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記録ID: 350959
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ハイキング
アジア

大帽山(香港最高峰、荃錦公路〜Lead Mine Pass〜新屋家)

2013年09月26日(木) [日帰り]
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GPS
04:07
距離
11.2km
登り
544m
下り
983m

コースタイム

1035郊野公園(Country Park)バス停
1045大帽山郊野公園遊客中心(Tai Mo Shan Country Park Visitor Center)
1135道路ゲート
1220大帽山頂
1355 Lead Mine Pass(鉛礦坳)
1445新屋家(San Uk Ka)バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
in
0945尖東駅(MTR西鉄線、HK$10.0(約130円))1000荃湾西駅
1015荃湾西駅(51番バス、HK$8.5)1030郊野公園(Country Park)バス停
out
1445新屋家(San Uk Ka)バス停(ミニバス23K、HK$4.5)1455大埔墟駅
1525大埔墟駅(MTR東鉄線→西鉄線、HK$12.0)1605尖東駅
MTR西鉄線の荃湾西駅。新しくてきれいな地下駅です。
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MTR西鉄線の荃湾西駅。新しくてきれいな地下駅です。
駅のA1出口かE1出口を出ると駅の上がバスターミナル。51番バスに乗ります。HK$8.5。
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駅のA1出口かE1出口を出ると駅の上がバスターミナル。51番バスに乗ります。HK$8.5。
荃錦公路の峠道を15分走って、郊野公園(Country Park)バス停に到着。走るクルマもまばらで静かです。
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荃錦公路の峠道を15分走って、郊野公園(Country Park)バス停に到着。走るクルマもまばらで静かです。
アメリカハマグルマ。
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アメリカハマグルマ。
大帽山郊野公園の地図。マクリホース・トレイルの第8ステージと第9ステージの境界です。今日は、第8ステージの終点から起点に向かって歩きます。
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大帽山郊野公園の地図。マクリホース・トレイルの第8ステージと第9ステージの境界です。今日は、第8ステージの終点から起点に向かって歩きます。
しっかり整備された案内看板。
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しっかり整備された案内看板。
階段歩き。
大帽山郊野公園のヴィジター・センター。トイレあり。
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大帽山郊野公園のヴィジター・センター。トイレあり。
ヴィジター・センターの展示は、生物多様性について。カラフルです。
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ヴィジター・センターの展示は、生物多様性について。カラフルです。
マクリホース・トレイルの距離標。500メートルおきにあるので、道に迷うことは少ないかと思います。
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マクリホース・トレイルの距離標。500メートルおきにあるので、道に迷うことは少ないかと思います。
ノボタン。
大帽山は雲の中。
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大帽山は雲の中。
歩きやすいです。
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歩きやすいです。
マクリホース・トレイルの指導票。かっこいいです。
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マクリホース・トレイルの指導票。かっこいいです。
山道をしばらく進むと、車道に入ります。一般車がときおり走ってます。
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山道をしばらく進むと、車道に入ります。一般車がときおり走ってます。
ゲート。一般車はここまで。手前に駐車場があります。
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ゲート。一般車はここまで。手前に駐車場があります。
放牧された牛。
ランタナ。色とりどりの花びらが美しいです。
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ランタナ。色とりどりの花びらが美しいです。
山頂に向かって延々と車道歩き。
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山頂に向かって延々と車道歩き。
荃湾から青衣方面の眺望。
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荃湾から青衣方面の眺望。
山頂のアンテナ。
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山頂のアンテナ。
山頂エリアは立入禁止区域。なので、ゲート前までしか入れません。
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山頂エリアは立入禁止区域。なので、ゲート前までしか入れません。
ゲートを右折して下ります。少し荒れ気味の舗装で淋しい感じです。
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ゲートを右折して下ります。少し荒れ気味の舗装で淋しい感じです。
これから歩くトレイルが一望できます。
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これから歩くトレイルが一望できます。
休憩ポイント。ここで車道が終わります。左の分岐を下ると悟桐塞不経瀑布に。
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休憩ポイント。ここで車道が終わります。左の分岐を下ると悟桐塞不経瀑布に。
山道歩き。
牛。放牧中。
草刈りしてました。
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草刈りしてました。
草刈りの跡がくっきり。
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草刈りの跡がくっきり。
岩場。スニーカーでは歩きにくいです。
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岩場。スニーカーでは歩きにくいです。
下っていきます。
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下っていきます。
マクリホース・トレイル第7ステージのゲート。反対側には第8ステージとあります。
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マクリホース・トレイル第7ステージのゲート。反対側には第8ステージとあります。
Lead Mine Pass(鉛礦坳)。トイレあり。ここまでクルマが入れます。ウィルソン・トレイルと交差してます。
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Lead Mine Pass(鉛礦坳)。トイレあり。ここまでクルマが入れます。ウィルソン・トレイルと交差してます。
格好いい道標。大埔墟方面に進みます。
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格好いい道標。大埔墟方面に進みます。
ウィルソン・トレイルの距離標。こちらも500mおきにあります。
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ウィルソン・トレイルの距離標。こちらも500mおきにあります。
下っていきます。よく整備されています。
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下っていきます。よく整備されています。
沢沿いを歩きます。
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沢沿いを歩きます。
九龍抗山方面に。
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九龍抗山方面に。
街が近くなります。
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街が近くなります。
この階段を下ってくると、車道に合流。さらに下ります。
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この階段を下ってくると、車道に合流。さらに下ります。
右手の新屋家変電所。この先がバス停です。
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右手の新屋家変電所。この先がバス停です。
新屋家(San Uk Ka)バス停。ミニバス23Kの折り返しスペース。
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新屋家(San Uk Ka)バス停。ミニバス23Kの折り返しスペース。
MTR東鉄線の大埔墟駅に到着。
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MTR東鉄線の大埔墟駅に到着。
香港のスイーツ・チェーンの「許留山」。マンゴーの果肉入りドリンクを飲みました。左がHK$23、右がHK$21。歩いた後の甘いものは美味しいですね。
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香港のスイーツ・チェーンの「許留山」。マンゴーの果肉入りドリンクを飲みました。左がHK$23、右がHK$21。歩いた後の甘いものは美味しいですね。

感想

■情報収集
香港の最高峰である大帽山に登ろうと思いたち、日本を発つ前にインターネットで情報を探してみました。
最寄りのバス停までのアクセスとか、山頂までのルートがどんな感じかは分かったのですが、ちゃんとした地図が見つかりませんでした。山頂から先、東側に縦走しようと思っていたのですが、下山口が分からず、どこまで歩けばバス停・駅にたどり着くのかが分からないまま、香港に向かいました。

香港で泊まったホテルで聞いてみても、「大帽山は大変だから勧めない。トラムもあるヴィクトリア・ピークにしたほうがいいよ」といわれるくらい。
ヴィクトリア・ピークにも興味がなくはないのですが、それでも調べてもらって、大帽山の東側にあるLead Mine Passという分岐で北に向かい、大埔墟駅に行くのがいいということを教えてもらいました。

さらに、尖沙咀の本屋さん「Swindon Book Co.Ltd」で 、「The Serious Hiker's Guide to Hong Kong」という英語本を発見。ペーパーバックなのにHK$280(約3,600円)と高かったのですが、購入してみました。
香港の4大トレイル(マクリホース、香港、ウィルソン、ランタオ)の全ルートが載っています。
コースガイドも詳しく、写真も多くて、ガイドブックとして十分な内容です。
ただ、載っている地図に標高線がなくて残念でしたが、それでもネットで探してきた地図よりも分かりやすく、大帽山から東側の縦走路の確認もできました。

■アクセス
往路は大帽山の西側の登山口から登ります。
MTR西鉄線の荃湾西駅のバスターミナルから51番バス(30分に1本程度)に乗ります。
途中、MTR荃湾線の荃湾駅も経由しますので、尖沙咀から荃湾線でも来ることができますが、西鉄線の方が途中の駅が少なくて速いです。
バスは荃錦公路をぐんぐん登り、郊野公園(Country Park)バス停で下車。
次のバス停が英語と中国語で案内されるので分かりやすいです。
運転手さんがちょっと戻ったところが登山口だと教えてくれました。

■大帽山
荃錦公路から東側の山道を進んでいきます。
入口にはマクリホース・トレイルの案内や地図があり、道もはっきりしていて、迷うことはないかと思います。
この山道に並行して車道もあるので、クルマで来ることができます。
10分ほどで郊野公園のヴィジター・センターに到着。トイレがあります。
ヴィジター・センターの内部は香港の生物多様性について、中国語のカラフルな展示がありました。

ヴィジター・センターの左手から、引き続きマクリホース・トレイルを歩きます。
しばらく歩くと山道は終わりになって、そこからは車道歩き。
一般車通行止めのゲートを越え、大帽山に向かってぐねぐねとカーブを繰り返して登ります。
陽射しを遮るものがなくて、暑くてたくさん汗をかきました。
山頂には雲がかかっていましたが、近づくにつれて雲が晴れ、アンテナ施設がはっきり見えてきました。

ただ、山頂一帯はフェンスで囲まれていて、立入禁止。
中には入ることはできず、ピークには立てませんので、ゲートの前で右折する車道に進みます。

■Lead Mine Pass
東側に下りはじめると、前方の眺望が拓けます。
これから辿っていくルートがはっきりと見えて、気持ちのいいトレイルです。
右手には青衣島などの九龍半島の西側が、左手には東側が、振り返ると新界のビル群が遠望できます。
東屋がある休憩ポイントで車道は終わり、ここからまた山道となります。
この休憩ポイントから北側への分岐は、悟桐塞不経瀑布という滝に向かいます。
岩がゴロゴロと転がっていて、スニーカーでは靴底が弱いので足裏が疲れました。
もう少しソールが固い靴を持ってくればよかったかと思いました。

樹木帯に入り、さらに下っていくとLead Mine Pass(鉛礦坳)に着きます。トイレあり。
ここはマクリホース・トレイル(第7ステージと第8ステージの境界)とウィルソン・トレイル(第7ステージの途中)が交差しているポイントです。
かつて鉛鉱山が近くにあり、その搬出ルートだったため、この地名になったという説明看板がありました。
ここから大埔墟駅に向かってウィルソン・トレイルに入り、北側に進みます。

■大埔墟駅
沢沿いを徐々に下っていき、高層ビル群が近づいてきます。
ウィルソン・トレイルもきれいに整備されてます。
車道に出てちょっと歩くと、人家が現れて、新屋家(San Uk Ka)の街に入ります。
右手の変電所の先がミニバスの終点のスペースで、ミニバス23Kがちょうど待っていてすぐに乗ることができました。このスペースは目立たないので、ミニバスが停まっていなければ分かりにくいです。
ただ、200メートルぐらいおきにバス停があるので、ここを通り過ぎても大丈夫かと思います。
大埔墟駅のバスターミナルまで10分ほど。HK$4.5です。
なお、ミニバス23Kは駅が終点ではなく、大埔の市街地まで行きます。

大埔墟駅前のUptown Plazaの「許留山」でマンゴードリンクをいただいてから、MTR東鉄線で帰りました。

■まとめ
日本から持っていくのは大変ですが、できればトレッキングシューズで歩いたほうが楽かと思います。
出会った人は10人ほど。静かに歩くことができました。
今日の行程は4時間10分。休憩は特になし。19,500歩でした。

■時間について
コースタイムは、香港時間で表示をしています。
写真とGPSの時刻は、機器の設定を変えなかったので、日本時間です。
香港時間は日本時間よりも1時間マイナスです。

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