初しぐれ猿も小蓑をほしげ也 チャリレコ★蓮台寺駅(婆娑羅峠)ー松崎(旧依田邸)ー子浦・布良ー下賀茂(銭瓶峠)ー伊豆急下田駅
- GPS
- --:--
- 距離
- 63.9km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
帰り:伊豆急行・伊豆急下田駅から輪行帰宅
天候 | 初しぐれ のち うす曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り:伊豆急行・伊豆急下田駅から輪行帰宅 全線自転車を使用 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+LOOKペダル 歩けない自転車靴
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感想
初しぐれ猿も小蓑をほしげ也 松尾芭蕉
季語:初時雨=立冬後の最初の時雨
訳:初時雨の中、猿も私と旅をしたいのだろうか。小蓑を欲しそうにしている。
時雨の厳しい季節感や猿への愛しさ哀れみ、それを凌いで旅の象徴である蓑・笠こそが賞賛されるという芭蕉の気風が前面に出た作品。
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今日11月7日は立冬。
バカな予報士は暦の上で今日からは冬と言っていますが、今日を境に突然「真冬」に成るわけではないw 端境期であり、その立冬から真冬への移ろい・立冬そのものを楽しむのが風雅人です⁉
■初時雨
自転車旅に雨は禁物ですが、初時雨は格別で優美するもの
■時雨
初冬に降るにわか雨。局地性・瞬時性が強調され無上の観念と結びついた。冬の美観を代表する景物で、芭蕉にとっては風狂心をかきたてるものであった。
■風狂
1.常軌を逸していること。また、その人。
2.風雅に徹すること。
芭蕉の「時雨句」が異常に多く(;'∀')
■時雨忌
俳人松尾芭蕉の忌日「芭蕉忌」の傍題。ほか桃青忌、翁忌、ばせを忌がある。
しぐるる蓮台寺駅でウェーティング‘’一時間半‘’は静かな時間。。
私のチャリは雨が嫌いなので、蓑を纏って突っ切っては行かないです(;^_^A
■松崎町
今も電車のない西伊豆の一町村・松崎こそ、明治維新の地方版といえる。
中心人物の依田家がありとあらゆることを、、
リトル渋沢栄一ありなんです(;'∀')
時雨忌の風雅ただなか初時雨 ほの香
初しぐれ時に天城を隠しけり ほの香
初しぐれ傘それぞれの女学生 ほの香
はつ時雨山添ふ駅の潦 ほの香
初しぐれ古カフェに蓑のありにけり ほの香
通学の傘も旅也はつ時雨 ほの香
松崎は蔵多き町初時雨 ほの香
初しぐれ隠れ湊の松崎に ほの香
時雨忌や継続続く定期券 ほの香
時雨忌の我が名過客に加へらん ほの香
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