ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 358666
全員に公開
ハイキング
十和田湖・八甲田

【東北ワンダー6】八甲田山(酸ヶ湯から大岳周回)

2013年10月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:40
距離
8.8km
登り
695m
下り
697m

コースタイム

酸ヶ湯(900m) 7:30 5℃
仙人岱(1320m) 8:50
大岳山頂(1585m) 9:30-45 10℃
大岳避難小屋(1440m) 10:00
ロープウェイ分岐(1220m) 10:25
毛無岱始まり(1200m) 10:30
毛無岱終わり(1000m) 11:10
城ヶ倉分岐点(980m) 11:25
酸ヶ湯(900m) 11:40 15℃
 Total 18,000歩
 累計標高差 上り685m 下り685m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
◇道の状況
 危険箇所はまったくありません。
 八甲田ロープウェイなど利用しなくても、周回するのにゆっくり歩いて5時間。
 ファミリーハイキングに最適のコースです。

 酸ヶ湯〜毛無岱間の樹林帯の急坂が泥濘状態。靴がドロドロになります。
 酸ヶ湯登山口のせせらぎに泥洗いのブラシが親切にも置いてあり、助かりました。

◇酸ヶ湯
 いろんな意味で施設が整っており、名実共に八甲田山の基地ですね。
この朝、久しぶりの快晴。酸ヶ湯から大岳がくっきり見えました。
2013年10月14日 06:01撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 6:01
この朝、久しぶりの快晴。酸ヶ湯から大岳がくっきり見えました。
仙人岱コースの入口の小さな鳥居。
今回は反時計まわりに歩きました。
2013年10月14日 07:34撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 7:34
仙人岱コースの入口の小さな鳥居。
今回は反時計まわりに歩きました。
しばらくは泥濘がちな歩きにくい道が続きます。
2013年10月14日 08:16撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 8:16
しばらくは泥濘がちな歩きにくい道が続きます。
登山口から1時間も登ると、ドロ道が終わり、南八甲田山系が見えてきます。
どんどん見晴らしが良くなります。
登山口から1時間も登ると、ドロ道が終わり、南八甲田山系が見えてきます。
どんどん見晴らしが良くなります。
仙人岱への登り・地獄湯ノ沢(イオウ臭が充満)
2013年10月14日 08:33撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 8:33
仙人岱への登り・地獄湯ノ沢(イオウ臭が充満)
津軽平野と岩木山がくっきり
2013年10月14日 08:38撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 8:38
津軽平野と岩木山がくっきり
仙人岱の入口、大岳が青空にどっしり
2013年10月14日 08:49撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 8:49
仙人岱の入口、大岳が青空にどっしり
仙人岱の木道、向こうの山は小岳でしょうか。
2013年10月14日 08:50撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
10/14 8:50
仙人岱の木道、向こうの山は小岳でしょうか。
仙人岱の池塘
2013年10月14日 08:57撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 8:57
仙人岱の池塘
硫黄岳と南八甲田、なんて気持ちがいいんだろう!!
硫黄岳と南八甲田、なんて気持ちがいいんだろう!!
何の実?
2013年10月14日 09:24撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
10/14 9:24
何の実?
大岳の登路、眼下に見えるのは鏡池です
2013年10月14日 09:28撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:28
大岳の登路、眼下に見えるのは鏡池です
大岳山頂(ペットの撮影を無断借用)
2013年10月14日 09:34撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
10/14 9:34
大岳山頂(ペットの撮影を無断借用)
大岳山頂の展望盤
きょうは表示通りの大展望ですよ。
2013年10月14日 09:32撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:32
大岳山頂の展望盤
きょうは表示通りの大展望ですよ。
赤倉岳から毛無岱への尾根筋
赤倉岳から毛無岱への尾根筋
大岳からの下り、遠く毛無岱の湿原
(左の建物はロープウェイ駅)
2013年10月14日 09:44撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:44
大岳からの下り、遠く毛無岱の湿原
(左の建物はロープウェイ駅)
毛無岱の湿原全景
2013年10月14日 09:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:46
毛無岱の湿原全景
井戸岳・赤倉岳と大岳避難小屋
2013年10月14日 09:48撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:48
井戸岳・赤倉岳と大岳避難小屋
大岳避難小屋、施設も清潔そうでした(水場が近くのないのが難点かな)
2013年10月14日 09:58撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 9:58
大岳避難小屋、施設も清潔そうでした(水場が近くのないのが難点かな)
大岳と同避難小屋
2013年10月16日 15:09撮影
10/16 15:09
大岳と同避難小屋
いよいよ毛無岱の始まり
2013年10月14日 10:27撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:27
いよいよ毛無岱の始まり
毛無岱湿原
感激して、似たような写真ばかり取りましたm(__)m
毛無岱湿原
感激して、似たような写真ばかり取りましたm(__)m
毛無岱湿原と大岳・硫黄岳
2013年10月14日 10:29撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
10/14 10:29
毛無岱湿原と大岳・硫黄岳
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:30撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:30
毛無岱湿原
毛無岱湿原と岩木山
2013年10月14日 10:30撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:30
毛無岱湿原と岩木山
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:34撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:34
毛無岱湿原
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:36撮影 by  DSC-WX100, SONY
1
10/14 10:36
毛無岱湿原
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:39撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:39
毛無岱湿原
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:41撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:41
毛無岱湿原
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:43撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:43
毛無岱湿原
毛無岱湿原、圧巻!!
上毛無岱と下毛無岱の境界の階段から
2013年10月14日 10:50撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:50
毛無岱湿原、圧巻!!
上毛無岱と下毛無岱の境界の階段から
毛無岱湿原の池塘
2013年10月14日 10:56撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:56
毛無岱湿原の池塘
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:57撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:57
毛無岱湿原
毛無岱湿原の草原
2013年10月14日 10:57撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:57
毛無岱湿原の草原
毛無岱湿原
2013年10月14日 10:59撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 10:59
毛無岱湿原
毛無岱湿原と硫黄岳
2013年10月14日 11:04撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 11:04
毛無岱湿原と硫黄岳
湿原から樹林帯へ突入です
2013年10月14日 11:12撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 11:12
湿原から樹林帯へ突入です
酸ヶ湯は連休で大賑わい
2013年10月14日 12:46撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 12:46
酸ヶ湯は連休で大賑わい
帰路、萱野高原から八甲田山を望む。
この日はほんとうに最高の晴天でした。
2013年10月14日 13:04撮影 by  DSC-WX100, SONY
10/14 13:04
帰路、萱野高原から八甲田山を望む。
この日はほんとうに最高の晴天でした。
撮影機器:

感想

◇東北の山旅の第六弾は八甲田山と決めていました。
 わたしとしては南八甲田連峰や蔦沼も歩いて八甲田山の山旅が完成形になると思っていました。
 しかし、前段の南八甲田連峰は以下の通り挫折でした。

◇南八甲田(10/13)
 岩木山に登った翌日、早朝のまだ暗いうちに猿倉温泉まで来ましたが、山の稜線は不穏な雲に包まれ、息着くように雨が降ったり止んだり、一瞬薄日が差すかと思えば、ザアーと強く降ってきます。
 天気予報では、徐々に好転するように言っていたけど、すぐには良くならないか?
 ひとまず蔦沼を散策して時間を稼ぐことにしました。

 蔦七沼:
 蔦温泉のまわりには蔦沼はじめ全部で六つの沼があります。
 これにちょっと離れた赤沼を加えて蔦七沼というらしい。
 六つの沼は歩きやすい遊歩道がつくられており、一周一時間余り。
 森と沼の静かな散策が味わえます。標高は500mほどで紅葉はまだでした。

 南八甲田:
 蔦沼を歩いたあと、猿倉温泉に戻り、登山口で天候回復を待って車中待機。
 登山口にはクルマが他に2台ばかり停まっており、この天気のなか入山した人たちがいるのでしょうか?
 クルマのなかで無為に空模様を眺めているのは切ないものです。

 9時になり、少し薄日が差してきたので、もうエイやあーと出発しました。
 雨具上下、ザックカバー、手袋、と完全防備です。
 雨が間断なく降ります。雨がときに霰にかわる。気温は2〜4℃
 登山路はしばらくはブナではなく、白樺らしき林のなかの歩きよい道でしたが、歩き出して30分と経たないうちに、道は渓流になってしまいました。
 靴をできるだけ濡らしたくないので、道の縁の土手を歩いたりするものだから歩速があがりません。
 展望はもちろんきかない。
 ずっと川道を歩き続けて1時間半、ようやく広々とした湿原に出ました。
 その矢櫃湿原からさらに歩き始めたとき、熊の親子に出くわしました。10mあまりの至近距離です。向こうもすぐにこちらに気づいて、なにやら唸り声をあげながら、自主的に藪のなかに逃げて行ってくれました。しばらくガサゴソと唸りが聞こえます(クマ鈴がザックカバーに覆われてきちんと鳴っていなかったのが、まずかった)
 矢櫃橋までたどり着き、展望もなく、引き返しました。
 往復3時間あまり、お天気にはかないません。
 その日は連休でてんやわんやの酸ヶ湯に泊まり、有名な千人風呂など堪能しました。

◇八甲田山(10/14)
 この日は朝から一点の曇りもない快晴でした。
 前日の不安定な天気が嘘のよう。
 宿でしっかり朝食を摂り、7時半に登山口を出発。

 大岳を周回するにあたって、時計周りか、反時計周りかと迷いました。
 酸ヶ湯のフロントの方のアドバイスでにより、今回は反時計周りとし、結果的に正解だったと思います。
 理由:仙人岱・大岳へ登るにつれて順次ひらける展望の良さ、その爽快感。
    毛無岱を下り方向に行く快適さ。上毛無と下毛無を結ぶ階段での湿原の展望。
    最後の樹林帯の急坂で汚れた靴のドロを出口で綺麗に洗い落とせる。

 この日の展望の素晴らしさは、とても言葉で表現できません。
 大岳をのぼっているひとたちもみな思わず立ち止まって、声ならぬ嘆声をあげていました。
 また毛無岱湿原の悠久の時間を感じさせるのびやかで優しい光景。
 毛無岱は休みながら歩いても1時間もかかりませんが、なにか惜しくてならない時間でした。

 帰路、クルマであっという間に通り過ぎた萱野高原。
 広々と爽快で素晴らしいところですね。高原の向こう八甲田山の全景が印象に残りました。   

 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:798人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
八甲田大岳 酸ヶ湯温泉からの周回ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
酸ヶ湯ー赤倉岳ー深沢温泉
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
大岳(酸ヶ湯温泉)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら