土樽ー蓬峠(テント泊)−朝日岳ー土合
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- GPS
- 20:05
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,893m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
土樽0915−0930水場0935−1025堰堤1030−1143休み1150−1300休み1315−1330蓬峠
2日目
蓬峠0545−0635七つ小屋山0645−0730清水峠0740−0855休み0905−1010朝日岳1040−1140笠ケ岳1145−1235白毛門1300-1351休み1355−1450橋1500−1515土合
天候 | 1日目 晴れ後曇り 2日目 晴れ後曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
土曜日にてテントを購入して、早々谷川蓬峠での一泊山行に行ってきました。
土樽駅の利用も4回目となりますが、今日も乗降客は私のほかは一人だけでした。お隣土合駅の乗降客の多さに比べると際立って少ないのですが、駅からすぐに歩き出せ、林道歩きもそれほど長くない事を考えると、もう少し登山客がいてもいいのではと思うのですが、おかげでこの駅からの登山はいつも静かな雰囲気に浸ることができます。
さて、これまでに吾策新道、茂倉新道、平標新道と3本を歩いてきたので、今回は土樽を起点とした4本目の蓬峠新道を通って谷川の稜線(蓬峠)に向かった。
二十数年ぶりの幕営山行でザックも20kg近くあった事を考えて、歩行時間5時間程度のこの道は体力的にも易しく助かった。途中沢を2度ほど横断し九十九折れの道を登るとやがて笹原にでる。水場を通り過ぎるとやがて蓬峠に到着する。朝方は若干の日差しがさしていたが、午後を過ぎると雲が多く出現するようになり、おまけに風がかなり強く、久しぶりの幕営はどうなるかと心配したが、体に染み付いた昔の経験は大いに役立ち、簡単に幕営完了した。
小屋と違い一人占めでき空間は午後の時間をマッタリと過ごすには最適で、読書・ラジオを聴きながら一時を楽しんだ。
山小屋と違い、いびきに阻害される事なく就寝できることを期待していたのですが、残念ながら隣接テントから規則正しく響く騒音に一晩中悩まされてしまいました。
前日の強風も夜間には収まり、翌朝のテント撤収は簡単に終わりました。
さて、この日は前日と打って変わって、天気は快晴で360度の大展望となり、夏に登った平標から谷川、谷川から茂倉、そしてこれから行く朝日岳、白毛門の稜線が朝日に照らされくっきりと見渡せました。
蓬峠から清水峠までは笹原そして地塘が点在する、谷川そして越後連山の展望素晴らしい尾根を進みます。特徴ある大源太山へ分岐を過ぎるとJRの送電線が横断する清水峠に程なく到着します。ここの避難小屋周囲には3張りほど、また朝日岳方面に少し昇った尾根筋にも3張程のテントを設営できるスペースがあります。
ジャンクションピークまでの登りは今日一番の辛抱のしどころで、500mほどhの高低差を一気に上り詰めます。ここからは広々とし尾根となり、朝日が原の小湿原をとおりすぎると、まもなく朝日岳頂上い着いたのですが、急激に雲が発生しだし、素晴らしい天気も一瞬のうちに視界数mの世界となってしまいました。この雲もやがて白毛門に到着するころにはすっかり飛ばされ、眼下にはこれから目指す土合駅がくっきりと見渡すことができました。
白毛門からは途中端正なジジ岩、ババ岩を左手に見ながら、ひたすら急坂を降りていくと、やがて土合橋の駐車場に到着します。
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