亀瀬街道を行く；八尾市、物部氏の夢の跡

2021年10月16日(土) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 7.2km
• 登り: 9m
• 下り: 2m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:50

10:28 スタート地点
14:25 14:26 JR八尾駅
15:18 ゴール地点

天候

晴れ時に曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路；JR京都駅より普通奈良線で奈良乗換、大和路快速（関西線）王寺乗換て加美駅下車徒歩
復路；JR久宝寺駅（関西線）より快速で奈良へ、奈良よりみやこ路快速でJR京都駅へ

コース状況／危険箇所等

特にない　横断歩道注意

その他周辺情報

久宝寺駅前、八尾駅前などに色々ある

写真

10/16 10:48

左大阪
平野街道へ

10/16 10:50

ゆるくカーブ
古い路の特徴
一般に川に沿っている

10/16 10:54

この辺り加美郷

10/16 10:55

鞍作寺　
7c日本最初の僧　
善心尼創設になるお寺
何度か造り修されているが健在

10/16 10:56

説明書き
法隆寺などと同はんの瓦が出土

10/16 10:57

中には入れず（日曜日）
覗いてみた

10/16 12:16

亀井跨道橋
古代物部氏の栄えたところ
色々交差して走っている
古代の人々が出てきたら仰天！

10/16 12:17

古い街道
亀瀬街道
やはり曲がっている
これも川に沿っていたのだろう
大和川支流は色々と場所を変えた

10/16 12:24

跡部神社（延喜式に載る）
物部氏と同族の跡部氏が居住
旧大和川沿いに建つ

10/16 12:25

大銀杏と大楠
八尾市指定がある
これは大楠

10/16 13:13

亀井遺跡の跡（古代大和川の河川敷）
河内湖の良い港があった

10/16 13:36

さらにテクテク
亀瀬街道
（大和川沿いを奈良方面へ）

10/16 13:47

大聖将軍寺（古戦場跡）
下の太子
聖徳太子が物部守屋を倒すことになった場所近くに立つ
太子堂遺跡が発掘されている

10/16 13:47

物部守屋の血を洗った池

10/16 13:54

何世代か前の大楠の陰に隠れて見ていた聖徳太子

10/16 14:04

物部守屋の墓
日本中の主な神社がここを祀る

10/16 14:15

近世に頼山陽の弟子で学舎を開いていた跡

10/16 14:22

渋川神社
元の物部守屋の渋川での邸宅跡？
大楠がある

10/16 14:26

樹齢800年以上の大楠
八尾市指定記念物

10/16 14:34

急植田家住宅
公開200円

10/16 15:03

久宝寺遺跡の跡
大和川の北側で河内平野南部
古代から大阪、河内湖と奈良方面を結んで繁盛

10/16 15:13

流水紋銅鐸出土地の碑

10/16 15:14

粘土質の土壌から酸素にさらされていない赤銅色の銅鐸が出た（写真より）

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

装備

個人装備

雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 飲料水1000ml

感想

Konnichiha

白鷹録水苑の歴史ウオークに参加した
それほど暑くはないが八尾の町をテクテク

河内平野のど真ん中　八尾市
大和川支流は色々と場所を変えた
昔は河内湖のほとりで大阪と奈良を結ぶ要衝の地
船で荷駄（魚の干物、肥料など）運ぶ
渡来系人が多く住んでいた
物部氏とその一族跡部氏、弓削氏など
大和川沿い、JR関西線沿いには
加美遺跡、亀井遺跡、久宝寺遺跡と並んでいる
弥生時代中期の墳丘や田んぼが発掘され多くの出土品
人面の絵がある壺など興味深い
外洋船も出土　堤の工事跡や地震でもずれ跡

亀瀬街道筋は河内から大和川沿いに奈良橿原方面へ
その昔若い聖徳太子が馬で通っただろう道筋

金ピカというか赤銅色の銅鐸も見つかったという

ほとんどの遺跡は埋め戻されて
今は上に高速道路や水道ポンプなどがある
兵どもの夢の跡となっている