンジ
2005年03月02日 18:01撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/2 18:01
Mtマウエンジ
山頂の万年氷河。

ウフルピーク5895m

非常にきつく、写真は極々僅か。
2005年03月03日 15:42撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/3 15:42
山頂の万年氷河。

ウフルピーク5895m

非常にきつく、写真は極々僅か。
下山時キリマンジャロを振り返る。

メンバー全員が無事に下山した。
2005年03月01日 15:34撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/1 15:34
下山時キリマンジャロを振り返る。

メンバー全員が無事に下山した。
下山後、ナクル湖。

フラミンゴの大群
2005年03月06日 17:51撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/6 17:51
下山後、ナクル湖。

フラミンゴの大群
反応無し・・・。

人間なれしているみたいでした。
2005年03月06日 18:14撮影 by  DSC-P150, SONY
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3/6 18:14
反応無し・・・。

人間なれしているみたいでした。
羽田→関空→ドバイ→ナイロビ→陸路でタンザニアに入る。
此処はドバイ空港。
2005年03月08日 06:58撮影 by  DSC-P150, SONY
1
3/8 6:58
羽田→関空→ドバイ→ナイロビ→陸路でタンザニアに入る。
此処はドバイ空港。

感想

登山を始めて37日でキリマンジャロ登頂。

富士山も登ったことがありません。

我が人生で登った山は、三つ峠、御岳、黒姫山の3座。

低酸素トレーニングに通えるだけ通ったが・・・考えが甘かった。

キボハット(最終小屋)着と同時に高山病に掛り、血中酸素濃度が61まで低下する。

食事も出来ず、その晩は一人食堂で、ひたすら腹式呼吸をする。

一時的に80台後半まで持ち直すも、激しい頭痛と吐き気のするままスタートする。

この日の為に、ありとあらゆるトレーニングを一生懸命やってきた。

何が何でも山頂に立つんだと言う想いを貫く。

御来光とほぼ同時にギルマンズポイント(5681m)に立つ。

眩しくてサングラス無しでは行動できない。

夢にまで見た万年雪をこの目でしっかりと見た(言葉では言い表せない)

此処から本当のピーク、ウフルピーク(5895m)は往復3時間弱、実に半分が脱落する。

本当の戦いはこれからだ。

数字的には僅かだが、実際の山頂までは、とんでもなく長く感じた・・・。

大苦戦するもギリギリでの登頂を果す。

写真も殆ど撮れず何枚かの記念撮影を終え直ぐに下山する。

下山後、有り得ない筋肉痛で己の体力の無さを痛感した。

しかしメンバーに支えられながらの登頂で一生忘れることの出来ない山行でした。

この後直ぐオーストラリア大陸最高峰コジオスコに向った。

*現在オセアニア最高峰カルステンツピラミッドバージョンもありますが、元祖七大陸最高峰はコジオスコになっている。
現状どちらを登っても七大陸最高峰となる。

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