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Yamareco

記録ID: 362713
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ハイキング
甲信越

割引岳黒岩峰のアプローチ

2013年10月28日(月) [日帰り]
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GPS
07:53
距離
10.6km
登り
1,059m
下り
1,038m

コースタイム

〈ルートA 神字川左岸林道〉
6:03 沢口バス停−6:35 神字川左岸への林道に合流−6:40 神字川橋跡で渡渉−6:48 順路標識で散策路から杉林へ−7:25 枯れ沢−7:55 710Mあたりで撤退−8:05 枯れ沢−8:29 順路標識で散策路から杉林へ−8:32 神字川橋跡を素通り−8:41 上田水芭蕉園−8:49 沢口バス停

〈ルートB 神字川右岸林道〉
9:10 駐車地点−9:12 林道終点−9:14 460Mあたりで撤退−9:19 駐車地点

〈ルートC 黒岩峰西尾根〉
9:35 駐車地点−10:10 尾根に合流−11:58 一枚岩−12:35 1170Mあたりで撤退−13:03 一枚岩−14:05 尾根に合流したポイントを素通り−14:26 駐車地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車した場所
ルートA 国道291号線沢口バス停(バスの邪魔にならない隅)
ルートB 神字川右岸林道のスペース(最後の急な下りの手前)
ルートC 国道291号線の路肩
コース状況/
危険箇所等
〈登山ポスト〉
なし
新潟県警にメールで登山届を提出。
新潟県警察 【新潟県登山情報】
http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/

今回はじめてヤマレコの機能を利用してみた。
よくある質問(FAQ) 「Q. 計画書を警察にどうやって提出すればいい?」
http://www.yamareco.com/modules/pico/index.php?content_id=36#sendplan

〈ルートA 神字川左岸林道〉
地形図をみると、神字川左岸の林の中に点線の道がある。
神字川の橋は流失していた。
このルートなら、沢口バス停から出発するのでなく、上田の里水芭蕉園から散策路に入るのがよい。
国道291号線沿いに看板が出ており、広い駐車場もある。
散策路の途中、順路の標識のあるところで、散策路から杉の植林地に入る。
GPSで地形図の点線をたどると、小さな枯れ沢に出る。
枯れ沢で杉林はおわり、その先の点線ルートはヤブ化している。
途中まではかろうじて踏み跡をたどれるが、710Mあたりで完全に見失い、撤退した。
ほかにルートがないのならともかく、できればヤブこぎで苦労をしたくない。

〈ルートB 神字川右岸林道〉
地形図をみると、神字川右岸にも点線の道がある。
駐車地点あたりまでは林道がある。
その先すぐに神字川に入らないと進めなくなり、撤退した。

〈ルートC 黒岩峰西尾根〉
駐車地点には、林道の入口らしきものがある。
それは林道ではなく、駐車スペースの入口だった。
そこから杉林に入り、地形をたよりに尾根をめざす。
本来の営林署のルートについては下山時のGPSログを参照。
尾根に出ると、営林署道の踏み跡に合流する。
登るにしたがって、尾根は相当けわしくなる。
撤退した1170Mあたりからは、尾根がなだらかになる。
黒岩峰まで踏み跡があるかどうかはわからないが、魅力的な尾根だった。
撤退地点までの踏み跡は、かならずしも明瞭ではない。
道が木の枝でおおわれているだけでなく、小さな木が生えてきている。
シャクナゲがはびこりはじめている。
地形の単純なところでは踏み跡がわからなくても問題ないが、1100Mあたりから先では尾根が合流し、斜面をトラバースするところもあるので、赤テープなどでマークをしながら進んだ方がよい。
下山するとき、何度かルートミスをしそうになった。
たとえば、尾根から南側の斜面を下る踏み跡らしきものがあり、しばらくそれをたどってからおかしいと気がついたりした。

〈下山後の温泉〉
さくり温泉健康館
入浴料370円。10時〜21時。年中無休。
http://www.moegien.jp/Sakuri.html
ファイル
(更新時刻:2013/10/29 22:23)
ルートAは、沢口バス停から出発。
ルートAは、沢口バス停から出発。
ヤブの中を迷走したあげく、車でも来た工事現場にたどりついた。
ヤブの中を迷走したあげく、車でも来た工事現場にたどりついた。
工事現場をつっきったら林道に出た。
工事現場をつっきったら林道に出た。
神字川の橋は落ちていた。
神字川の橋は落ちていた。
橋跡の下流側で渡渉。靴を濡らしたが浸水はしなかった。
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橋跡の下流側で渡渉。靴を濡らしたが浸水はしなかった。
神字川左岸の散策路。
神字川左岸の散策路。
順路右の標識のところをまっすぐ進んで杉林に入る。
順路右の標識のところをまっすぐ進んで杉林に入る。
杉林はおおまかな方向で進む。
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杉林はおおまかな方向で進む。
小さな枯れ沢に出た。対岸左手にヤブの中に進む踏み跡があった。
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小さな枯れ沢に出た。対岸左手にヤブの中に進む踏み跡があった。
ヤブがどんどんひどくなるので撤退。
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ヤブがどんどんひどくなるので撤退。
帰りは神字川を渡渉せず左岸の散策路を下った。鉄塔の下に出た。
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帰りは神字川を渡渉せず左岸の散策路を下った。鉄塔の下に出た。
鉄塔の下に新しい巣箱。
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鉄塔の下に新しい巣箱。
ここではじめて神字川左岸の道が整備中の散策路だということが判明。
ここではじめて神字川左岸の道が整備中の散策路だということが判明。
「上田の里水芭蕉園」の看板に出た。
「上田の里水芭蕉園」の看板に出た。
ルートBは、古峰山登山口を通りすぎて林道を進む。林道終点に排水路がある。
ルートBは、古峰山登山口を通りすぎて林道を進む。林道終点に排水路がある。
神字川の水に入らないとこれ以上進めない。
神字川の水に入らないとこれ以上進めない。
ルートCは、国道291号で最初のシェードの手前の路肩に駐車。その付近を注意深くみると車の入口がある。
ルートCは、国道291号で最初のシェードの手前の路肩に駐車。その付近を注意深くみると車の入口がある。
杉林では地形なりに高い方へ進む。
杉林では地形なりに高い方へ進む。
尾根に出ると踏み跡があった。
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尾根に出ると踏み跡があった。
とがっているのは大源太山。
とがっているのは大源太山。
一枚岩はヤブを巻いた。
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一枚岩はヤブを巻いた。
このあたりで尾根がなだらかになる。時計をみてここで撤退。
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このあたりで尾根がなだらかになる。時計をみてここで撤退。
営林署の札。
右奥が黒岩峰。建物は石坂きのこ組合。
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右奥が黒岩峰。建物は石坂きのこ組合。

装備

個人装備
つば広帽子
あごひも付き
腕時計
SUUNTO vector
GPS
GARMIN etrex20
カメラ
NIKON coolpix AW100
トレッキングポール
1
電子国土地形図
コンパス
35Lザック
1.8L
行動食
キャラメル・チョコ・飴 100g
食糧
あんぱん・おにぎり 250g
非常食
カロリーメイト・ゼリー 310g
シェルター
HERITAGE エマージェンシーソロシェルター 200g
シュラフカバー
ミクロテックス 260g
ウォームアップシーツ
230g
防寒着
フリース・目出帽・手袋・替靴下・ミニカイロ 400g
救急用品
コムレケアなど
補助ロープ
8mm×20M 1200g
ハーネスセット
ハーネス・カラビナ×2・スリング・ATC 800g
ナイフ
40g
タオル
熊スプレー
40g
カウベル
80g
ヘッドランプ
210g
レインウェア
ゴアテックス スパッツ込み 1000g
メッシュズック
建さん
赤テープ
貴重品

感想

かつて黒岩峰を経由して割引岳に登るコースが存在した。
藤島玄の『越後の山旅 下巻』(1979年 富士波出版社)に、大まかな解説と概念図がある。

黒岩峰へのコースは2つ。
1つは、神字川を遡行するコース。
地形図をみると、630Mあたりで神字川の両岸から林道が合流している。
その先730Mまで道が続いていた。
駒止めと呼ばれた730M地点から、幕岩沢という沢を登る。
水に入ることなく黒岩峰の稜線まで上がれたらしい。
もう1つは、黒岩峰から西方向の尾根道コース。
これは営林署の管理する道だ。

今回、ルートAとルートBで神字川をさかのぼろうとしたが、うまくいかなかった。
ただし、ルートBについては、神字川の水に入ることをいとわなければ、730M地点まではいけるはずだ。
沢に登る人たちはそのルートで730M地点を経由し、もっと困難な沢に入っていく。

ルートCの尾根には踏み跡があった。
踏み跡が黒岩峰まで続いているかどうかはわからないが、このルートがいちばん有望だ。
次回はこの尾根道にターゲットをしぼり、行けるところまで行ってみたい。

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