奥美濃/粕川支流・少し早い紅葉沢さんぽ
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 563m
- 下り
- 549m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
会の先輩らと、地域研究もかねて、気になっていたという沢へ行ってきた。
私も事前に知人の記録を読んでいたので、興味があったところ。
名古屋から近いのもいい。
集落の先にある林道目指して、地元の方々の庭先を借りるように車を走らせ、どん詰まりに駐車させてもらう。そこはUターンできる余裕のある広さだった。
すぐ、堰堤がある。
記録をいくつか読んでいた私は、そこは左岸から行くのがいいと知っていたのだけど、先頭は右岸から行ってそのまま右岸寄りに進んだ。
でも、いくらなんでも沢が小さすぎる。(連日の雨で増水しているはずだし)
枝沢に入っていたのが明白だったので、
尾根をトラバース気味にのっこすことにした。
本流につくと、早速スラブが多く、また巨岩が多かった。
二俣を左へ入ると、スライダー状のナメ滝がお出迎え!
これは確かに、一見の価値ありだ。
(あんまり的確な例えじゃないけど、白毛門沢のハナゲの滝を、この沢の規模におさめたらこんな感じ??笑)
記録の通り、見える範囲ではなく延々とその先も続いていた。
何度かナメの大滝に歓声をあげながら、
花崗岩が作り出すいろいろな景観を楽しむことができた。
上流部の二俣では、記録でオススメされていた右へ進むと、
すんなり尾根へ出られた。
尾根付近では獣道なのか人の踏み跡なのか、
たくさん錯綜していて、やぶこぎというほどのことはなかった。
下りは右俣を行く。
こちらも終始ナメといった感じで、傾斜の強い大滝などもナメなので、
巻けるところは迷いなく巻いていった。
巻くと自然とトラバースが増えるので、経験が少ないと危なそう。
私は知らずに二俣を通り過ぎてしまい、
しばらくすると堰堤付近に多かった杉林が現れ、
行きに間違えてしまった堰堤へと戻ってきた。
◆良い沢なので、今後注目されて
初心者が入るかもしれないので、アドバイス
一見の価値あり、だが、わりと傾斜の強いナメ滝も多いので、
ナメだからと安易に行くのはやや危険。
特に沢靴のフリクションを使った経験があったほうがいい。
秋は岩にはりついた落ち葉も多い。
経験者がきっちりフォローできる場合に限って入渓した方がいいと思った。
また右俣の下りはそこまで重要ではないなと思ったので、
初心者なら左俣を遡行し、下りは国見峠へ下りるか、どうにかした方がいいように思った。
ところで、10月下旬らしくきちんと冷え込んだこの日。
北側の沢で日の光はほとんど差し込まなかったが、
動いていれば寒いことはなかった。(上はメッシュインナーに長袖1枚)
ただ休憩するとすぐに冷えるし、
腕などに水をかぶりながら登る滝では、浸かった手がめちゃ冷たかった。
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